オイルで治す!ホホバオイルの効果でニキビを退治

３：ホホバオイルを使ったニキビ退治

３－１：選びかた

大前提として、なるべく添加物の含まれていないものを選ぶことが大事です。実は、純粋なオイルになればなるほど高い効果が期待できるのです。選び方で考慮するのは、「精製されたオイル」「未精製のオイル」のどちらを選ぶかという事です。ここでの選び方は、敏感肌の人であれば、精製された透明のホホバオイルを選んでおいたほうが無難です。２つの違いですが、一つは「未精製」といい絞ったホホバオイルに手を加えずにそのまま詰めたもの。もう一つは「精製」という不純物を取り出しをする製法の違いになります。安心して頂きたいのは両者共にその主成分であるワックスエステルの効果は窺えますが、
ホホバオイルが支持されている理由はオイルに含まれるビタミンやミネラルの多さについては、残るという事です。

３－２：使い方

では、実際にホホバオイルを使ってニキビケアをしていく方法について、整理していきましょう。

ポイント１：クレンジング

クレンジングの重要さについては、知っているが、なかなか丁寧なくレンジが出来ていない人や、必要はないと思われがちです。しかし、よく考えてみてください。一日中メークをしたまま、外気に触れていて、その上に汗や皮脂と共に時間を経過した肌は汚れたまま長時間放置されているわけです。１日溜まった汚れが、クレンジング、洗顔では汚れを簡単に完全落とすという事はできません。油脂つまり、肌の油はオイルです。このオイルは、同じオイルを使う事により分解されるわけです。水は水、粉は粉が合う様に同じ部類が分解しやすいと考えて頂ければわかりやすいと思います。その中で、ホホバオイルは分子構造が小さなため、浸透力に優れ、肌や毛穴の汚れやメイクをしっかり落とす（うかす）だけでなく、顔に付着した雑菌から肌を守る効果があります。

<<クレンジング方法>>

たっぷりめのホホバオイルを手に取り、手の温もりで温める様なイメージで優しくお肌になじませる様にメイクを浮かしていきます。
（ただし、特別に濃い、アイメーク、防水マスカラ等、濃いメークは事前に専用リムーバーで除去する方がお肌には優しくなります。）
先ず、ホホバオイルを額からTゾーンへ、頬全体から顎先へ、唇、最後にアイメークを落とす為に目元の順に適量ずつホホバオイルを手に取り、指の腹で優しくなじませていきます。この時に注意したいのは力加減です。肌を無理やり引っ張る事の内容に優しい力で、オイルを活用し肌をなでる様にする事がコツです。
その後は、洗顔料を出来るだけ泡立てて洗顔してください。また、クレンジングを行った後は、湯船に15分ほど浸かりながらホホバオイルを手のひらに取り、顔全体を入念に優しくマッサージしてみてください。この方法を追加する事で、普段行っているクレンジングではとれない毛穴の奥に詰まった汚れや皮脂を浮かし出し、簡単に落とす事ができます。また、肌のターンオーバーを促します。湯船に浸かる事で顔全体の毛穴が開いていくので、指を滑らせる程度の力で充分な効果を得る事ができます。そして、なによりマッサージしていると肌がやわらかくなってくるのを感じる事もできます。そした、その後は、よく泡立てた泡で洗顔をしてください。適度な力であれば、洗顔後の肌のツッパリを感じません。もしも感じる様であれば、肌の水分が不足しているか、又は、力加減が強いと思ってください。

ポイント２：洗顔方法

クレンジングの後半部分で記載している内容と重複している箇所もありますが、洗顔は洗顔料を出来るだけ泡立て泡で包み込む様に洗顔をしていきます。この際、力を入れたくなるのをぐっとこらえて、泡で包み込む事をイメージしてください。また、お勧めはダブル洗顔。洗顔後、肌がキュッキュッとした感じが決め手になります。

ポイント３：保湿方法

実は、入浴後の水分をたっぷり含んだ肌の状態がスキンケアにとって最強のタイミングになります。高級なクリームであっても乾燥した肌にいきなり付けると皮膚の表面がクリームをはじいてしまい、表面がクリームで白くなるだけでなんの効果も得られません。何と言っても肌の受け入れが良いタイミングを逃さない事です。ホホバオイルは水分ととても相性が良いので、すっと肌に馴染みます。特に、化粧水と馴染み易くすぐに浸透します。特徴としてベタつかず、しっかり浸透すると、後はさらっとした感触になります。

<<使用方法>>
入浴後、肌が乾燥する前に化粧水を塗布します。その後に3,4滴のホホバオイルを手に取りゆっくり顔の内側（中心）から外側に向かってのばします。ここでは、力を入れず、ゆっくりとオイルを広げていくイメージで伸ばしていきましょう。その他にも、普段使っている美容液、乳液などに2～3滴ほど混ぜて使用するのも効果的です。どちらでも、取り入れやすい方法で実施してください。継続する事が大切なので、無理のない方法を選択する方が良いでしょう。