2.ニキビを外側からではなく内側から治すようにしよう!
日本で行われている保険治療は、硫黄ローション、抗生物質、ビタミン剤、漢方薬が、今だに大半を占めています。これらの治療は、欧米では、ほとんど行われていないものです。今の日本でのニキビ治療は、今だに体の外から治す治療が主流です。ニキビが出来れば、その部分に塗り薬を塗ったり、抗生物質で細菌を殺したり、ピーリングをしたり、レーザーや光線をあてる治療が行われています。それらの治療は、すでにあるニキビに対しては有効ですが、ニキビの再発や新しくできるニキビ(新生ニキビ)に対しては有効ではありません。
体質から変える治療が必要となってきますが、その一つとして昔から行われていたのが漢方薬による治療です。しかし、有効率は今ひとつです。欧米では、抗生物質や漢方による治療は、年々減少し、ホルモン治療や、イソトレチノイン治療を選択する医師が多くなっています。その理由として、抗生物質と比較して再発率が低いことと、有効率が非常に高いことが挙げられます。ニキビは外側から治療していくことももちろん大切ですが、もっとも重要なのは内側より治療していくことです。
2-1.鼻の過剰な皮脂分泌が大きな原因です!
出典 | いちご鼻の原因と治し方
鼻は顔の中でも特に皮脂が多いところです。さらに毛穴が深く、皮脂を蓄積しやすいという特徴があります。お肌を適度に潤わせるために必要な皮脂ですが、不規則な生活や偏った食生活、生理不順などでホルモンバランスが乱れると、皮脂分泌量が過剰になることがあります。特に生活リズムの乱れはホルモンバランスを崩し、皮脂分泌量が過剰に増減する原因に。急激に肌が乾燥し、くすみがでる場合もあれば、皮脂が大量に分泌され、ニキビや吹き出物が数多く出てしまう場合もあります。
他にも、洗顔を繰り返したり、無理に毛穴汚れを押し出したりしていると、刺激が強すぎて皮脂腺を刺激し、余計に皮脂が分泌してしまうことも少なくありません。このような誤ったケアや不規則な生活習慣、女性の場合はメイク汚れが毛穴に詰まってしまうことが原因となり、小鼻の黒ずみが目立つようになるんです。毛穴に詰まった皮脂汚れが取り除かれないまま放置されると、古い角質が酸化して黒く変色し黒ニキビができてしまうでしょう。黒ニキビが小鼻いっぱいにできた状態は、いちごの種に似ていることから、『いちご鼻』と呼ばれるというわけですね。
2-2.鼻毛穴の角栓を無理やり押し出していないか?
出典 | 美肌総合研究所
黒ずみを解消しようと角栓を無理矢理に取り出すことは、逆に黒ずみが悪化することにつながります。なぜなら、無理矢理のケアは黒ずみに繋がる以下を引き起こすからです。
■ 毛穴を広げる行為
無理矢理に指で押し出して角栓を取った場合は、毛穴が開いた状態となってしまいます。このような状態では、当然皮脂が分泌したりメイクした際にはそちらに汚れが詰まりやすくなってしまって、酸化から黒ずみに発展してしまいますし毛穴が開いている状態なので黒ずみが際立ってしまいます。また、こちらを繰り返すとさらに毛穴が広がってきてしまい、広がった毛穴というのは影になることからそれ自体が黒ずみに見えることもあります。
■ ダメージを与えるとメラニンが生じてしまう
指で押し出した際には、肌ではダメージが加わってしまうことがあり、ダメージを感じると肌ではそちらから守るためにメラニンが生成されてしまいます。このメラニンは黒ずみの正体で、ダメージが加わるほどにメラニンが生じることになりますし、ダメージが加わり続けるとそちらから肌を守るバリア機能が低下してしまうので、メラニンを剥がすターンオーバーが正常に作用しなくなってしまうことからメラニンが沈着して黒ずみにつながってしまいます。他にも、ダメージによって肌機能が正常に働かなくなることから皮脂が過剰に分泌されてしまったりなどで黒ずみへとつながりやすくなることもあります。
■ 乾燥を与えてしまう行為
角栓のみを取り除いているように思えても、実際は肌の角質層までダメージが加わっています。こちらは、潤い機能が備わっている場所なのでここにダメージが加わってしまえば潤い機能が低下することに繋がるのでおのずと乾燥が生じてしまいます。乾燥というのは、キメが乱れることでもあるのでそれによって毛穴が目立って黒ずんで見えるようになりますし、黒ずみを生じている場合はより黒さが引き立つことになります。
2-3.メイクをしっかり落としていますか?
化粧を落とさずに眠ってしまったという経験は女性に多いと思います。大人ニキビができる原因は様々ですが、食生活の偏り、乾燥肌、過剰な喫煙、飲酒、間違った生活習慣による原因の他にも、この「化粧を落とさずに眠ってしまう」というのも大きな原因のひとつです。化粧をしたまま眠ってしまうということは、翌朝目が覚めるまでの一晩中、肌に蓋をしているのと同じことです。肌は夜10時~翌朝2時までのゴールデンタイムと呼ばれる時間帯、肌も新陳代謝が活発になる時ですが、肌に蓋をしていると、その大切な新陳代謝を妨げてしまうという訳です。
化粧品には油脂や顔料がたっぷりと含まれており、時間の経過とともにこれらは酸化していきます。つまり、酸化してサビついた蓋が一晩中肌を塞いでいる、という状況なのです。古く汚くなった油脂が毛穴に詰まり、菌が増殖して鼻ニキビが発症するということになります。
2-4.紫外線を甘くみていませんか?
女性はしみ・そばかすを作らないためにまめに紫外線ケアをされる方が多いですが、男性はどうでしょうか。よほど意識の高い方じゃなければ毎日紫外線対策をしているという方は少ないと思います。肌は紫外線を浴びることで、メラニンを形成します。これが常に角栓によって圧迫されることで、ターンオーバーが遅れがちな毛穴周囲に集まって、メラニン蓄積型のいちご鼻を形成してしまうことも。この場合、角栓を除去してもメラニンが除去されない限り、いちご鼻は改善されません。
■ メラニンとはどういうもの?
よく紫外線と関連して耳にする機会があると思います。でも分かってるようでよく分からないメラニン。一体メラニンとはなんでしょうか。多くの生き物で作られる色素ということ。このメラニン、紫外線を浴びることで表皮の奥深く「基底層」にある「メラノサイト」から作り出されます。紫外線を皮膚細胞が浴び続けると、皮膚細胞の中心「核」が変性し、細胞が壊死したり癌を起こす可能性が高まります。これを防ぐために、メラノサイトは紫外線を感知すると「メラニン」を形成。これが皮膚表面に集まりいわゆる「日傘」の役割をして紫外線から肌を守ろうとします。生体が持つバリア機能の一つがメラニンだというわけです。
肌を守ってくれるのはありがたいけれど、これが黒ずみやシミ・ソバカスの原因に。通常皮膚のターンオーバーを繰り返すことでこのメラニンもまた剥がれ落ちていきます。しかしなんらかの原因により毛穴皮膚のターンオーバーが遅れてしまうと、そこだけにメラニンが残り黒ずんで見える。これがメラニン蓄積型のいちご鼻の正体です。さらに、鼻パックや毛抜きで引き抜くなどの無理な角栓除去は、毛穴の炎症を引き起こします。炎症もまたメラニン細胞を引き寄せる原因の一つ。これにより毛穴ばかりが黒ずみ、なかなか改善できなくなります。
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