日本を原産としたセリ科の多年草(一度タネをまいて育てると、何年も枯れずに育つ草本のこと)です。
「今日、葉を取っても、明日にはまた芽が出るほど成長が早いことから、「明日葉」の名前が付いています。(実際には数日、かかります)
房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋側などの暖かい地域に自生しており、鍋物やおひたし、天ぷらなど様々な料理に使用されます。
葉野菜独特の臭みや苦味、クセが少ないので、飲みやすい青汁の原料として利用されることが、多くなってきています。
栄養のバランスが良い、という特徴があります。いろいろな、種類の栄養素が含まれているので、幅広い効果を期待できます。
2.3.2 明日葉に含まれる成分と効果
●クマリン
ポリフェノールの一種です。セリ科の植物全般に含まれ、明日葉には特に豊富に含まれています。
クマリンの主な働きとしては、抗酸化作用、抗血液凝固作用、抗菌作用などがあります。
・血流を改善する効果
血液を固まりにくくする作用があります。そのため、脳梗塞や心筋梗塞の原因のひとつである血栓を防いでくれます。また、血液の流れを良くすることで、リンパ液の環や血流を改善する効果があります。
・抗菌効果
体内での細菌の増殖や生育を防ぎ、細菌を死滅させる効果を持っています。
●カルコン
明日葉独自に含まれるポリフェノール成分「カルコン」には様々な有用性が期待されています。明日葉の葉や茎を切ると、ネバネバとした黄色の液体が出てきます。これがカルコンです。
・血糖値の上昇を抑える
カルコンを摂ることで、脂肪燃焼や血糖値を下げる働きをもつタンパク物質「アディポネクチン」が増加します。
・血栓予防
アディポネクチンには血管を拡張し、血管についた傷を修復する働き、血栓の予防、高血圧の改善などの効果があります。心筋梗塞や脳梗塞など、循環器系の病気の予防も期待できます。
・むくみ解消
体内に溜まっていた老廃物の排出が盛んになります。この結果、むくみが解消されます。
3 粉末青汁の上手な飲み方5選
コマーシャルの影響もあって、「まずい」「飲みにくい」といった、印象を持たれがちな青汁ですが、各メーカーの努力により、かなり飲みやすい青汁も増えてきています。ただ、完全に解消できている
わけでは、ありません。あくまでも「以前より、飲みやすくなってきた」という程度です。
青汁は継続して、ある程度の期間、飲み続けないとその効果は期待できません。
ここでは、粉末の青汁をより美味しく飲む方法をご紹介します。
3.1 粉末青汁+牛乳
牛乳と組み合わせることで抹茶ミルクのような味にすることができます。牛乳が好きな人には、かなり、有効な方法です。さらに、はちみつや砂糖を加えてみて、調整すると良いです。カロリーが気になる方は低脂肪の牛乳やカロリー対策が施された、甘味料を加えることで、肥満への不安を軽減することができます。
飲みやすさに加えて、牛乳の持つ栄養素を考えると、かなり、強力な「栄養ドリンク」になります。
青汁と牛乳を合わせることで、カルシウムの吸収率をより高めることが可能になります。
牛乳に含まれる「乳糖」と呼ばれる、牛乳に含まれる糖分と「カゼイン」と呼ばれる、牛乳に含まれるタンパク質の働きにより、牛乳のカルシウムの吸収率は非常に高くなっています。
青汁には原料によって異なりますが、牛乳と同等、あるいは、それ以上のカルシウムを含んでいます。
牛乳と青汁を組み合わせることで、牛乳がもつ高い吸収率に助けられ、青汁のカルシウムの吸収率も向上します。つまり、水で溶かした青汁よりも、牛乳で割った、青汁の方が、カルシウムが吸収されやすい、ということです。
3.2 粉末青汁+豆乳
豆乳自体が栄養がある飲み物ですから、牛乳で割った場合と同様に、それぞれの栄養素の足し算になり、かなりの栄養価が期待できます。
豆乳も味にクセがありますから、より、飲みづらくなるように思えますが、うまく相殺されて、飲みやすくなります。
個人差があるでしょうが、味は牛乳よりも、さらに、飲みやすくなるように感じます。牛乳と同じく、はちみつや甘味料を加えると、良いでしょう。
ストレートの豆乳以外にも色々なタイプの豆乳がありますから、組み合わせを試して、自分に合う組み合わせを探すのもよい方法です。
3.3 粉末青汁+野菜ジュース
「野菜ジュースと青汁はどちらがいいの?」という疑問を多くの方が持たれるようです。それぞれ、含まれる栄養素を見て、自分に必要そうなものを選べば良いのですが、そんなことに時間を使わないで、いっそのこと、両方を同時に摂ればいいのでは?と思います。そもそも、青汁も野菜の汁なのですから、野菜ジュースにさらに、必要な成分を加える、という発想でうまくいきます。しかも、青汁の飲みにくさを軽減してくれますので、素晴らしい組み合わせ、ということになります。
3.4 粉末青汁+フルーツジュース
フルーツジュースの甘みを加えることで、牛乳や豆乳よりもさらに飲みやすくなります。グリーンスムージーのような感覚で青汁を楽しめます。どのフルーツでも比較的相性が良いことから、あなたのお好きなフルーツと組み合わせると良いでしょう。
・オレンジジュースで割る
酸味が特徴のオレンジジュースは、青汁と組み合わせることで、青汁の苦味を緩和してくれます。ただ、かなり酸味が強調されます。酸味が好きな方におすすめの組み合わせです。
・りんごジュースで割る
一番人気が高い組み合わせです。青汁の苦味や後味が気になる方におすすめの組見合わせです。りんごの甘味が青汁の「まずさ」ををほどよく消してくれます。また、青汁特有の後味をスッキリとさせてくれます。
3.5 粉末青汁+ヨーグルト
程良い酸味とまろやかな風味のヨーグルトが青汁の苦味や青臭さをカバーしてくれるため、意外なおいしさが人気の組み合わせです。
「おいしい」という人の多くは、プレーンのヨーグルトでは無く、すでに味の付いた(砂糖が入った)ヨーグルトと青汁を組み合わせているようです。プレーンの場合ははちみつや甘味料を加えている場合がほとんどで、ダイエット目的の人がまれに、プレーンヨーグルトと青汁の組合せで飲まれて、「おいしい」と感じるようです。
ちなみに、私はヨーグルト飲むヨーグルトと粉末青汁の組み合わせで、おいしくいただいています。
4 粉末青汁の驚くべき5つの効果
4.1 美容やアンチエイジングに効くって本当?
美容やアンチエイジングを考えるときに、まず意識することは体の酸化(さびること)です。この酸化を抑えることを「抗酸化作用」と呼ぶのでしたね。
体が酸化(さびる)とはどのようなことかを今一度、確認してみます。リンゴをむいて、放っておくと、変色します。また、鉄も酸素により、さびてしまいます。これを「酸化」と呼びます。酸素は人間が生きていく上で、欠かせないものです。でも、この体内に取り入れた酸素の内、約2%が「活性酸素」になります。
「活性酸素」はバイ菌や、有毒物質を退治する殺菌の役目をしてくれる大事な物質ですが、増えすぎると、正常な細胞まで傷つけてしまいます。
この増えすぎた「活性酸素」こそが、美容を損ない、老化を促進する物質なのです。
シミやシワなどの肌トラブルは皮膚の細胞が活性酸素のダメージを受けることで、発生します。
この「酸化」を防ぐことを「抗酸化作用」と呼ぶのでしたね。40代になると、この「抗酸化作用」が弱まり、老化が加速します。
老化を防ぐ、いわゆる、「アンチエイジング」を効果的に行うためには「抗酸化作用」が衰えないようにすれば良いのです。
いつまでも、若々しいのは「抗酸化作用」の働きが活発だからです。青汁を摂ることで、「抗酸化作用」は強まります。これにより、「美容」と「アンチエイジング」の効果を実感できるようになるのです。
4.2 ダイエットや便秘にも効くの?
まず、最初に理解したいのは、「青汁はダイエット用食品、ダイエットのサプリメントではない!」ということです。そうではなくて、「体を整えて、太りにくい、体質にしましょう」という、あくまで、ゴールは「健康」です。また、青汁の効果はすぐに期待できません。人によって、違いはありますが、少なくとも、1か月は毎日続けて、効果を実感できるのは3か月くらいから、と言われています。
それでも、体をゆっくりと、整えていく方法で、しかも、毎日飲まないと効果が出ないのですから、自然と「習慣化」ができるようになります。このため、多くの方が経験する「リバウンド」を防止できるのです。
青汁で一食あるいはそれ以上を「置き換えましょう」、というダイエットを勧めている記事も見かけますが、この方法では、おなかがすきますから、多くの人が失敗します。それで、「青汁でダイエットできない」「青汁はダイエットに効果なし」と言い出すのです。ダイエットも青汁と同じで、「続けること」が一番大切なのです。
青汁がダイエットで一番、効果を発揮するのは「便秘の解消」です。「たかが、便秘」とあまり気にしない方も多いのではないでしょうか?実は便秘は大変危険な状態なのです。
便秘というのは本来、不必要で排出すべき「便」を貯めこんだ状態ですから、「感覚的」にも「悪そうだな」ということは、容易に想像がつきます。「慢性的に便秘なので」「体質ですから」という、意見も普段の会話から良く聞きますが、ぜひ、簡単にあきらめずに、まずはその危険性を理解するようにしてください。
一体、「便秘」にはどのような、悪い影響があるのでしょうか?
●消化吸収の機能が低下します
腸内にはさまざまな「菌」が存在します。「善玉菌」「悪玉菌」と、どっちつかずの「日和見菌(ひよりみきん)」という種類の菌がいます。「善玉菌」「悪玉菌」が大部分をしめて、「日和見菌」は少しの割合で存在するように、思いがちですが、「日和見菌」は全体の6割を占めます。どっちつかずの「日和見菌」の特徴はその「性質を変化させる」ところにあります。
「善玉菌」が増えれば、「善玉菌」の性質に、「悪玉菌」が増えれば、「悪玉菌の性質に変化するのです。便秘によって、「悪玉菌」が増え、「日和見菌」も「悪玉菌」に変化してしまいます。
「悪玉菌」のエサは「動物性たんぱく質」と「脂質」です。肉にはこれらの、栄養素がたくさん含まれています。このために、肉中心の食事が続くと、腸内の「悪玉菌」が増えるのです。この結果、腸の機能で大切な「消化吸収の機能」が低下してしまいます。栄養が充分に取れなくなるので体力も低下します。さらに、悪玉菌は、有害物質や発ガン物質を発生させるので、体のいたるところで不調が起こるようになります。
4.3 生活習慣病の予防にもいいの?
食生活、運動不足、ストレス、喫煙、飲酒などの生活習慣によって引き起こされる病気をまとめて、「生活習慣病」と呼びます。
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