その他の効果・効能についても見てみましょう。
3.1.血液をサラサラにしてくれる
コレステロールは、細胞膜の成分として使われるなど、体内でなくてはならない成分です。とは言え、増えすぎると健康にとって良くないのは、周知の事実です。
イヌリンは先に述べたように、腸内でゲル化します。その際、コレステロールなど余分な脂質も吸着し、体外へ排出してくれるという働きが。
余分なコレステロールを排出することで、血液もサラサラになり、血管も健康に保たれます。
3.2.糖尿病を予防
糖尿病は生活習慣病の一種で、血糖値を一定に保つインスリンの分泌が不足することで、高血糖状態が慢性的に続く症状を言います。
インスリンの分泌が不足する原因は、糖類や炭水化物の摂りすぎ、暴飲暴食、運動不足、肥満など、さまざまなものがあります。
糖尿病を発症すると、高血圧や腎不全、手足のしびれなどといった症状から、足の壊死、失明などに至る危険も。
これに対しイヌリンは、前述のように「天然のインスリン」と呼ばれる成分です。食後の血糖値上昇を抑える働きがあるため、糖尿病の発症を防ぐのに効果的なのです。
3.3.他の生活習慣病予防にも効果的
イヌリンは、糖尿病予防に効果的なだけではありません。他の生活習慣病を予防するのにも役立ちます。
前述のように、イヌリンは余分なコレステロールを体外に排出する働きがあります。これにより、動脈硬化を防いだり、脂質異常症を予防することができます。
動脈硬化は、血管に悪玉コレステロールがこびりつくことによって、血管が硬くなったり狭くなったりする症状。発症すると、さまざまな病気を誘発します。
例えば、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などといった、死につながるような症状を引き起こす危険があるのです。
ですから、イヌリンを摂取することはダイエットだけでなく、健康を維持する上でも非常にメリットが大きいと言えます。
4.イヌリンの正しい摂取量と副作用は?
ダイエットや健康にとても効果的というイヌリンですが、1日の摂取量はどれくらいが良いのでしょうか。また、注意点なども気になるところです。
以下でその点について見ていきましょう。
4.1.1日の摂取量はどれくらい?
イヌリンの1日の理想的な摂取量は、約8~14gと言われています。前に触れましたが、菊芋には100gあたり12.5~20gほどイヌリンが含まれているものの、残念ながら日本では、菊芋はまだまだ手に入れにくいのが現状です。
入手できたとしても100gを食べなければならず、ごぼうなら200gが必要。やはり、食品からでは十分な摂取は難しいと言わざるを得ません。
イヌリンは現在、錠剤型のサプリメントや、パウダー状のものが比較的多く販売されています。また、ごぼう茶にもイヌリンが多く含まれていますから、それらを利用することが、必要量の摂取には効果的でしょう。
4.2.摂りすぎると副作用の可能性も
イヌリンを過剰に摂取すると、何か弊害はあるのでしょうか?
水溶性食物繊維であるイヌリンは、必要以上に摂りすぎると、いろいろな副作用を起こす可能性があります。例えば、お腹が張ってしまう腹部膨満感や、胃腸の不快感、下痢、胃痙攣などです。
また、お腹にガスが溜まり、おならが出やすくなるなどの症状もあります。これは、イヌリンの過剰摂取により、お腹にメタンや二酸化炭素が発生するためです。
こうした症状を避けるためにも、イヌリンの摂取は適正量を守ることが大事。また、最初は少量から摂り始め、徐々に慣れていくとよいかもしれません。
4.3.摂取するタイミングは?
イヌリンを摂取するのは、効果的なタイミングがあります。
まず、何も食べない状態でイヌリンを摂取しても、あまり意味はありません。食事と同じタイミングで摂ることで、その効果を発揮してくれます。
具体的なタイミングとしては、食事の直前に摂るのがベスト。腸内で食事と混ざることで、食べ物の消化・吸収を抑制し、ダイエットに役立ちます。
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