ニキビの原因は角栓だった！そのケア方法とやってはダメなこと

3. やってはダメなことをやってしまったら…

あなたは肌に負担になる方法で角栓ケアをしているかもしれません。これからご紹介する方法は絶対にやらないようにしてください。

ヘタすると肌の真皮層を傷つけ、一生その毛穴の開きが治らなくなる可能性があります。

また、これからご紹介することをすると、角栓が取り除けて肌がきれいになった気がしますよね。しかし、それって一時的なものなのです。

根本的な原因を解決していないため、何度でも角栓は作り出されてしまいます。

そうならないように、するのをやめましょう。また、もしもやってしまった方には応急措置としてのケア方法もお伝えしています。

3-1. 爪やコメドプッシャーで押し出す

爪やコメドプッシャーで押し出すと、にゅるっと出てくる感覚がたまらなく気持ちいいですよね。

出典 ｜　Amazon　

しかし、爪にはたくさんのバイキンがついています。そのため、取り除けなかった部分の角栓にバイキンが入り込み、ニキビになる可能性があります。

また、爪やコメドプッシャーでは力加減が分からずに真皮層を傷つける可能性が高いです。

今はいいかもしれませんが、後に毛穴開きのニキビ跡で悩むことになりますからやめましょう。

3-2. 毛穴パックでごっそり取る

毛穴パックは貼って放置しておくだけで、たくさん角栓を取り除くことが出来ますよね。

出典 ｜　スキンケア大学　

しかし、これってはがすときに少なからず肌に負担を与えています。角栓ができてしまう肌というのは、肌バリアが低下している肌でしたね。

そんな低下している肌に刺激を与えてしまったら…あなたの肌はもっと不健康になっていきます。

その毛穴の開きを縮める力も薄れ、アクネ菌と戦う力もなくなってしまうのです。

3-3. スクラブ洗顔でゴリゴリ洗顔する

出典 ｜　メンズスキンケア大学　

スクラブの粒子入りの洗顔料って毛穴の中に入って、角栓を取り除いてくれるような気がしますよね。

しかし、そんな甘いものではありません。

角栓で悩んでいる人は既にかたい肌になってしまっている可能性が高いです。そんな肌にスクラブ洗顔をしても、毛穴に入りません。

それどころか肌表面の角質を傷つけます。角栓が出来てしまう方はターンオーバーが乱れていることが多く、肌表面には未熟な細胞が出ているかもしれないのです。

それを取り除けばさらにバリア機能が下がり、刺激から守るためにどんどん肌がかたくなります。

角栓を取り除きたいのに、悪循環を生んでしまうのです。

角栓とバイバイしたいのなら、使わないようにしましょう。

3-4. もしもやってしまったら消毒＆収れん化粧水

もしも、これまでに紹介した３つのコトをおこなってしまったのなら…。

必ず消毒をし、化粧水でたっぷりと保湿しましょう。

また、化粧水は収れんタイプのものを使うのもオススメです。なぜなら、毛穴がポッカーンと開いたままの状態になっているはずだからです。

そのような状態にしたままだとまた毛穴に角栓が詰まり始めます。

もう二度と角栓が出来ないような肌づくりをしていかなければならないのです。