酵素玄米の栄養効果！上手に作って、酵素玄米の力で美容と健康促進！

健康や美容のために、酵素玄米を食事に採り入れようとしている人が増えています。

しかし、どのように手に入れればよいのか？どのように摂取すれば良いのか？と疑問が沸いてきますし、そもそも効果があるのか？というところも分からないという声も多くあります。

実は、酵素玄米は、自分でも簡単に作ることができます。

ここでは、酵素玄米を作ったことのある経験者の話をもとに、失敗しない酵素玄米を作る方法と、その食べ方、酵素玄米の効果を詳しく紹介していきます。

酵素玄米について、しっかりと知識を持つことで、酵素玄米を生活に採り入れ、健康に役立てることができるでしょう。

是非一読してください。

目次

１．酵素玄米ってなに？
１－１．酵素玄米とは？
１－２．他の米と何が違うの？
１－３．酵素ってなに？

２．酵素玄米の効果とは？
２－１．ダイエットに効果があるの？
２－２．美肌に効くって本当？
２－３．健康に役立つの？
２－４．精神も落ち着く？

３．酵素玄米をためしてみよう！
３－１．酵素玄米の作り方とは？
３－２．小豆は必要？
３－３．塩は市販で大丈夫？

４．酵素玄米をどうやって食べる？
４－１．３食食べて大丈夫？
４－２．おかずは何が合うの？
４－３．寝かせて食べないとダメ？

５．酵素玄米のおいしいレシピとは？
５－１．コロッケに使える？
５－２．酵素玄米ドリアとは？
５－３．どんぶりにも！

６．酵素玄米の問題とは？
６－１．保温し続けないといけない？
６－２．臭いがひどい？
６－３．継ぎ足してもいい？

７．酵素玄米　こんな人が食べてもいい？
７－１．妊婦でも大丈夫？
７－２．子供は問題ない？
７－３．こんな病気には？

８．まとめ

１．酵素玄米ってなに？

１－１．酵素玄米とは？

酵素玄米というものが、にわかに注目され始めていますが、そもそも酵素玄米とはどんなものなのでしょうか？

酵素玄米は、炊いた玄米を３日ほど保温し続けたもののことをいいます。

別名を、「寝かせ玄米」、「発酵玄米」ともいいますが、全て同じものです。

玄米は、お米の糠の部分を残しているものですが、ここに、フェルラ酸、イノシトール、フィチン酸、γオリザノールなどの成分が含まれており、これらの働きが健康に有用であることがわかっています。

さらに、玄米にはGABA（ギャバ）と呼ばれる、アミノ酸の一種が含まれていて、血流や、脳細胞の代謝に関係しています。

炊いた玄米を、３日ほど保温して寝かせることで、GABAの含粒量が増加すると言われており、これらの働きにより、健康、美容効果が期待されているのです。

１－２．他の米と何が違うの？

我々がよく目にする機会があるのは、白米です。

お米は、もともと、もみ殻を取り除くと、玄米という形で収穫されるのですが、白米はここから糠の部分を取り除いて精米したものです。

実は、この糠の部分に体に良い成分が含まれていることがわかっています。

先ほども挙げましたが、書き出してみますと、
・フェルラ酸：抗酸化作用、抗がん作用、抗腫瘍作用。
・イノシトール：脂肪肝、高脂血症、うつ病治療に効果がある。
・フィチン酸：抗酸化作用、抗がん作用、抗腫瘍作用。
・γオリザノール：コレステロールの吸収を抑える、紫外線防止、脳機能保持
などの働きがあります。

また、糠にはGABA（ギャバ）と呼ばれる、アミノ酸の一種が多く含まれています。
これは、神経伝達物質として働き、血流量を活発にし、脳細胞の代謝を活性化し、動脈硬化を引き起こすコレステロールの増加を抑える働きがあります。

こういった成分の入った糠をそのままにしてあるのが玄米であり、この糠を幾分削ったものを分づき米と呼びます。

昔は、白米を食べるのは贅沢とされており、江戸時代になってから庶民の間で白米を食べるのが流行して、現在までお米と言えば、白米のことを指すようになったと言われています。

現代では、玄米の栄養価を知ってはいるのだけど、おいしく炊くのは難しいとされており、味が合わないという理由から、白米、もしくは、分づき米を選ぶ場合が多いと思われます。

また、農薬が使われていると、糠の部分に蓄積するという理由から、玄米を避けるケースも多いでしょう。

しかし、本来の玄米の栄養成分から、玄米を食べる方が病気のリスクは少なくなるのです。

酵素玄米は、さらに元々の成分を効率よく吸収することが出来るということで、注目されています。

１－３．酵素ってなに？

酵素というのを、良く耳にすると思いますが、酵素とは一体どういうものなのでしょう。
酵素とは、体の中で起こる化学反応を起こす触媒としての役割を果たす分子だと言われています。

多くの栄養素をとったとしても、そこに酵素が不足していると、化学反応が起きず、
栄養素を本来働く状態に変えることが出来なくなります。

酵素の分類はいくつもあるのですが、働きから我々になじみのあるものでいうと、消化酵素というものもあります。

プロテアーゼ、ペプシン、トリプシンといったものも消化酵素の一つです。

消化酵素は、摂り込んだ食物を分解して、体で使えるエネルギーに変える役割があります。

では、酵素玄米でいう酵素というのは何かというと、実のところ調べてみてもきちんと説明されているものがないようです。

具体的に、どのような酵素が働いているのかは、わかっていないのですね。

また、酵素玄米を作る過程では、長時間の保温をする必要がありますが、酵素は熱に弱く、種類にもよりますが、４８℃で、２時間ほど熱しても壊れてしまうそうです。

したがって、酵素玄米は確かに体に良い作用があるのですが、酵素を取り込んで健康になるというよりは、酵素玄米の成分そのものが働きかけて、健康に効果があると思った方が良さそうです。

２．酵素玄米の効果とは？

２－１．ダイエットに効果があるの？

もともと、玄米には、白米と比べて食物繊維が豊富にあります。