難治性ニキビ治療の最後の砦!イソトレチノインの長所と短所は?

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2 イソトレチノインはどうやってニキビに効果を発揮するの?その効果のメカニズムは?

出典 | PIXABAY 

では、イソトレチノインはどうしてそのような難治性のニキビに大きな効果を発揮できるのでしょうか?

2-1 イソトレチノインは皮脂腺を小さくして、皮脂分泌を圧倒的に抑える

イソトレチノインがなぜ「最後の砦」になっているかというと、何といってもそれは過剰に分泌される皮脂を圧倒的に抑え込む力があるからです。なぜこのようなことが可能かというと、イソトレチノインの成分は直接皮脂腺にアプローチして、その腺組織を小さく縮めてしまいます。すると、皮脂を分泌する「穴」が非常に小さくなるので、皮脂の分泌が圧倒的に減るのです。この小さく縮んだ皮脂腺の組織は、しばらくそのままの状態になっています。

2-2 イソトレチノインの効果は半年くらい続く

ある皮膚科医は、このイソトレチノインを処方するとその皮脂量は1/10くらいになると証言しています。この医師によれば、この皮脂の減少はイソトレチノインを飲み始めるとすぐ起こり、1週間で1/2、そして「1クール」と言われている、約20週間の服用でそのレベルになるということです。さらに、飲むことを中止した後でも、数ヶ月~半年くらいは、皮脂はほとんど増えないとのことです。

ただし、この所見には異論がある報告もいくつかあるのも事実です。確かに、数週間で皮脂は劇的に減るようですが、やめてしばらくすると、皮脂の量はもまた元に戻り、ニキビが再発するというケースです。あるデータでは、再発する率は、イソトレチノインを飲んだ人のうちの30%になると言います。

2-3 イソトレチノインには古い角質を溶かす作用も

イソトレチノインの主成分の合成レチノイドには、皮脂腺を小さく縮めて皮脂を抑え込む働きのほかに、古い角質を溶かす効果や、ニキビの原因であるアクネ菌を殺菌する効果もあります。ですので、イソトレチノインを1つ使うだけで、ニキビの原因のかなり部分は対応することができるのです。


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