頬のニキビは皮脂だけが原因ではない！頬のニキビの原因と治し方

2.頬ニキビの跡が消えない！改善法はある？

「頬ニキビ」が治ってもニキビ跡になってしまい、ずっと消えずにシミのようになることがあります。「頬ニキビ」のニキビ跡を改善するにはどうしたら良いのでしょうか？

2.1.病院で行われるニキビ跡の治療

保険適用で受けられる治療は医師の診断により、赤や紫などの色素沈着を起こしているニキビ跡には飲み薬や塗り薬で治療することが多いようです。

肌表面の古い角質を落とすピーリング剤を塗布します。古い角質を剥がすことで肌のターンオーバーを促し、色素沈着を起こしている肌を剥がれやすくします。

保険適用外の治療は美容皮膚科の領域の治療を受けることができます。ニキビ跡が重症化すると「クレーター」と呼ばれ、肌がデコボコになり深くへこんでしまうことがあります。

数が多くなると顔の皮膚全体が深く傷つき、ボコボコの肌に見えてしまいます。セルフケアでは改善が難しくその周辺の肌が硬くなり、深刻な状態になります。

この「クレーター」のような症状にはレーザー治療が有効と言われています。レーザーを当てることで皮膚を入れ替える治療法として、重度のニキビ跡にも効果が期待されています。

他にも「ヒアルロン酸」の注入や最新のピーリングなどの治療も重症のニキビ跡に効果があると言われています。

2.2.自分でできるニキビ跡ケア

自分でできるニキビ跡ケアは「色素沈着」しているニキビ跡だけです。ニキビができたときに触ったり炎症をおこしたり、強い刺激が肌に加わると、メラノサイトが活発になりメラニンを多く生成します。

メラニンは通常では紫外線など外的刺激を受けた時に、肌を守るために生成されるものです。ニキビは強い刺激と認識しメラニンが多く生成され、ニキビが治っても肌内部に残ってしまうことでニキビ跡となります。

シミ対策と一緒でメラニンを破壊できれば色素沈着しているニキビ跡は消えます。それにはメラニンの色を薄くするスキンケア、肌のターンオーバーを促進させるスキンケアを使います。

ビタミンC誘導体、ハイドロキノン、ルミキシルなど美白剤配合のものやピーリング効果のあるものが有効です。

2.3.ニキビ跡は年齢とともに治りにくくなる

ニキビ跡になってしまう原因のひとつがが潰して中のもを出そうとすることがあります。思春期の頃などは人に見られるのがイヤで潰してしうことがよくあります。

若い肌は回復も早いのですぐに治るだろうと思ってしまいますが、真皮と呼ばれる肌の奥の方まで傷ついてと回復までに時間がかかったり、徐々の大人になり肌の回復力も衰えていくので肌の回復はそれほどないということもありあます。

大人になってからニキビ跡で悩んでいる人は多く、皮膚の回復力が衰えニキビ跡も改善が難しくなっていきます。自分でできるニキビ跡ケアと皮膚科での本格的なニキビ跡治療を検討するようにしましょう。