そうなると血管と心臓に大きな負荷がかかってしまい、高血圧を引き起こしてしまいます。高血圧になると、最悪の場合では心疾患や脳卒中などの死につながる危険な病気になることもあります。つまり、日頃から適度なカリウムを取っていれば、塩分を大量にとってしまって体内の水分量が増えても安心です。
3.カリウムの効果はいろいろある
カリウムの大体のイメージはできてきたかと思うので次は、カリウムの代表的な効果を詳細に説明します。どんな効果があり、欠乏するとどんな危険性があるのかを知っておき、今後のカリウム摂取についての参考にしましょう。
3.1 高血圧症を予防してくれる
先ほどもあげた高血圧症への影響がやはり一番の重要ポイントなのでとりあえず繰り返し説明します。食塩に含まれるナトリウムの過剰摂取が高血圧症の大きな要因なんですが、カリウムには余分なナトリウムと結びついて体外に排泄する作用があり、塩分を控え、カリウムの摂取を増やすことは特に効果的です。
カリウムは、水に溶けやすく、調理による損失も大きい栄養価のため、できるだけ生で食べるように気をつけましょう。加熱する場合には、煮汁にカリウムが溶け込んでいるので、煮汁も一緒に食べることで防げます。さらに食塩の摂取が多いと、ナトリウムと一緒にカリウムも排泄されてしまうので、いずれにしろ塩分の取りすぎには注意です。
3.2 脳血管障害にだって効果あり
脳血管障害は、そもそも高血圧からも引き起こされますので、高血圧を引き起こす塩分の過剰摂取は注意が必要です。塩分を取りすぎると体内のナトリウム濃度が増し、それを薄めようとして水分が血液中に引き込まれるために、循環血液量が増して血圧が上がります。その結果、最終的には脳血管障害が引き起こされるのです。
そこでカリウムです。カリウムには、腎臓でのナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用があり、高血圧を予防、改善することで、脳血管障害に有効です。野菜や果物がよい供給源ですが、塩分の取りすぎに気をつけて調理しましょう。そのまま食べられる果物やドライフルーツを利用したり、調味料をカリウムを含む粗塩や黒砂糖にするのも良い対処方法です。
3.3 肥満にも意味あり
肥満の人は高血圧を合併しがちですが、そのため、先ほどから申し上げているとおり、カリウムには塩分を排泄させる作用があり、血圧が上昇するのを防ぐので最適です。また、カリウムは筋肉でエネルギー作りに作用するため、不足すると筋肉の働きがわるくなりますので肥満にも影響が出ます。
そのため、カリウムは野菜や果物に多く含まれるので、積極的にとるように心がけます。塩、砂糖といった調味料の選び方によっても、カリウムの摂取量は増やすことができます。精製度の低い天然塩や粗製糖にはカリウムやカルシウムが豊富なので取りれることを検討しましょう。1回あたりの使用量は少なくても、健康の点では食塩や上白糖より断然オススメです。
3.4 尿酸値を下げよう!
カリウムは尿をアルカリ性にしてくれるので尿酸値を下げることにも影響があります。尿酸の排泄を促すには、尿をアルカリ性にすることが大事なのです。尿がアルカリ性になれば、尿酸が尿に溶けやすくなって排泄され、尿路結石の予防にもつながり、一石二鳥です。
カリウムとナトリウムは体液中でバランスを保つ関係にあるので、カリウムが不足するとナトリウムが過剰となり、高血圧などの症状が出やすくなるので注意が必要です。尿酸値が気になる方は、カリウムを多く含む野菜、果物、海藻などをしっかり摂りましょう。カリウムは日本人の食生活に不足気味の栄養素なので、これらの食品をできるだけ多く摂りバランスを保ちましょう。
3.5 うっ血性心不全にも効果的
カリウムはうっ血性心不全にも効果があります。特に利尿剤などを飲んでいると低カリウム血症などになり、心筋の働きを低下させ、強心剤の効き目を落としてしまいますので、カリウムを積極的に摂取しましょう。
うっ血性心不全は、高血圧などとも関連してるので、日頃から、塩分を控えつつ、カリウムを野菜、果物、海藻などから摂取しましょう。
4.カリウム摂取に良いのは、青汁なんです!
4.1 青汁とは
普段の食事のみでは十分なカリウムを取るのは難しいと思っている人もいませんか。実際にスーパーでの買い物や調理する際のメニューをカリウム目線で考えるのは、結構大変なことです。じゃあどうすれば良いかというと手っ取り早く摂取できるものがあれば良いのです。それが青汁になります。青汁はカリウムを豊富に含む葉野菜の栄養をそのまま、液体、粉末、錠剤にした健康食品になります。
液体ならそのまま飲む、粉末を水に溶かすだけ、錠剤ならそのまま飲むだけなので、手間もかかりませんし、普段の食生活を大きく変える必要はありません。いつもの食事に1杯青汁を足したり、朝に飲んだりするだけで、足りない栄養をおぎなうことができると考えられます。
青汁の主原料にはケール、大麦若葉、明日葉のいずれかが使用されていることがほとんどですが、これらの三大青汁原料はどれもカリウムが豊富です。ちょっとしたカリウム不足を補いたいという方は、青汁を選んでみてください。青汁でむくみ解消と高血圧の予防することも可能かもしれません。
4.2 カリウムが豊富な野菜はどれ?
①ケール
カリウムが豊富な青汁野菜としてはまずは、ケールです。ケールは「野菜の王様」といわれるほど栄養価が高く、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった様々な栄養素がバランスよく含まれており、グリーンスムージーやサラダなどいろいろな健康フードに活用されています。
このケールは味の面ではあまり良い面はなく、とても苦味や青臭さがありますが、栄養面では何度も豊富にあり、当然カリウムも豊富に入っています。その他にも豊富で、β-カロテンやクロロフィル、ルテインなどの色素成分もふんだんに含んでいたり、ケールならではの成分であるメラトニンを含むことで、眠気を誘ったり、質の良い睡眠に導いてくれるという評判も最近では注目されています。
②大麦若葉
大麦若葉も、青汁の原材料として広く活用されており、カリウムが豊富な野菜です。大麦若葉は、ケールとは異なり葉野菜独特の臭みや苦味も少なく、子供でも飲みやすいといわれる優れものです。
ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素以外にも、糖質、タンパク質、脂質などの三大栄養素も含んでいるのが、優れた一面であり、青汁のベースの野菜として重宝されています。
効果としては、抗酸化作用があったり、SOD酵素により活性酸素の除去効果、あとは、食物繊維が豊富なので便秘解消にももってこいで、栄養補給だけでなく、健康維持、体質改善にも最適な野菜だといわれています。
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