女性でも男性でも、その顔を老けた印象にしてしまう要因はいくつかありますが、その中の大きなものは「深く刻まれたほうれい線」です。もしも可能なら、自分の顔写真にパソコンの画像ソフトで、ほうれい線のない人はほうれい線を書き加え、すでにある人は消してみてください。おそらく、見た目年齢で、プラスマイナス5歳は違うはずです。
それをすでに感じている人は、自分のほうれい線を消したいと思っているでしょうが、なかなか深くなってしまったものも、できかけのものも、簡単には消えないのも悲しい事実です。
しかし、世の中に不可能はありません。努力をすれば、ほとんどのことは改善はします。ほうれい線も然り。特にほうれい線は、自分でマッサージなどをするだけではなく、美顔器の力を借りると、かなりの効果が期待できます。
ここでは、そんな「美顔器によってほうれい線を消す方法」についてお伝えします。
目次
1 ほうれい線ってなぜできるの?ほうれい線のできる原因とは?
1-1 加齢や紫外線の影響によって起こるたるみ
1-2 表情筋の衰えによるたるみ
1-3 肌の乾燥によるたるみ
1-4 目の疲れ
1-5 肥満による皮下脂肪の増加
1-6 タバコ、ストレス、バランスの偏った食事
2 ほうれい線を消したい!ほうれい線を消すためにできることは?
2-1 本当は、ほうれい線は消せるし、予防もできる
2-2 表情筋を鍛える
2-3 肌の水分、コラーゲンを増やす
2-4 悪い生活習慣を改める
3 ほうれい線は美顔器で消せる?美顔器にはどういう種類があるの?
3-1 肌の新陳代謝を促す「超音波美顔器」
3-2 美容成分を肌奥深くに「イオン導入器」
3-3 手軽にできる「ローラー美顔器」
4 ほうれい線を消せる美顔器を選ぶならここが決め手!
4-1 肌の代謝をよくする効果がある<超音波>機能があるもの
4-2 コラーゲンの生成を促進できる<イオン導入>機能があるもの
4-3 少し高くても効果の確実なものを
5 これならほうれい線が消せる。おすすめ美顔器ベスト4
5-1 美顔器の初心者ならまず「エステナードソニック」
5-2 超音波とイオン導入以上の導入機能のついた「ツインエレナイザー」
5-3 ながら族でも使い続けられる「スリムセラ」
5-4 エステのレーザー施術を家庭で「トリアスキンエイジングケアレーザー」
1 ほうれい線ってなぜできるの?ほうれい線のできる原因とは?
出典 | O-dan
それでは、まず最初に「ほうれい線」とはなぜできるのか、を知識として持ちましょう。原因の根幹を知ることが、正しい対策を考えられる基本になります。
1-1 加齢や紫外線の影響によって起こるたるみ
そもそも、肌は上から順に、表皮、皮下細胞、真皮というミルフィーユ構造になっています。表皮はその名の通り皮膚の表面を覆っている薄い膜ですが、真皮はミルフィーユで言うと、下の方にある厚みのあるゼリーです。このゼリーが、しっかりとした弾力を持ち、表皮を支えているので、肌のふっくらと感は維持されているのです。
しかし、加齢によって、その真皮が変性してしまうと、土台の弾力が失われるので、肌の表面もそれに応じてへこみ、肌はたるんでしまいます。すると、頬の重みに肌が耐えられなくなって、重力に従って位置が下がり、その結果、ほうれい線という深い溝ができてしまうのです。
同じことは紫外線を皮膚に受けても起こります。若くても紫外線を浴びると「光老化」と言って、加齢したときと同じ現象が皮膚の内部で起こるのです。すなわち、真皮の弾力が失われてしまい、その結果ほうれい線ができる、ということです。若い女性の「老け顔」の主な原因はこれです。
1-2 表情筋の衰えによるたるみ
またそのような「頬が重力によって下がる」原因は加齢だけではなく、若くても表情筋が衰えると同じ現象が起きてしまいます。表情筋は皮膚に弾力とハリを持たせる働きを果たしているので、その衰えはほうれい線ができることに直結しているのです。
特に、1日中デスクワークでパソコンとにらめっこの生活を送っていると、人と会話をしたり、笑ったり、という表情筋を使うことがほとんどないので、その運動不足によって表情筋の働きがどんどん低下してしまいます。また食生活の変化で、柔らかいものばかりを食べ、硬いものを食べなくなってしまうと、表情筋が衰える原因になります。
1-3 肌の乾燥によるたるみ
肌が乾燥するというのは、真皮から水分が抜けていくということです。水を含んだスポンジと、乾いたスポンジを思い浮かべていただければわかることですが、乾燥している方は柔らかく、その上に重いものを乗せると簡単にへこみます。皮膚でも同じようなことが起きていて、真皮から水分が抜けて行くと、その弾力も失われ、肌がたるんで、その結果ほうれい線ができてしまうのです。
この乾燥は年齢と関係なく起こります。実際は若いのに、ほうれい線ができて老けて見えてしまっている人は、「光老化」と並んでこれが原因です。
1-4 目の疲れ
また、たるみは一見関係ないような目の疲労によって発生します。パソコンやスマホ、頻繁なまばたきなどで目が疲れると、目の周辺の筋肉が緊張し、「目の肩こり」のような状態になります。それが蓄積されてしまうと、目の筋肉と口の筋肉をつないでいる「上唇挙筋」の機能がうまく動かなくなって、ほうれい線ができてしまうのです。
1-5 肥満による皮下脂肪の増加
肥満になって、顔の皮下脂肪が増えると、表情筋がその脂肪を支えることができなくなるため、たるみが発生してしまいます。そのたるみによって、頬が重力によって下がり、ほうれい線ができてしまいます。また肥満したくないから言って、ダイエットなどを繰り返すと、それによっても肌がたるみ、ほうれい線の原因となることがあるので要注意です。
1-6 タバコ、ストレス、バランスの偏った食事
タバコを吸うと、体内のビタミンCが破壊されます。ビタミンCは真皮の弾力を保っている、コラーゲンという物質を作る手助けをしているものなので、このビタミンCがなくなると肌は弾力を保つことができなくなります。その結果、肌がたるみ、ほうれい線ができてしまいます。
同じことは、ストレスを過剰に受けてビタミンCが破壊されることによっても、またビタミンCをとらない偏った食事によっても起こります。
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