5.1肥満体の程度を確認するとは
5.2内蔵脂肪と皮下脂肪の減量効果とは
5.3生活習慣改善で肥満体減少効果の是正事例
5.4動脈硬化の予防、食生活と運動の習慣改善
まとめ
1.内臓脂肪と皮下脂肪とは
1.1内臓脂肪と皮下脂肪の医療上の呼び名とは
内臓脂肪と皮下脂肪は4つの医療上の呼びかたがされています。中性脂肪、脂肪酸、コレステロール及びリン脂質の4種類です。この4つをまとめて体脂肪と呼ばれています。
体脂肪の90%は「中性脂肪」で占められています。内臓脂肪も皮下脂肪も中性脂肪です。この蓄積した中性脂肪を如何にして減らすか、国を挙げての健康促進の課題にもなっています。
1.2体脂肪の役割とは
本来の体脂肪の役割は、生きていくには欠かせないのです。体脂肪中の中性脂肪は、脂肪酸とグリセリンと呼ばれる物質の結合で構成され、私たち活動上のエネルギー源、貯蔵の役割りがあります。
また、コレステロールとリン脂質呼ばれる2つの脂肪分は、細胞膜の構成や性ホルモンを作る原料になっています。コレストロールは悪者のように言われますが、私たちが生きていくためには欠かせない重要な成分です。
1.3内蔵脂肪と皮下脂肪の違いとは
内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積は、内臓脂肪は腸側壁周辺であり、皮下脂肪は、皮膚の直下となっています。この違いには、多くの事象があります。
男女間による蓄積の違い、蓄積場所による疾病への作用、特に、病気への影響の度合いです。男性は、筋肉質であり内臓脂肪に溜まりやすく、皮下脂肪は、女性につきやすくなっています。
女性の場合は、妊娠や出産を保護するための備えがあり、体のしくみが複雑です。女性ホルモンの影響によります。
女性に付き易い皮下脂肪は、蓄積が少しづつ進行し、エネルギーを貯める役割りがあります。一方、内臓脂肪は、運動によるエネルギー消費がし易くなっています。
内臓脂肪は消耗型で、皮下脂肪は、貯蔵型といわれています。
2.内蔵脂肪と皮下脂肪の深刻さの違いとは
2.1皮下脂肪のダイエットは深刻とは
男性に多い体形は「リンゴ」または「ビール樽」タイプで、内臓脂肪の影響によるといわれています。女性の場合、よく言われるのは「いちご」や「西洋梨」型で、皮下脂肪によるといわれています。
皮下脂肪の蓄積は、女性にとってはかなり深刻です。皮下脂肪は、「定期貯金」で簡単には落とせない。一方、内臓脂肪は「普通預金」で簡単に、自由に出し入れができるとの例えで言われています。
特に、女性は、年齢による容姿、体形に気遣いが大変です。若い頃は、スリムな容姿の維持、出産時はその後の体形の回復、高齢化に従っての運動不足で太る等が、深刻性の様子が話題です。
2.2内臓脂肪蓄積と皮下脂肪蓄積の病気の違いとは
内臓脂肪の蓄積が重大な深刻をもたらすのは、病気を起き起こす懸念が非常に高く、且つ重篤な罷病の場合が多くあるという事です。
皮下脂肪蓄積も深刻な病気に罷病しない事ではありません。体重が過剰な増加と伴に、「足腰の関節痛」出ます。また、「乳ガン」や「子宮ガン」に繋がる可能性があるといわれています。
乳がんや子宮がんは常に検診を怠りなくする事ができます。その制度も整って、早期発見が可能です。
2.3内臓脂肪のメタボリックシンドロームとは
内臓脂肪蓄積は、男女を問わず、深刻です。「メタボリックシンドローム(メタボ)」といわれる問題があります。「メタボ」とは、「代謝性症候群」と直訳され、一般的には「内臓脂肪症候群」と医療ではいわれています。
「メタボ」が重大で深刻になる理由は、「自覚症状がほとんどない」といわれる怖さにあります。健康に自信ありと思い、念のため受診した。結果が「重篤な病気」または「疑いが濃厚」となれば事態は深刻です。
内臓脂肪の蓄積は、多くの「生活習慣病」を起因しています。その「引き金」なっているのです。「内蔵脂肪症候群のメタボ」を放置しておくと「動脈硬化」急速に進行します。
さらに、「心臓病」や「脳卒中」及び「ガン」等の重篤な合併症状を引き起こします。死亡率の1位が「ガン」2位が「脳梗塞」3位が「心筋梗塞」と国から発表されいます。
3.内蔵脂肪のメタボか、どうかとは
3.1メタボ診断基準
健康診断等ですでにご存じでしょうが、メタボの確認の基準を紹介します。
・必須条件: 腹囲(ウエスト周囲径):男性85cm以上、女性90cm以上*
・上記の基準に加えて、以下のうち2項目に入っているかで診断されます。
○中性脂肪値150mg/dl以上またはHDLコレステロール値40mg/dl未満、
○高血圧(最高130mmHg以上・最低85mmHg以上)
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