痛いニキビに悩まない！ニキビの痛みを繰り返さないための３つのケア

4.痛いニキビを繰り返さないための3つのケア

では、痛いニキビができないようにするにはどうしたらよいのでしょうか？どれだけスキンケアを行っていても気付けば再発してしまうニキビに頭を悩ませている方も多いことでしょう。ですが日頃のスキンケアは必ず行ってください。そのスキンケアにプラスアルファで参考にしていただけたらと思います。

4-1.日頃のスキンケア方法は合っていますか？

普段のスキンケアについて説明する前に、ファンデーションについてお話をしたいと思います。

■ファンデーションが肌に負担をかけています

「時間がたっても崩れない」「化粧直しがいらない」などで売り上げを上げているファンデーションが今とても売れています。このようなファンデーションの成分が肌に負担を与えているのはご存知でしょうか？

まず1つ目の成分はアルミナという成分です。

このアルミナは細かい粒になっていて水に溶けないのが特徴です。このアルミナが毛穴の奥まで入り込み化粧崩れをしにくくしています。水に溶けない微粒子が毛穴の奥まで入り込むわけですからこれが蓄積されると毛穴がつまりニキビに繋がってきますのでクレンジングを曖昧にしてしまうと洗い残しによりニキビができてしまいます。

2つめの成分はタルクという成分になります。

タルクはほとんどのファンデーションに使用されています。肌ざわりを良くしたり肌を白く見せてくれる効果があるのでファンデーションで肌がキレイに見えるのはこのタルクのおかげと言っても過言ではありません。タルクは素材同士の接着剤という役目も果たしています。

アルミナもタルクもファンデーションにとっては無くてはならない存在ですが、肌に負担を与えていることには変わり有りません。その負担を取り払うのが自分の肌を守る為にもなりますのでクレンジング、洗顔、スキンケアの全てから手を抜かないようにしましょう。

■クレンジングのやり方

クレンジングの中でもおすすめなのがクリームタイプかミルクタイプのクレンジング剤になります。

まずはポイントメイクを優しく浮かせて一度流します。ここでポイントメイクを浮かせたクレンジングを他の場所へ広げてしまうと化粧は落ちますが汚れで汚れを洗い流してしまっていることになるので、ポイントメイクを浮かせたら一度洗い流し、その後クレンジングをもう一度手に取り、ポイントメイク以外の化粧を浮かしましょう。

※注意　何度も繰り返し洗うのは肌に負担をかけてしまうので2～3回ほどでクレンジングを終わらせましょう。

■洗顔のやり方

洗顔をする際はネットで十分に泡立ててから洗顔を行います。泡で優しく肌を包み込むようにして決して力任せにゴシゴシと洗顔はしないようにしましょう。洗い流す際は35～37度のぬるま湯で優しく洗い流します。こうすることで皮脂をしっかりと溶かし汚れが落ちやすくなります。

また、洗顔後は清潔なタオルで水分をふき取ります。こちらでもゴシゴシと拭き取るのではなく優しく水分を拭き取るイメージで行いましょう。

その後、お使いの化粧水や乳液を肌に馴染ませます。

おすすめの洗顔料は牛乳石鹸です。

どこのドラッグストアにも置いてある牛乳石鹸は約80円ほどで購入できます。肌を滑らかにする効果もありますが、なんとニキビ効果も得られると話題になっています。

牛乳石鹸には上の画像のように青と赤のパッケージがありますがどちらが効果的かというと赤のパッケージがニキビにも効果があります。赤のパッケージの牛乳石鹸にはスクラワン（保湿成分）が多めに配合されているのでおすすめです。赤いパッケージの方が少し値は上がりますが効果をより感じたいのであれば赤いパッケージを使用すると良いでしょう。

4-2.ニキビをできにくくする食材、できやすくなる食材

ニキビ対処法として、食生活の乱れの改善も対処法の1つとなります。いくらスキンケアを頑張って行っていても食生活の問題は内側からやってきますので表面のスキンケアと内面のケアにも心がけると良いでしょう。外側と内側から攻められたらニキビも逃げ場を無くしますよね。それを狙って痛いニキビを予防するのが最善です。

■ニキビをできにくくする食材

ニキビをできにくくする食材は主にビタミン・ミネラルを豊富に含んだ食材中でもビタミンB2、B6はニキビの原因ともなっている皮脂の分泌を抑制してくれる働きがあります。また、これらの食材と共にビタミンCの食材を一緒にとることでさらに効果が上がります。

肌の新陳代謝の促進に効果的な亜鉛（牡蠣や玄米など）もニキビ撤退の即戦力となっており、こちらもビタミンCと一緒に摂取することで効果がアップします。

ビタミンCは体にも良いので摂取して間違いはありません。常日頃の食事にビタミンCを組み込んでいきましょう。

■ニキビができやすくなる食材

それと反対にニキビができやすくなる食材を見て頂くとわかるのが糖質や脂肪分を多く含んだ食材が並んでいますよね。糖質や脂肪分はニキビの大敵の皮脂の分泌が増進してしまいますのでニキビを悪化させてしまう可能性が高いのです。

また胃にとって刺激となる成分のコーヒーやアルコールも、皮脂の分泌を整えてくれるビタミンやミネラルを体外へ排出してしまう働きがありますので皮脂の分泌が増えてしまいます。胃腸の原因からニキビができてしまっている人は内臓にも負担がかかっていますので食生活を改めましょう。

食生活は人間にとっても大事なものです。ニキビを作らないためにも日々の食事には気を使い、胃に優しい生活にしましょう。

4-3.睡眠が大事だった？ニキビの原因は寝不足にもあり！

最後は睡眠です。寝不足のまま朝を迎えてはいませんか？その睡眠不足でニキビが増殖されています。

睡眠不足が肌に良くないというのは常識ですよね。これはニキビにも言えることなのです。睡眠不足はニキビに直結してしまう恐ろしいものです。肌のケア、食生活に気を使っていても、睡眠不足を解消しない限りはニキビのもとになる菌には勝てません。

日中、ダメージを受けた肌は睡眠時にケアされています。その睡眠のリズムが崩れてしまうと肌のケアさえも低下してしまいます。その上、睡眠不足が大きなストレスとなり肌のバリア機能が低下しニキビの繁殖に繋がります。また男性ホルモンが分泌することで皮脂の過剰分泌が原因とも言われています。

■ただ長く寝るだけでは意味がない？

ただ長く寝ればいいわけではないのです。眠りの質によって睡眠時のケアが左右されます。肌の新陳代謝が活発に行われるのは入眠から3～4時間と言われています。ニキビ予防を最前線で考えるのであれば、ただ寝る時間を長くするのではなく入眠後に熟睡し質の良い眠り目指しましょう。

■質の良い眠りとは？

睡眠には2種類の睡眠があります。悩が活動していて眠りが浅いレム睡眠と脳も含め完全に眠りに入って熟睡しているノンレム睡眠の2種類です。この2種類の睡眠の内、肌のケアがもっとも行われているのがノンレム睡眠になります。

なので、質の良い眠りとはこのノンレム睡眠のことを指すのです。肌のケアが行われ時間にどれだけノンレム睡眠が取れるのかによって肌の質も変わってきます。

■ノンレム睡眠をするには

ノンレム睡眠はしようと思ってできるものではありません。まず大事なのは生活習慣になってきますが、その中でもノンレム睡眠を妨げているものについでまとめてみました。

・タンパク質が不足している

・寝る直前までパソコンや携帯電話を使っている

・枕元に携帯電話を置いて寝ている

・寝室に朝日が差し込まない

・寝ている間の寝室が明るい

寝る直前まで悩を刺激してしまうと、リラックスができず寝た後も脳が活発に働いてしまいます。なので、睡眠の30分前になったらパソコンや携帯電話はやめて布団でリラックスをして入眠に入るのが最適です。

また、寝室が明るすぎてはいませんか？電気の明りも脳を刺激するひとつになっています。なので真っ暗とまではいきませんが豆電球で明りを最小限におさえ、朝日が部屋に入ってくるようにし脳に夜と朝の区別をつけさせましょう。

生活の3分の1を占める睡眠だからこそ、体や肌に与える影響はとても大きいものになっています。