口元のニキビ跡が消えない！繰り返すのは意外な原因だった！

2.口元にできるニキビの気になる症状

口元にできるニキビは他の箇所にできるニキビと症状が違うこともあります。そのため「本当にニキビ？」と悩んでしまう人もいるようです。口元にできるニキビの症状を見ていきましょう。

2.1.口元のニキビで白いポツポツ

白いポツポツは鼻、頬、おでことさまざまなところで見られるニキビの初期症状ですよね。これを「白ニキビ」と呼びます。

「白ニキビ」は毛穴に皮脂や老廃物が溜まって外に出てこれなくなっている状態です。まだ炎症を起こしていない状態のニキビです。

「白ニキビ」ができる原因は皮脂の過剰分泌、ターンオーバーの乱れ、乾燥による皮脂の過剰分泌があります。「白ニキビ」は毛穴が詰まっているだけなので、見落としがちですがひとつあるとその周辺にいくつかあることが多いニキビです。

2.2.口元のニキビがかゆい

ニキビは口元に限らずかゆみを感じるのは乾燥が原因と言われています。肌は乾燥を感じるとかゆみが発生します。

かゆみが発生する原因

・乾燥
・雑菌
・アレルギー

乾燥するとかゆみが生じるのは肌内部の水分量の低下で、外部からの刺激を敏感に感じるようになってしまうからです。うるおいのある肌であれば少しの刺激も跳ねのけます。しかし、乾燥でかゆいみを感じるのはごく自然な現象です。

ニキビがかゆみを発生しているのは乾燥して刺激を感じやすくなっているところに、ニキビができるとムズムズとニキビ自体が刺激となります。

ニキビにかゆみを感じてかきたくなっても絶対に止めましょう。特に外出先などは手に雑菌がたくさんついていることもあります。

このような時にはとりあえず冷やすことがポイントです。水で濡らしたタオル、冷たいペットボトルをハンカチなどの上から当てるだけでも、患部が冷やされかゆいが緩和します。

2.3.口元のニキビで膿がある

膿を持ったニキビは「アクネ菌」の増殖を抑えるために「白血球の一種」が攻撃し、それが死骸となったものが膿です。

つまり身体の防御反応の跡ということです。毛穴で増殖した「アクネ菌」を抑えるために血液中の白血球の一種である「好中球」が「アクネ菌」に攻撃します。

攻撃したことにより、見た目のニキビは炎症がさらに進んだ状態になります。膿を持った状態のニキビは「アクネ菌」と戦った後の状態ですので鎮静へと向かっていきます。

2.4.口元 のニキビはヘルペスのことも

口元にできるものでニキビと間違いやすいのが「ヘルペス」です。ニキビとヘルペスの違いを見ておきましょう。

■　ニキビの原因

ニキビの原因は「アクネ菌」です。アクネ菌」は身体に通常いる「常在菌」で、人間の肌に存在している菌です。何らかの理由で皮脂が過剰分泌され、毛穴に老廃物や汚れとともに詰まってしまい、そこに「アクネ菌」が繁殖し炎症を起こすのがニキビです。

■　ヘルペスの原因

ヘルペスの原因は「ウイルス」です。「ヘルペスウイルス」は本来、人体に誰もが持っているウィルスです。しかいｓ、ストレスや栄養不足、体力の低下などで、免疫力が低下すると身体の外に出ようとする特徴があります。これが身体の表面に現れる吹き出物や、湿疹です。