リラックスしているときは開き気味になっていて、最も開いているときは睡眠中です。
反対に緊張しているとき、スポーツなどをしているとき、仕事中などは閉じ気味になります。
このように常に動いているものなのに、なぜ歪んでしまうのでしょうね。
2-1 歪む原因色々あります!
骨盤は体の中心部分にあって常に上下左右に動いています。
体の調子によって開いたり閉じたり複雑な動きをしていますが、ごく自然に元の状態に戻り
ます。
しかし何らかの状況で開いたり閉じたりした状態が長く続くことが歪みを作り出してしまい
ます。
例えば
◆足を組む
◆横座り
◆机に肘をつく
◆片方に体重をかけて立つ
日常的に下半身が片側に寄ってしまうような姿勢だった場合、全体のバランスを取るために
上半身が反対方向に動きます。
前に傾いていれば後ろに、斜めなら反対の斜めに、体を支えるために筋肉が色んな方向に力を
入れて支えるので骨盤も捻じれた状態になります。
骨盤スクワットがこのような習慣を直すきっかけになると良いですね。
2-2 骨盤の歪みから様々な体調不良が!?
骨盤は上半身と下半身を繋ぐ役割をしていますし、様々な部位と関係していますので思っても
みないような症状が出ることもあるようです。
◆頭痛、肩こり、首の痛み
脊柱の上部で体全体のバランスをとろうとするので、頭痛や肩こり、首の痛みにも繋がります。
◆股関節への影響
骨盤が開くことで股関節痛やO脚やX脚のように足が変形してしまうこともあります。
◆子宮や卵巣を圧迫
子宮や卵巣などが圧迫されると、結果ホルモンバランスが崩れ生理痛や生理不順、肌荒れなど
の症状を引き起こします。
◆小腸や大腸
小腸や大腸が骨盤の歪みで圧迫されると、便秘や下痢の症状を引き起こします。
◆血流が悪くなる
下半身太りを引き起こしやすくなります。
◆睡眠障害
通常睡眠時には骨盤は開いていますが、何らかの理由で骨盤が閉じた状態で寝てしまうと、
不眠症などになる可能性もあります。
◆顔が大きくなる!?
骨盤と頭蓋骨にある後頭骨とは繋がっていて、骨盤が開くと顔が大きくなるという説もある
ようです。
ということは骨盤スクワットで顔が小さくなるという可能性もあるのかも知れません。
その他、むくみや冷え、更年期障害、産後の体調不良、イライラなども骨盤の歪みが原因と
いわれています。
2-3 骨盤歪み度チェック!
では、まずは左右に骨盤が歪んでいるのかどうかチェックしてみましょう!
◆両足の開き
床に足を真っ直ぐ延ばして座ります。
力を抜いた状態で足を延ばし軽くかかとをつけた状態にすると、つま先はどの位開きますか?
片方が開きすぎだったり閉じすぎだったら歪んでいる可能性があります。
◆左右に振る
星座をして目を閉じたまま、両手と体を振り子のように振ります。
正面だと思ったところで止めて目を開けます。
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