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かまぼこダイエットの効果は?低カロリーでも太りやすいって本当?

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一方でデメリットもあります。他のダイエット法にも言えることですが、長く続けていると、同じ味に飽きやすいという点です。

いくらおいしく食べやすいとはいえ、同じものを毎日食べていたのでは、しばらくすると飽きやすくなってしまいます。これを防ぐには、レシピを変えるなどの工夫が必要です。

もう一点は、食べ過ぎはNGということ。かまぼこは塩分が含まれているため、食べ過ぎると逆に健康によくありません。また、同時にごはんも進んでしまうため、返ってダイエット効果がなくってしまいます。

かまぼこダイエットは、1日1本程度など、分量を決めて行いましょう。

2.かまぼこのカロリーや栄養は?

低カロリーで健康的ということで知られるかまぼこですが、具体的にどれくらいのカロリーで、どんな栄養があるのでしょうか?

次はその点について見てみましょう。

2.1.かまぼこのカロリーは?

かまぼこのカロリーは、100gあたり約95kcal一本で約130kcalとなっています。豚肉100g(豚バラ肉)のカロリーが約380kcal、鶏肉(もも肉)は230kcalですから、いかにカロリーが低いかが分かります。

これだけ低カロリーで、しかも低脂肪。脂質は100gあたりわずか0.9gしかありません。かまぼこがダイエットに向く理由は、ここにあるのです。

2.2.たんぱく質が豊富なかまぼこ

かまぼこは、低カロリー・低脂質なだけではありません。たんぱく質が豊富なことでも有名です。

かまぼこに含まれるたんぱく質は、100gあたり約12g。一方木綿豆腐に含まれるたんぱく質は6.6gで、しかも脂肪が4.2gあります。

たんぱく質は、人間の体の大部分を構成する大事な成分です。臓器や皮膚・髪はもちろん、血液中の抗体なども、全てたんぱく質からできています。

つまり、かまぼこはダイエットだけでなく、健康維持のためにも大変役立つ食べ物なのです。

2.3.「かまぼこは太りやすい」は本当?

低カロリーでヘルシー、ダイエットに効果的というかまぼこですが、「食べ過ぎると太る」という意見もあります。どういうことなのでしょうか?

かまぼこが低カロリーで、ダイエットや健康目的で役立つというのは事実です。その一方で、食べ方を誤るとダイエットに失敗する可能性もあるのです。

問題となるのは、「食べごたえ」の点です。かまぼこは味が淡泊で、しかもそれほどおなかに溜まる食べ物ではないため、どうしても物足りない感じがしてしまうという人も。

そのため、つい食べ過ぎてしまったり、同時にご飯が進みすぎてしまうという場合もあるのです。また、物足りなさからほかの食べ物に手が出てしまう危険もあります。

もちろんこれは人にもよりますが、もしかまぼこの食事が物足りないという人は、他の食材を取り入れて腹持ちを良くするなどの工夫が必要でしょう。

食物繊維の多い野菜や、卵と絡めるなど、ちょっとした手間を加えることで、腹持ちもアップし、ダイエットも成功しやすくなります。

3.かまぼこダイエットの効果・効能

何度も述べたように、かまぼこはダイエットに役立つだけではありません。健康面でも、さまざまな働きがあるのです。

かまぼこダイエットの効果・効能について見てみましょう。

3.1.骨や歯を丈夫に

かまぼこは魚が主な原料です。そして、魚にはカルシウムが豊富に含まれています。

カルシウムが骨や歯の健康に欠かせない成分というのは、良く知られていることです。つまり、かまぼこを食べることは、骨や歯を丈夫にするのに役立つのです。

しかもかまぼこには、原料のカルシウムが100%残っています。

また、カルシウムは精神的な安定にも役立つ成分。ですからかまぼこは、リラックスやストレス解消の効果も期待できるのです。

3.2.血液をサラサラにする

イワシやサバなどの魚には、EPAという成分が含まれています。これは、血液をサラサラにする成分として知られています。

EPAは脂肪酸の一種で、体内で作ることのできない「必須脂肪酸」に分類されるもの。血液をサラサラにし、動脈硬化を防いで、心筋梗塞などの生活習慣病を予防するという効果があります。

イワシやサバは赤身魚ですが、前述のように赤身魚を原料としたかまぼこも作られています。そうしたかまぼこを食べることで、血流改善、生活習慣病予防に役立つのです。

また、同じ練り物のさつま揚げにもEPAは豊富に含まれていますが、さつま揚げのカロリーは100gで約140kcalと高めなので、食べ過ぎには注意が必要です。

3.3.脳の働きも活発に

EPAと同じ必須脂肪酸であるDHAは、脳内に多く存在することが知られており、脳の働きを活発化させる成分として有名です。


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