隠れ肥満を今すぐ解消！これであなたも必ずスリムな健康体になれる！

また、内臓脂肪の細胞からは、「アディポサイトカイン」というホルモンに似たものが分泌されています。
アディポサイトカインには善玉物質と悪玉物質とがあり、内臓脂肪が増えることで悪玉物質が大量に分泌されてしまうのです。
そしてこれも血糖値の上昇、血圧の上昇、動脈硬化の促進といった悪影響を起こします。

3.1　生活習慣病まっしぐら！

隠れ肥満は生活習慣病と深く関係しています。
生活習慣病には糖尿病や高コレステロール血症、高血圧、痛風・高尿酸血症などがありますが、これらの病気は肥満が原因とされています。
生活習慣病になると動脈硬化促進の要因となり、心筋梗塞や脳梗塞などが発症する確率が高くなってしますのです。

3.2　婦人科疾患のリスクが高まる

女性の場合は、肥満によって血液中の「テストステロン」というホルモン値が上昇し、卵巣ガンリスクが高くなると言われています。
また、閉経後も女性ホルモンの濃度があまり下がらないため、乳がんリスクも高まるようです。

女性の体は脂肪がつきやすく、さらに女性特有のリスクまであるとなると「こわくて太れない…」なんて思いますよね！
でも、食事制限や無理なダイエットは余計に危険なの絶対にでしないでくださいね！

3.3　心臓に猛烈な負担がかかる

脂肪が増えて肥満になると、心臓や内臓への負担が大きくなります。

これは、血管が脂肪に圧迫されて通常よりも強く動かないといけなくなるからです。
脂肪が増えたぶん毛細血管も伸びるので心臓はそこまで血液を届けようと一生懸命動いてしまうのです。
このことから、心臓病での死亡率は肥満ではない人と比べて1.5倍の割合で高くなるというデータもあります。

また、脂肪がついたまま高齢になった場合はどうでしょう？
高齢になるとちょっとした動きでも体への負担は大きくなります。
内臓脂肪のせいで更に心臓や内臓への負担も大きくなるので、高血圧や心臓病になる確率が高くなることがわかりますね。

4　あなたも隠れ肥満かも？！3つの方法で今すぐ隠れ肥満をチェック！

発見が遅れがちな隠れ肥満ですが、それでも注意して見てみると「もしかして…」と思える方法がいくつかあります。
体型・体質の変化や、生活習慣から脂肪がつきやすい体になっていないかチェックして、隠れ肥満に早く気づくことが大切です！

4.1　体脂肪率で隠れ肥満がわかる！

いちばん確実で良い方法は体脂肪率の測定です。
家の体重計に体脂肪も測れる機能がついていればいつでもチェックすることができますね。

先述したように、隠れ肥満と判断される体脂肪率は男性の場合20％以上、女性の場合は30％以上となります。
家庭用の体重計の場合、電機抵抗によって体脂肪率が出されるものが多いのですが、筋肉や水分は電気を通しやすく電気抵抗が小さいといえます。

逆に、脂肪は電気を通さないので電気抵抗は大きく、この抵抗率を測って体脂肪率の数値を出しています。
しかし、私たちの体は時間や状況によって水分量が変化しているため、測る時間やタイミングによって体脂肪率の数値が変わってしまいます。
なので定期的にチェックしたい場合は、毎日同じ時間に計測するのが良いでしょう。

■体内の水分量が多いとき…
電気抵抗が大きくなる　⇒体脂肪率の数値が低くなる

■体内の水分量が少ないとき…
電気抵抗が小さくなる　⇒体脂肪率の数値が高くなる

4.2　見た目や体型もでわかる？

リンゴ型体型は内臓脂肪が蓄積されている可能性が高いですが、洋ナシ型体型でも内臓脂肪が溜まっている可能性は十分にあります。
そこで、あくまでも目安にはなりますが、腹囲を測って判定する方法があります。

隠れ肥満のサインとしていちばん多いのは「お腹周りの脂肪」です。
お腹周りの脂肪が気になる人は一度測ってみると良いでしょう。

【内臓脂肪型肥満の判定基準目安】
・男性　ウエスト：85cm以上～

・女性　ウエスト：90cm以上～

4.3　当てはまる項目でセルフチェック

見た目の体型以外に、生活習慣でも隠れ肥満を疑うことができます。
どれだけ脂肪をつけやすい生活をしているのか、あてはまる項目が多い程隠れ肥満の可能性が高くなります！
普段の生活を振り返ってチェックしてみてください。

【隠れ肥満度チェック】
・体重は変わらないのに、体型が崩れる
・くびれがない
・ダイエットでリバウンド経験がある
・太りやすい
・運動をしていない
・汗をかきにくい
・冷え性である
・野菜をあまり食べない
・アルコールが好き
・揚げ物が大好物
・朝食を食べない事が多い
・甘いジュースや炭酸飲料をたくさん飲む
・毎食お腹いっぱいになるまで食べる

5　隠れ肥満になってしまった…今日から内臓脂肪を撃退！

もしも隠れ肥満だということに気づいてもガッカリしないでください！
逆に今気づけて良かったのです！