2. フェイスラインにできるニキビを効果的に治す方法
フェイスラインはあまり汗をかかない部分です。そのため、他の部分に比べて毛穴が発達していません。つまり皮脂の分泌が少しだけ増えた場合でもすぐに毛穴が詰まってしまうのです。
そして、肌のターンオーバーが遅いためにニキビがなかなか治らない、ニキビが治ったとしてもニキビ痕が残りやすい部分がフェイスラインです。
これらのポイントを意識しながら正しいニキビケアを身につけましょう!
2-1. 正しいスキンケア
洗顔はニキビの原因である余分な皮脂や角質を落とすために非常に大切なケアですが、洗顔料を使って洗顔するのは1日1回にしましょう。過剰な洗顔は人間が元来持っている常在菌による免疫機能を壊すことにつながりますので、逆にニキビなどを含めたただトラブルが発生する可能性があります。
また、洗顔をする時のお湯の温度にも注意しましょう。
一般的に皮脂である油分は温度が高くなればなるほど、落ちやすくなりますが、その一方では角質層からNMFや細胞間脂質などの保湿成分が流出しやすくなります。ですので、保湿成分が流出しにくく皮脂もしっかり取れる38〜40度くらいの温度が洗顔に最も適していると言われています。
フェイスラインのニキビを治すには、お肌を乾燥させないことが最も重要です!肌の保湿はバリア機能の向上につながるため、一時的なニキビケアではなくニキビを根本的に治すケアと言えます。
保湿成分が含まれた化粧品で徹底的に肌に潤いを与えましょう!
◆保湿成分の例
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・スクワラン
・ワセリン
・メーカー独自の保湿成分 等
お肌がしっかり潤えば、お肌のターンオーバーが遅れずにに古い角質がスムーズにはがれます。よってニキビもできにくい状態になります。
また、ターンオーバーが正常になればニキビ跡の治りも早くなりますのできれいなフェイスラインをまた手に入れることができるでしょう。
お肌の潤いをキープするために化粧水と乳液のダブルでスキンケアをするとよりよいのですが、乳液の油分に気をつけましょう。油分はアクネ菌の栄養源となるため、ニキビ肌には注意が必要です。
オイルフリー、ノンコメドジェニック、またはノンコメドジェニックテスト済みと書かれているものを選ぶとよいでしょう。乳液を選ぶ時は上記のような表記を参考になさってくださいね。
ノンコメドジェニックとは、ニキビを誘発させるような成分が含まれていないこと、ノンコメドジェニックテスト済みとは、ニキビを誘発させるような成分が含まれていないことに加えて実際にニキビができないかテストを行ったものを意味します。
2-2. 日常生活の見直し
日常生活の習慣も見直すことも大事なことです。できるだけフェイスラインのニキビが繰り返しできないように、下記の3点を重点的に意識してみましょう。
■ フェイスラインを触らない!
顔のフェイスラインに髪の毛がついている場合、耳に髪をかける時など、フェイスラインに手や髪が触れてしまう機会が多いと思いますが、髪の毛や手には雑菌が多くついている可能性があります。
必要以上にフェイスラインを触らないように注意しましょう。
■ 洗顔は一番最後!
お風呂に入る時、いつ洗顔をしていますか?
洗顔料やシャンプー等のすすぎ残しもある可能性があるので、洗顔はなるべく最後に行うことをおすすめします。
洗う順番の理想はこちら:
クレンジング⇒シャンプーコンディショナー(トリートメント)⇒ボディ&洗顔
■ 睡眠リズムの改善!
免疫力が落ちた時に「大人ニキビ」はできやすいと言われています。
睡眠不足は免疫力を低くし皮脂の分泌を過剰に増加させてしまうので、美しいお肌と健康のためには6時間以上の睡眠をとるように心がけましょう。
また、夜10時から朝2時までの時間帯は、肌を若々しくしてくれる女性ホルモンが多く分泌され、肌のターンオーバーを促進させてくれます。この時間をゴールデンタイムと言います!
できればニキビのためにこの時間帯にお布団に入りたいところですが、仕事や勉強、自分の時間を楽しみたい!と思う方も多いと思うので22時までに寝るのは難しいかもしれませんね。
できる限り午前0時までに寝るようにするように意識することが大切です。
2-3. バランスのよい食事
体の内側からケアをすることも重要なことです。フェイスラインのニキビを治す時は特に「ビタミンA・B2・B6・C」を意識して摂取しましょう。
これらのビタミンを食材から摂るのが難しい!という場合は、サプリメントで補うことも可能です。
ビタミンの種類 | 食材 |
ビタミンA | にんじん・パプリカ・ほうれんそう・モロヘイヤ・卵・うなぎ・あなご等 |
ビタミンB2 | 納豆・卵・牛乳・のり・うなぎ・まいたけ・レバー・ブリ等 |
ビタミンB6 | 豚肉・牛肉・鶏肉・イカ・タコ・サツマイモ・大豆・まぐろ・さんま・さば・いわし等 |
ビタミンC | 赤ピーマン・アセロラジュース・レモン・ピーマン・モロヘイヤ・ブロッコリー等 |
2-4. フェイスラインにできるニキビに効く市販薬
もみあげから顎にかけてのUゾーン・フェイスラインに多発するニキビは20代以降に多くできる大人ニキビの典型例とされています。皮脂を洗い落として治す思春期ニキビとは異なるため、先にお伝えしたような角質層の保湿ケアとホルモンバランスを整える生活を取り入れることがフェイスラインのニキビを改善するための第一歩です。
しかしながら、炎症を伴うニキビができている場合、そして上記の日常生活でのケアで改善が見られない場合はフェイスラインニキビに効果的な処方薬や市販薬を活用してみてください。
ドラッグストアには多数のニキビ治療薬が販売されています。一般的にニキビケアに用いられている市販薬を紹介させていただきますね。
これらの市販薬はアクネ菌の殺菌、炎症や赤みを抑えるといった効果が期待できます。
テラ・コートリルはステロイドが配合されているので、皮膚の萎縮・乾燥・免疫力の低下による感染症等の副作用を防ぐために長期間、または広範囲に使い続けることは避けてください。
また、使っている薬が本当に今のニキビの症状に合っているのかを自分で判断するのはなかなか難しいことです。薬の効果があまり見られない時はもしかしたら自分のニキビの症状には合っていないかもしれませんので、その際は薬の使用をやめましょう。
炎症が起きているニキビがたくさんできてしまった場合はニキビの痕が残る可能性がありますので、時間とお金がかかりますが皮膚科の医師と相談し適切な治療を受けましょう。
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