食物繊維は、腸内の働きを活発にし、排泄物が上手く排泄されるのを促すので、腸内環境を整える働きがあります。
また、食物繊維の働きで、ゆっくりと食べたものが流れていくことになり、糖の吸収を抑える効果があります。
さらに、糠部分に含まれるGABAは、コレステロールの増加を抑える働きがあり、肥満を予防します。
酵素玄米にすることにより、GABAの増加が期待できるので、その作用はさらにアップすることになります。
2-2.美肌に効くって本当?
肌を痛める原因は、幾つか考えられますが、一つには、腸内環境の悪化があります。
腸内環境が悪化して、悪玉菌が増殖すると、その毒性が血液を巡り、肌にまで到達して、肌荒れを引き起こすことになります。
酵素玄米には、豊富な食物繊維が含まれ、腸内環境を整える効果があるため、肌への悪影響を抑えることが出来ます。
もう一つの大きな要因は、体内で発生する活性酸素です。
活性酸素は、増えすぎると直接細胞を傷つける原因となります。
糠に含まれる、フェルラ酸、フィチン酸は、抗酸化作用呼ばれる、活性酸素を抑える作用があり、γオリザノールは、活性酸素を引き起こす原因となる紫外線を防止する作用があります。
こういった理由から、酵素玄米には、美肌に効果があると言えそうです。
2-3.健康に役立つの?
玄米が体に良いと言われている理由は、白米では取り除かれている糠の部分に秘密があります。
糠の主な成分として、フェルラ酸、イノシトール、フィチン酸、γオリザノールなどを挙げましたが、それぞれをもう少し詳しく説明します。
フェルラ酸は、ポリフェノールの一種です。
高い抗酸化作用を持ち、血圧を下げ、余剰の活性酸素を抑える働きがあるほか、脳神経保護の作用も持っており、アルツハイマー病を予防する効果もあります。
また、善玉コレステロールを活性化し、悪玉コレステロールの増加を防ぐことで、動脈硬化を予防します。
イノシトールには、脂肪の流れをコントロールして、肝臓に余計な脂肪が蓄積するのを防ぎます。
同様に、コレステロールの流れもコントロールするので、血管にコレステロールが溜まる動脈硬化も予防することができます。
また、フィチン酸は、血液の凝固を抑える働きがあり、血栓症などを予防する効果があり、またカルシウムの結晶を阻止する効果があります。
その働きで、高カルシウム尿症や、腎結石を予防する効果もあります。
さらに、血液のミネラルバランスを調節する働きもあり、高脂血症や導尿病予防の効果があります。
フェルラ酸と、フィチン酸には、抗がん作用と、抗腫瘍作用があるのは先にも述べました。
γオリザノールも、ポリフェノールの一種で、高い抗酸化作用を持つほか、コレステロールのコントロールに効果を発揮します。
また、脳の機能を改善する作用があります。
これらの働きで、大きな病気を予防する効果があります。
2-4.精神も落ち着く?
玄米に含まれる、イノシトールには、神経伝達の役目があり、パニック症候群などの治療に効果があると言われていますし、GABAも神経伝達物質として働き、興奮を抑え、リラックスを促す効果があります。
また、GABAが不足すると、睡眠が浅くなる傾向にあるので、これを外から摂ることで、深い睡眠を促し、疲労を回復することが出来ます。
このように、精神に作用する成分も玄米には含まれており、さらに酵素玄米にすることで、その成分が増加するため、よりその効果が高くなるということになります。
3.酵素玄米をためしてみよう!
3-1.酵素玄米の作り方とは?
酵素玄米の作り方は、割と簡単です。
ここでは、3合でご飯を炊くとします。
<材料>
・玄米3合
・小豆1/3カップ
・塩 小さじ1
・水
が必要です。
1.玄米を洗うために、ボールに入れます。
2.水で洗い、一度水を捨てた後、再び3合ほどの水を入れます。
3.そこへ、小豆と塩を入れ、泡だて器を使ってしっかり混ぜます。
4.水を少し足し、水面が玄米よりも1cmほど高くなるようにします。
5.炊飯器にかけます。
6.炊き上がってから、1日1回かき混ぜるようにします。
7.3日ほど保温すると、もちもちの酵素玄米が完成します。
炊飯器によって、機能が違うため、この分量でカピカピになってしまう場合があります。
その場合は、水を少し多めに炊くことで、対処することができます。
3-2.小豆は必要?
酵素玄米を作る際には、小豆を入れることが定番のようになっています。
果たして、この小豆は必要なのかというのが、疑問に思われることもあるようです。
小豆を入れるのは、柔らかくするためであるという説もあるのですが、小豆を入れなくても柔らかくできるという例もいくつかあります
しかし、小豆を入れないで作るととても不味いという意見が多いようです。
また、黒豆でもできるのですが、大豆を使うと、腐敗をするという事例もあります。
現在のところ、小豆を入れるのは、小豆や黒豆に含まれるアントシアニンが、腐敗防止になっているのではないかと言われています。
アントシアニンが含まれる、ブルーベリーなども同様にできるかもしれませんが、味のことを考えると小豆、もしくは黒豆を使った方が良さそうです。
3-3.塩は市販で大丈夫?
玄米を炊くときに、塩を入れる理由は、二つあります。
一つには、玄米に不足しているナトリウムを補い、ミネラルバランスをとるためであるといわれています。
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