口元のニキビ跡が消えない！繰り返すのは意外な原因だった！

ニキビの中でも口元にできるニキビは人と会話している時など、人目に付きやすく気になりますよね。季節によってはマスクでずっと隠している人もいるようです。また、繰り返しできてなかなか治らない、ニキビ跡になりやすといった声も聞かれます。口元にできるニキビの原因と予防法をご紹介しましょう。
目次

1.口元にできるニキビの原因はなに？
1-1.口元ニキビはホルモンバランスの乱れが原因
1-2.口元ニキビは内臓が弱っていることも
1-3.口元ニキビは乾燥が原因のことも

2.口元にできるニキビの気になる症状
2-1.口元のニキビで白いポツポツ
2-2.口元のニキビがかゆい
2-3.口元のニキビで膿がある
2-4.口元 のニキビはヘルペスのことも

3.口元にできたニキビが治らない！

4.繰り返す口元ニキビに有効なサプリメント
4-1.ホルモンを整えてくれる「女性のミカタ」
4-2.大人ニキビに「PAIR A　ペアA錠」
4-3.お腹をキレイに「きらりのおめぐ実」

5.口元ニキビの跡を消したい

6.まとめ

1. 口元にできるニキビの原因はなに？

口元にできるニキビは他のニキビと同じ原因なのでしょうか？Tゾーンと顎は確かに皮脂が多いところではありますよね。でも唇に近い場所はそれほど皮脂が多いと言えません。口元にできるニキビの原因を探っていきましょう。

1.1.口元ニキビはホルモンバランスの乱れが原因

口元にできるニキビはホルモンバランスの乱れが大きく影響しているようです。女性は生理予定日の2週間前ごろから「プロゲステロン」と呼ばれる黄体ホルモンが分泌されます。

黄体ホルモンは男性ホルモンに似た働きもあり、皮脂の分泌を活発にします。生理前の黄体ホルモンが過剰な時期には、肌の皮脂量などコンディションが不安定になり、同時に体温も上がる時期なので炎症が進みやすくなる傾向があります。

1.2.口元ニキビは内臓が弱っていることも

口元にできるキビは他の場所にできるニキビとは違う原因があります。それは胃腸などの内臓が弱っていることです。ニキビで食べ物というと脂っこいものを思い浮かべますよね。

口元にできるニキビは刺激物などで胃腸に負担がかかっていることも原因と言われています。例えば氷の入った冷たい飲み物をストローなどで一気に飲んでいることはありませんか？

氷入りの冷たい飲み物がそのまま胃や腸に届いてしまうと胃腸は温まるまでに時間がかかり、動きも鈍くなってしまいます。

他には激辛メニューなども胃腸に大変な刺激となり回復するまで大きな負担となります。甘いものも注意が必要です。糖分は体内に入るとインスリンが分泌されます。インスリンは皮脂の分泌を促す働きがあり、甘いものを摂取し過ぎると皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

胃腸が元気でないと消化不良を起こし、栄養を十分に吸収することができなくなってしまいます。すると新陳代謝、免疫力の低下が起こり肌などにも表れていきます。

胃腸の不調は便秘にも繋がります。腸に長い間、便がとどまっている状態は便の腐敗が進み、腸の中で有害な物質が発生します。その有害な物質は腸壁から吸収され、血液中に溶け込み汗や皮脂などに入り毛穴から排出されます。

胃腸が弱って元気に動けないとニキビとなって表れるますが、それが口元、顎、おでこに出やすい特徴があります。

1.3.口元ニキビは乾燥が原因のことも

ニキビの最も多い原因は皮脂の過剰分泌と言われていますが、Tゾーンは確かに脂っぽいがUゾーン、口周り周辺は乾燥していることもあるのです。

これは肌表面に皮脂がある状態でも肌内部が乾燥しているということもあります。肌は水分が不足していると乾燥を補うために皮脂を活発に出そうとします。これがインナードライの状態です。

インナードライは大人ニキビに多い症状で、特に女性でホルモンの影響を受けやすい人にも多く見られます。油分の強いスキンケア商品を避けるあまり、肌内部に水分を留めておく力が弱っていることもあります。

1.4.口元ニキビは外からの刺激が原因のことも

口元にできるニキビは外からの刺激が原因のこともあります。男性は口の周りに髭が生え、それをカミソリや電気シェーバーなどでお手入れしますよね。

思いがけず切ってしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか。切り傷にならなくても毛穴周辺を傷つけていることはあります。また、使用しているカミソリやシェーバーの刃に雑菌が付着してる可能性もあります。

これが毛穴を刺激し菌の繁殖に繋がることがあります。また、口元、特に顎はマフラーや寝ている時の布団が当たる場所です。

いつも清潔なマフラーやふとんであるとは限りません、肌が敏感になっている時や毛穴に皮脂が詰まって、いつ炎症を起こしてもおかしくないような状態のときは、これらがみな刺激となってニキビになることがあります。