ガムで行う分には問題ないものの、食事の時には決して行ってはいけません。
6-2.ラムネダイエットって?
ラムネを使ったダイエットというものがあります。
ラムネの成分は、片栗粉、ブドウ糖、クエン酸などが使われることがほとんどです。
このうちのブドウ糖には、空腹感を満たす作用があります。
体内の満腹を感じる、満腹中枢は、血糖値の上昇を感知して、これ以上栄養が必要か、必要でないかを判断します。
ラムネに含まれるブドウ糖を摂ることによって、満腹中枢を刺激して、早くに食欲を抑えようとするということのようです。
ただ、カロリー自体は少ないものの、腹持ちがしないために、逆に食べ過ぎて太ってしまうとうケースもあるようなので、ダイエットとしての効果は個人差があるようです。
6-3.ナッツダイエットの効果とは?
ナッツ類は、カロリーが高く、ダイエットには向かないというイメージがありますが、その成分がダイエット効果を引き出すということが言われています。
ナッツ類に含まれる、食物繊維が腸の働きを活発にし、良質な不飽和脂肪酸が脂肪の燃焼を助け、ダイエットに一役買うことになります。
また、ナッツ類に含まれる豊富なビタミンB群は、糖質、脂肪、たんぱく質の代謝を促進する働きがあります。
さらに、腹持ちがするので、そう大量には食べられないという利点もあります。
これらの働きにより、ダイエット効果が期待できるというわけです。
ナッツ類は、食前あるいは、間食として食べると効果的です。
比較的手に入りやすいので、手軽に始めることが出来ますね。
ただし、無塩のもの、素揚げしたものを選ぶようにし、濃い味付けのものは選ばないように注意しましょう。
7.ダイエットとお菓子、手作りはどう?
7-1.おからクッキーのおいしさ!
おからは、低カロリー食であり、これで作ったクッキーは、ダイエットに最適なお菓子となりえます。
製品としても売っているのですが、自分で作ることで、糖を抑えることもできます。
作り方の一例を紹介します。
材料は、
・おから 50g
・きなこ 大さじ1
・黒糖 大さじ1
・豆乳 小さじ1
これらを用意します。
作り方は、
1.すべてをビニール袋に入れて、こねていきます
2.耳たぶくらいの硬さになれば、できるだけ伸ばしていきます。
3.袋から出し、適当な大きさに切るか、型で切り取っていきます。
4.ターンテーブルに乗せる。
5.レンジで500W4分加熱し、さらに裏返し1分加熱する。
これで、しっかり固まっていれば、完成です。
おからクッキーであれば、ダイエット時期に間食として食べることができる、最適なお菓子になるでしょう。
7-2.寒天ゼリーの手軽さ
寒天は、天草やおごのりなどの海藻から採れる成分できており、食物繊維が豊富に含まれています。
また、カルシウムや鉄分、リンなど、ミネラル成分を含んでおり、カロリーもほとんどないので、ダイエットに最適です。
ここでは、オレンジジュースで寒天ゼリーを作る方法を紹介します。
材料は、
・水 130cc
・粉寒天 3g
・100%オレンジジュース 500cc
・はちみつ 大さじ1
・塩 ひとつまみ
で作ります。
作り方は、
1.手鍋に、水、粉寒天を入れ中火でかき混ぜながら、加熱します。
2.沸騰すれば、弱火にし、2分ほど加熱し、混ぜ溶かす。
3.粉寒天を加熱している間、耐熱容器にオレンジジュースを入れます。
4.オレンジジュースを電子レンジで2、3分温めます。
5.寒天水に、オレンジジュースに、はちみつ、塩を入れます。
6.弱火で1分ほど、かき混ぜて温めます。
7.型に入れ、少し冷ましてから、冷蔵庫で冷やし固めます。
これで、固まれば完成です。
他のジュースを使うと、その味になります。
また、果物をカットしていれても、ヘルシーな寒天ゼリーができます。
いろいろ工夫することで、ダイエット中に最適なお菓子になるでしょう。
7-3.野菜の砂糖漬けはどう?
野菜の砂糖漬けなどは、野菜のうまみを活かして、その栄養を摂れる上に、作り方も簡単です。
ここでは、ゴボウの砂糖漬けを紹介します。
材料は、
・ゴボウ 1本
・てんさい糖 50g
・水 200g
を、用意します。
作り方は、
1.ゴボウをよく洗い、5mm幅に斜めに切ります。
2.なべに、切ったゴボウ、てんさい糖、水を入れて中火で煮ます。
3.煮立ってあくが出てくれば、丁寧にすくい取ります。
4.焦がさないように、はしでかき混ぜて、水分が少なくなり泡立つまで煮詰めます。
5.これを取り上げて、冷まします。
6.食べる前に、てんさい糖をまぶします。
すぐに、食べられますし、冷蔵庫で1か月くらい保存ができます。
他のやさいでもできますので、試してみましょう。
8.まとめ
これまで、お菓子の役割から、ダイエットの基本、お菓子の食べ過ぎの危険性、安全な食べ方などを紹介してきました。
お菓子は、食べ過ぎると様々な病気の原因になります。
しかし、その歴史は長く、人の不足した栄養、エネルギーを補う役目や、心のゆとりを作るための役割を果たしてきました。
東洋、西洋を問わず、これだけ様々なお菓子や、その制作技術が発達してきて、今に至っているので、人には必要なものだったということが分かります。
大事なのは、お菓子を否定することではなく、上手に付き合っていくことのように思われます。
現在は、市販のお菓子でも、現代の健康志向の波に乗って、低カロリーで、体の働きを助ける成分を含んだものなども開発されてきており、お菓子もどんどん進化しています。
そういったものを利用して、ひたすら我慢をするだけではなく、お菓子を楽しみながら、ダイエットしていくことは、体や心の健康にも大事なのではないでしょうか。
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