3. 体の内側からニキビケアを
ほうれい線にできるニキビを治すため、また、未然に防ぐためには日頃のスキンケアでお肌の潤いをキープすることが重要となりますが、同時に体の内側からもニキビ対策をする必要があります!
インナービューティーを心がけてニキビを予防しましょう。
3-1. バランスのよい食生活を!
ニキビなどの肌トラブル対策には「バランスの良い食生活」がとても重要となります。
仕事が忙しくて家でゆっくりご飯が食べることができないと、どうしても外食が多くなりますよね。食生活が偏りがちな方は、「摂りすぎ」と「不足」の2つのポイントから食生活を見直していく必要があります。
脂肪分、糖分、アルコールやカフェインを含む嗜好品などは適量を摂取するように心がけて、過剰摂取に気をつけましょう。
脂肪分を多く含むバターや調理油、クリームチーズ、サーロインなどの肉、糖分を多く含む菓子類、お酒やカフェインを含むコーヒー、紅茶、緑茶などを摂りすぎていないか見直してみてくださいね。
お肌にとって重要と言えば、よくビタミン類を耳にしますよね。
しかし、実際に肌の調子を保つためには、ビタミンだけでなく、良質のたんぱく質やミネラル、食物繊維などバランスよくしっかりと摂ることが大切なのです。
そのため、緑黄色野菜だけでなく豆類や果物も積極的に食べるようにしましょう!また、たんぱく質の含まれる肉や魚、卵、乳製品なども、毎日の食事にバランスよく取り入れることも大事です。
また、女性独自の体の変化・体内バランスが気になる方は「イソフラボン」などを含む食品(納豆、豆乳、豆腐、おから、みそ、きな粉など)をぜひ摂り入れてみてくださいね。
3-2. 何でも溜め込まないで!
インナービューティのために心がけたいのが「体に溜め込まないこと」です!
①便秘にならないように気をつけよう
もうすでにご存知かもしれませんが、お通じの不調や体内環境の乱れは、肌の調子に影響すると言われていますよね。
食物繊維や乳酸菌、十分な水分など体内環境を整えるお手伝いをしてくれるといわれている栄養を積極的にとり入れたり、軽い運動やお腹まわりのマッサージなどで便秘にならないように心がけましょう。
②体内の「めぐり」をスムーズに!
血行やリンパのめぐりが悪くなったり、全身の代謝が下がってしまうと、老廃物がうまく排出されず、体内に滞りやすくなると言われています。また、からだのすみずみに栄養をいきわたらせることも上手くできないため、結果的に肌の調子に影響してしまうのです。
体内のめぐりをよくするために、軽い運動を日頃の生活に取り入れてみたり、お風呂に入る時はシャワーで簡単に済ませるのではなく、しっかり湯船に浸かるなどのケアをして血行をよくするようにするのもおすすめです。
③ストレスは溜めないで
ストレスはため込んでも体にとって良いことは何もありません!
ストレスで体が緊張を強いられると、体内バランスが崩れたり、血行が悪くなることがあります。血行が悪くなると全身のめぐりが悪くなり、お肌に影響することもありますので注意が必要です。
ストレスを溜めないようにするために、深呼吸をしたり、たくさん笑ったり、好きなものにたくさん触れることを普段から心がけましょう。また、空いた時間にリフレッシュできる環境に足を運んだりするようにしてみるのも良いですね!そして、ストレスを忘れさせてくれるような没頭できる趣味を持ったり、適度な運動でストレスを発散するようにしたりするのもおすすめです!
ニキビなどの肌荒れを防ぐためにも、しっかりとストレスを解消するようにしましょう。
3-3. 十分な睡眠を取る
睡眠不足はお肌の大敵です!お肌は寝ている間に作られている、と言われています。一般的にこれは「ターンオーバー」と呼ばれています。
十分な睡眠時間というのは一人一人異なりますが、一般的には1日6時間以上の睡眠が推奨されています。
仕事が忙しい、プライベートでもあれもやりたい、これもやりたい!と忙しい日々を過ごしている方は多いと思いますが、できるだけ午後10時から午前2時までの間に就寝できるように、そして最低でも6時間は眠れるような体制を整えましょう。
また、睡眠は、入眠からのおよそ3時間の睡眠の質が大事だと言われています。深い眠りをとれるよう、就寝前には、神経を興奮させないようにスマホやテレビなどは消して、リラックスして過ごせるような環境作りも大切です。肌の調子が悪いと、その日の「パフォーマンス」にも影響してしまいます。
睡眠を大切にして最高の明日を迎えましょう!
3-4. 紫外線や乾燥対策も大切に
キメの整ったすこやかな肌を保つために、スキンケアの基本である「紫外線対策」と「乾燥対策」も心がける必要があることを覚えておきましょう。
紫外線対策は肌をすこやかに保つためにとても大事なポイント。
紫外線は日焼けによるシミ・そばかすを引き起こすだけでなく、肌のハリに影響を与えることがあるからです!肌の老化を促進すると言われる、紫外線の影響をできるだけ少なくとどめるように心がけましょうね。
・日焼け止めは適量をしっかり塗りましょう。
・日に何度か塗り直しましょう。
・メイクアイテムにもUVケアが含まれているものを選びましょう。
・保湿成分もしっかり配合されたUVケアアイテムを選ぶようにしましょう。
・帽子や日傘を使って直射日光を防ぎましょう。
また、肌の乾燥は、乾燥による小じわやくすみなどの肌悩み、肌荒れにつながりますので、しっかりと乾燥対策を取ることもとても大切です。
・クレンジングや洗顔で潤いを奪いすぎないようにしましょう。
・肌に強い摩擦を与えないでください。
・洗顔や入浴後のスキンケアは5分以内に行うのがベストです。
・保湿アイテムで水分と油分を補いましょう。
・ピーリング洗顔やパックなどのスペシャルアイテムで肌をやわらげ、すこやかに保ちましょう。
・加湿して室内の乾燥を防ぐことも大切です。
・食生活や睡眠などの生活習慣に気をつけ体調を良好に保ちましょう。
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