さらに、味噌にはビタミンEも含まれます。このビタミンEは代謝に関係するわけではありませんが、血液の流れをよくしてくれる効果があります。血液の流れがよくなると代謝がよくなるので、脂肪の燃焼を促進してくれます。
2.3不足しやすいミネラル
ダイエット中で食事制限をしているときは、ミネラルが不足しやすいです。味噌にはそのミネラルが豊富に含まれています。
味噌にはカルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分といったミネラルが豊富です。ダイエットにおいてミネラルは、食事で摂取した栄養をエネルギーに変えるときに、効率をよくしてくれる働きをしてくれます。
例えばカルシウムは脂肪燃焼を促進して、吸収を抑制する効果があります。カルシウムはイライラを抑える働きもあるので、ダイエット中のストレスも軽減されます。
ミネラルは人の体に大量に必要なものではありませんが、なければ体の各機能に支障の出る栄養素です。
カルシウムやマグネシウムといったミネラルがあるから、筋肉の働きがスムーズになります。他にも、シミやそばかすを防いだり、コラーゲンを強くするなど、美容の効果も期待できるのがミネラルです。
2.4脂肪吸収抑制をする大豆サポニン&レシチン
味噌に含まれる大豆サポニンは、腸の動きを正常にする働きがあります。そのため、余計な栄養素を吸収させない効果も発揮してくれます。
サポニンというのは植物の根や茎などに含まれる成分で、苦みやエグみのもとになる成分です。特にマメ科の植物に多く、植物ごとに種類が変わります。そのため大豆に含まれるのを大豆サポニンと言い、高麗人参にふくまれるものは高麗人参サポニンなどと言います。
この大豆サポニンが腸の動きを正常にしてくれ、必要のない栄養の吸収を抑えます。また脂肪を吸収しやすくする酵素の働きを抑制する働きもあり、特に脂肪の吸収を抑制してくれます。
さらに味噌にはレシチンという成分も含まれます。レシチンは体の中でエネルギー源になり、細胞すべての細胞膜という部分の主成分です。
このレシチンは脂肪の分解をし、排出する効果もあります。大豆サポニンとレシチンの両方が脂肪の吸収を抑える効果があるんですね。
2.5腸内環境を整えるペプチド
味噌に含まれる大豆ペプチドは、腸管に吸収されるときに腸を刺激するので、腸内環境をよくしたり、基礎代謝を良くしたりする効果があります。
大豆ペプチドというのは、元々はたんぱく質のことです。たんぱく質は最終的にアミノ酸になりますが、代謝されてアミノ酸になる一歩手前のものが大豆ペプチドです。
大豆のたんぱく質は、元の状態は腸で吸収できない大きさなので、ペプチドやアミノ酸といった小さい形に分解されます。これが吸収されるときに腸を刺激してくれるので、腸内環境がよくなります。
また大豆ペプチドは筋肉を増強する働きもあります。小さくなって吸収しやすくなった分だけ、素早く筋肉になってくれるためです。筋肉の量が増えることで、消費カロリーも上がってダイエットに効果をもたらしてくれます。
2.6女性の味方イソフラボン
大豆に含まれる大豆イソフラボンが、女性に嬉しい効果を持っているのはよく知られています。大豆イソフラボンは体の中で女性ホルモンに似た働きをします。
そのため生理前の症状を軽減したり、更年期障害の症状を緩和してくれる効果があります。また骨粗鬆症の予防にも効果を発揮してくれるのが大豆イソフラボンです。
この大豆イソフラボンは特に更年期障害の人の肥満対策として効果的です。更年期になると体重が増える女性が多いですが、その原因が女性ホルモンの減少です。女性ホルモンのうち、エストロゲンというホルモンが減少してしまいます。
その影響で、体は水分をため込みやすくなったり、大腸の動きが悪くなったりします。そのため脂肪がたまりやすくなってしまい、更年期になっていきなり太ってしまうんですね。
ですから更年期や、年齢を重ねてからなかなか痩せなくなった、太ってしまったという方に、大豆イソフラボンの摂取はとてもオススメです。
2.7あなどれない水分補給
日頃からどれくらい水分補給をしているでしょうか?十分な水分を摂ることはダイエットにおいてもとても大切だと言われます。
ダイエットでよく言われるのはミネラルウォーターなどですが、食事の中から摂る水分もあなどれません。特にそんなにたくさん水やお茶だけを飲めないという方は、味噌汁などのスープの形で飲むと十分な水分量を摂れます。
夏の場合、たくさん汗をかくと塩分やミネラルが体の中から減ってしまいます。すると熱中症などが起こりやすくなりますが、そんなときの水分補給として、味噌汁はもってこいです。
冬の場合でもスープ類は、体を温めることになります。冬は夏場と違って、汗はあまりかきませんが乾燥していることで水分が不足しがちです。その点でも味噌汁の水分補給は非常に重要なんですね。
3.味噌汁ダイエットにおススメの具
一言で味噌汁と言っても、中に入れる具は色々なバリエーションがありますよね。野菜を入れることもできますし、肉や卵を入れることもできます。
もちろん、中に入れる具材によって栄養素なども変わってきますよね。それなら、どんな具材を使うのがダイエットには良いのでしょうか?味噌汁ダイエットにおススメの具についてご紹介します。
3.1カロリーが低くかさ増しになるきのこ類
きのこは安く手に入りますし、うまみの多い食材としてもよく知られています。さらに低カロリーで味の主張も少なく、栄養価も高いですから、かさ増しになる上に、非常にダイエットに向いた味噌汁の具になります。
まずきのこは食物繊維を豊富に含んでいますので、腹持ちの良い食材です。食物繊維と水分が体の中で合わされば、水を吸って膨らみ満腹感を得やすくなります。
さらにきのこには油の吸収を妨げるキノコキトサンという成分が含まれます。キトサンというのは甲殻類に含まれる成分で、蟹やエビに多く含まれます。その中できのこに含まれるものをキノコキトサンと言います。
このキノコキトサンは水に溶けない性質を持っています。摂取した油をつつみこんで、腸内での吸収を妨げ、体の外に排出してくれます。油の多いものを食べるとき一緒にきのこの味噌汁を一緒に食べるとよいですね。
また、味噌の効果でも紹介したビタミンB群はきのこにも豊富です。そのため、脂質や糖質の燃焼を促進してくれる効果が、味噌だけの場合よりもより強化されて体の中で働いてくれます。
3.2大豆製品をさらにプラスしても
豆腐や油揚げなども味噌汁の具としてよく使われます。家庭や地域によっては納豆を味噌汁の具として食べることもあるようです。油揚げを入れると油分が出てきて少し味噌汁にコクが出ます。
このような大豆製品をさらにプラスして、イソフラボンなどの効能をより一層強化していただいてもいいでしょう。
大豆イソフラボンのところでも紹介したように、イソフラボンなどを摂取することは女性にとって嬉しい効果が期待できます。特に更年期障害の症状や、更年期の肥満に悩んでいる方におススメです。
ただし、イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをするからといって、摂れば摂るだけよいわけではありません。更年期のように女性ホルモンが減少している場合は別ですが、それ以外の場合には摂りすぎると逆に女性ホルモンのバランスを崩すこともあります。
イソフラボンをたくさん摂取するとバストアップに効果があるとも言われます。けれども、特に生理前症候群などに悩んでいる方は、摂りすぎには注意しましょう。
3.3わかめ・さつまいもで食物繊維豊富に
腸内の環境をよくするのは、ダイエットにおいて基本です。腸内をきれいにすれば、必要な栄養が吸収できますし、基礎代謝も上がるとされています。
そこで必要になるのが食物繊維です。野菜には基本的に食物繊維が豊富ですが、腸内環境をよくすると考えた場合には、その食物繊維の内容にも注目してみましょう。
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