あなたは顔以外に、背中などにもニキビが出来ていませんか?実はそれってニキビではなく、マラセチア菌が原因の毛ほう炎かもしれません。
毛ほう炎はニキビと似ているため、しっかりと判断せずにニキビケアをしてしまいがちです。しかし、マラセチア菌による毛ほう炎にニキビケアは禁物なのです。
また、マラセチア菌はカビの一種であるため、セルフケアでは治りにくいことも。それでも自分でなんとかケアをしたり、マラセチア菌による毛ほう炎を作りたくないですよね。
そんなあなたのために、今回の記事ではカビの一種であるマラセチア菌の正体、そしてマラセチア菌を増やさないためにやるべきことをご紹介しています。
マラセチア菌について知ってから、治していきましょう。
目次
1. カビの一種のマラセチアがぶつぶつを作る
1-1. マラセチア菌は色々な種類がある
1-2. 夏場は特に増えやすい
1-3. ぶつぶつを作るだけではない
2. マラセチアでぶつぶつができてしまう原因
2-1. 気温&湿度が高い
2-2. 食生活の乱れ
2-3. 不潔なもので囲まれている
2-4. 紫外線による刺激
2-5. 生活習慣の乱れ
2-6. ストレスがたまっている
2-7. シャンプーなどの洗い残し
1. カビの一種のマラセチアがぶつぶつを作る
マラセチア菌というのは、誰の体にも存在する常在菌なんです。あなたの体にももちろんいますよ。
出典 | ニキビ専門.com
マラセチア菌は、ニキビに似ている毛ほう炎を作ります。ニキビは顔にポツッとひとつ出来るのに対して、マラセチア菌の毛ほう炎は小さなポツポツがたくさんできます。
そんなマラセチア菌は、肌を弱酸性にする働きがあります。そして、肌のコンディションを整えるという役割があるのです。
そのため、ぶつぶつを作るだけの悪いヤツではありません。
このマラセチア菌は、顔(主におでこ・こめかみ)、頭皮、首、背中、胸にすんでいます。ですから、毛ほう炎は主に体にできやすいのです。
あなたの体にできているそのポツポツは、ニキビではなくマラセチア菌が作り出した毛ほう炎かもしれないのです。
1-1. マラセチア菌は色々な種類がある
マラセチア菌といっても、5つの種類があります。
◎マラセチア・ダーマティス
◎マラセチア・レストリクタ
◎マラセチア・グロボーサ
◎マラセチア・シンポディアリス
◎マラセチア・ファーファー
この5種類があなたの体にも存在しているのです。
そして、私たちの肌を弱酸性にする役割をしてくれています。
1-2. 夏場は特に増えやすい
マラセチア菌は、湿度や気温が高い時期に増殖します。
というのも、マラセチア菌は皮脂や汗をえさにしているからです。夏場は特に汗をかきやすいですし、汗と一緒にベトベトしますよね。
ですから、夏場は特に注意なのです。
また、夏場ではなくても汗が出やすい状況や皮脂や脂汗が出やすい環境も危険です。増殖しなければ肌を弱酸性に整えてくれますが、増えてしまっては悪さをするようになってしまうのです。
また、脂性肌の人というのは特に夏場は体中がベトベトするような気がしませんか?
そのような脂性肌の肌もマラセチア菌は好んでいます。なぜなら、皮脂がたくさんある状態だからです。
夏場には体中に小さなポツポツができることがありますが、マラセチア菌が原因だったのですね。
1-3. ぶつぶつを作るだけではない
マラアセチア菌は、増殖し毛ほう炎を作るだけではありません。外耳炎の原因になります。
その他にも脂ろう性皮膚炎、アトピーの悪化の原因、肌の茶色いシミの原因になるのです。
脂ろう性皮膚炎とは、主に生え際・頭皮・鼻の横あたりにできるものです。フケが出たり、悪化すると赤みやかゆみ、かさぶたができるようになります。これは自然に完治させるよりもステロイド外用薬、抗真菌薬を使ったほうが治りが早いです。
ひどい状態の場合は、内服薬が処方されることがあります。内服薬は、抗ヒスタミン剤やビタミン剤であることが多いです。
また、マラセチア菌によるアレルギー性湿疹が悪化するとアトピーになるといわれています。
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