この満腹中枢を刺激する役割を担うのが、「レプチン」というホルモンです。レプチンは食事の摂取によって脂肪細胞に脂肪が取り入れられると分泌され、脳の視床下部にある満腹中枢を刺激します。
ここで注意したいのが、食事開始からレプチンが分泌されるまでの時間です。レプチン分泌の合図は、脂肪細胞に脂肪が吸収されること。ですから分泌が始まるのは食事開始後すぐではなく、約20分後ぐらいと言われています。
よく噛まずに早食いすると、レプチンが分泌される前に食べ過ぎて、リバウンドしてしまう危険があるのです。
3.2.目標体重達成から1ヶ月が勝負!
前述の満腹中枢刺激ホルモン「レプチン」の分泌量は、食事の量によって変化すると言われています。つまり食事の量が減るとレプチンの分泌量も減るのです。食事の量が増えるとレプチンも増えますが、急激な増加はせず、約1ヶ月かけて適正な量にセットされます。
ダイエットをやめて食事を元に戻すと、最初のうちはレプチンの分泌が少ないため、満腹感をを感じにくく、食べ過ぎてしまう危険があるのです。
目標体重を達成してから1ヶ月はリバウンドの危険があることを念頭に置き、食事の量を調節することが大切です。よく噛んでゆっくり食べるようにすれば、満足感が得られますよ。
4.ポイント③:適正な睡眠時間を確保!
睡眠不足は、頭痛や倦怠感、集中力の低下などを招くだけだはなく、ダイエットにも悪い影響を与えます。質の良い睡眠を適正な時間とることがいかに大切か、ご紹介していきます。
4.1.睡眠時間とダイエットの関係
睡眠不足が肥満につながるという研究結果が、複数発表されています。
早稲田大学と花王の研究グループは「睡眠時間が減るとレプチンの分泌が減り、食べる量が増えて肥満につながる」と発表しています。
また、筑波大学の研究チームはマウスを使った実験結果から、「睡眠不足の人は、カロリーが高い嗜好品を食べたいという欲求が増し、太りやすい。特にレム睡眠(体は寝ているが、脳が活動している状態)が不足しているとショ糖や脂肪分の多いものを好む傾向にある」と発表しています。
さらにアメリカのコロンビア大学の研究チームは、7時間〜9時間の睡眠をとっている人と比較して、5時間睡眠の人は肥満率が50%高く、4時間以下の睡眠の人に至っては肥満率が73%も高いと発表。
睡眠不足は肥満の元、というのは常識になりつつあるようです。
(参考:Asagei plus)
4.2.食欲増進ホルモン「グレリン」とは
空腹でカロリー摂取が必要になると、「グレリン」というホルモンが胃から分泌されます。グレリンは脳の視床下部にある食欲中枢を刺激し、「お腹が空いた、食べたい」という欲求を生み出すのです。
アメリカのスタンフォード大学の研究では、睡眠時間が短い人は、食欲を起こさせるグレリンが増加する傾向にあると共に、満腹中枢を刺激して食欲を抑えるレプチンが減少する傾向にある、と発表しています。
このことからも、正常な食欲を保つには睡眠が大切だということがわかりますね。睡眠不足がリバウンドを招くこともあることを覚えておきましょう。
5.ポイント④:適度な運動!
運動がダイエットに必要なことは解っていても、もともと運動が苦手だったり、季節によっては暑かったり寒かったりで運動する気になれないこともありますよね。ここでは、運動がリバウンド防止に有効な理由と、頑張らなくてもできる運動についてご紹介します。
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