その一方で、「水素水を飲んでも意味がない」「普通の水を飲んでいるのと変わらない」といった意見を目にすることもあります。水素水に関する研究は今たくさんあるので、今の段階ではどちらの意見も混在しています。
けれども実際にはどうなのでしょうか?水素水の効果は嘘なのでしょうか?
3.1水素水の効果は「水分補給」?!
水素水の定義として0.08ppm以上の水素濃度の水を水素水とするとありました。けれども、実際にこれに満たない製品もあるようです。そのため水素濃度は製品によって様々です。
実際に水素水の実態について調べた国民生活センターの調べによると、「表示値よりも水素の濃度が低い」製品や「水素が検出されなかった」製品も見つかっています。
また、開封時点で水素が残っていた水素水についても、開封後に蓋をしめて放置してその濃度変化を調べています。それでどれくらい水素が抜けるかを見ているのですが、多くの商品が、5時間後には30~60%に、24時間後には10%程に低下したということです。
ですから、必ずしも水素水を口にするときに、表示通りの濃度の水素水を口にしているというわけではないとしています。
・効果は「水分補給」の回答
実際に国民生活センターが、水素水と水素水の生成器の事業者に対してアンケートをとりました。
その結果最も多かった回答が「水分補給」となりました。次いで多かったのが「美容」「アンチエイジング」という回答でした。
実際に水素水を扱っている事業者の回答に「水分補給」が最も多い結果に、この結果が公表されたときには非常に驚きが広がりました。
・健康効果が記載されているものには注意
現段階で水素水に関しては、特定保健用食品(トクホ)などに申請され、許可されたものはありません。
けれどもその一方で、水素水製品に目をやってみると「アトピーを治します」「老化を予防します」といった文言が書かれていることがあります。これらの表示がある製品には、少し注意しなければいけないかもしれませんね。
3.2「活性」水素はあっという間になくなる
ときどき水素水に関係する商品の中に、ただの水素ではなく、「活性」水素と書かれているものがあります。活性酸素は出てきましたが、この活性水素とは何なのでしょうか?
活性水素とは、水素が変化して高い反応性を持った水素です。実は水素が活性酸素を強力に除去してくれると言われる原因には、この活性水素の強い還元力にあります。
すぐに反応してくれるので、酸素とくっついて、瞬時に水に変化させてくれるんですね。
この活性水素ですが、体の外から摂取するのはちょっと難しいです。というのも、活性水素は1/3秒で半分の量になってしまうためです。いくら開封後すぐに飲むといっても、1/3秒という短い時間では、どうにもできません。
そのため活性水素水という商品はちょっと語弊があるかもしれません。
もちろん水素水も開封後は比較的短時間で水素が減っていってしまいます。けれどもそれは活性水素の比ではありません。
3.3まだまだ研究途中
水素水に関しては、実際に病気の症状が改善するなどの例もあります。けれどもその一部の例だけでは、誰にでも効果があるとは言えないんですね。
まだまだ水素水の効果は多くの研究を必要としている段階です。実際に研究が進んでいるところは部分的で、人での効果が実証されているものもあれば、マウスの検証にとどまっている分野もあります。
化学的根拠がまったくないわけではないけれど、全ての効果が証明されているわけではないと知っておきましょう。
それでも、水素水を飲むだけという手軽さと、多くの病気予防や老化防止といった幅広い効果を持つ水素には、期待も大きいです。そのため、水素水に関連する商品は非常に多くなっています。
ただ水素水を扱う事業者側も、まだ水素水に関する知識が乏しいところもあり、不完全な部分も大きいのかもしれません。
そうした部分をきちんと理解した上で、実際に水素水を利用するときには、十分に知識をつけて選びたいですね。
4.水素水の正しい選び方・飲み方
ではいざ、水素水を飲んでみましょう。その前に、水素水に関連商品は非常にたくさんありますから、その中からどれを正しく選ぶのかが大切ですね。
効果を感じるまでには、1か月ほどを要したという意見が多いですから、継続して飲むことも考えておきましょう。良いものは良いですが、値段的な問題もあります。予算の範囲内で、次の選び方にあてはまるものを探してみてください。
4.1濃度は1.2ppm以上がおススメ
先に説明しましたが、水素は圧力をかければいくらでも濃度を高くすることができます。けれども通常の気圧になってしまうと、抜けていってしまいますから、通常気圧で考えると1.57ppmくらいの濃度を上限の目安にします。
また、ひとつの定義として0.08ppm以上の濃度であれば水素水とされます。この中でどれくらいの濃度のものを選ぶのがよいでしょうか?
おススメなの「1.2ppm以上」の濃度です。
体の中でしっかりと抗酸化力を発揮してもらうための濃度です。1.2ppm以上あれば、抗酸化力による体の変化を実感しやすいでしょう。
4.2容器で逃げる水素の量が全く違う
水素水においては、どの容器の水素水を選ぶかもとても大切です。一般的に売られている水素水は色々な容器で販売されています。
売られているのは、「ペットボトル」「アルミ缶」「アルミパウチ」といった容器があります。
この中で断然選ぶべきなのが「アルミパウチ」の容器です。
というのも、水素はとても小さい分子なので容器によっては、水素が通り抜けていってしまうんですね。そのため、容器に入れた段階では水素水であっても、私たちの口に入るときにはただの水になっているなんてこともあります。
・アルミパウチ
アルミパウチならば、水素が最も逃げづらく水素水を入れた状態を保つことができます。
またアルミパウチは、開封後に空気を抜いて閉めるができます。中に空気が入っているとその中の酸素と水素が反応しやすくなってしまい、水素水の中の水素が少なくなってしまいます。ですから、一度で飲み切らないときには、空気を抜いてからおいておくのがよいでしょう。
・アルミ缶
アルミ缶の場合、中に水を入れた時点で酸素が残っている状態になります。この酸素があると水素がくっついてしまいますので、多少水素水の中の水素が失われてしまいます。
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