あなたが「太りやすい」11の原因とは？3つの解決方法も紹介♪

中には自分ではどうしようもないものもありますが、その原因があると知っていることが大切です。自分の場合には何が当てはまるか？と考えながら見てみてください。

2.1やっぱり関係がある「遺伝」

体型に家系があると感じたことはないでしょうか？親と子の体型が似ていると見えるときには、太りやすい特徴が「遺伝」していると思えるときがあります。

実際に太りやすいことは遺伝するとされています。

そうなると知りたいのが遺伝の割合ですよね。どれくらいの割合で肥満が遺伝するのでしょうか？

まず両親ともに肥満でない場合、肥満発生率は10％程度です。さらに母親が肥満の場合は60％、父親が肥満の場合は40％、最後に両親が肥満の場合は80％という肥満の発生率になっています。

この遺伝で言うところの太りやすい体質というのは、アドレナリンが関係しているとされています。アドレナリンの受け取りが遺伝子の働きでうまくいかなくなるために、脂肪の分解が進まなくなり、太りやすくなるようです。

とはいっても、遺伝ばかりが太りやすい体を決めているわけではありません。

遺伝よりも「環境」の方が体型に与える影響が大きいという意見もあります。そのため遺伝で自分は太りやすいと分かったのなら、他の部分でそれをカバーするように切り替えていくべきです。

2.2「脂肪細胞」の量が多い

脂肪細胞には種類があり、そのうちのひとつに白色脂肪細胞という細胞があります。白色脂肪細胞は脂質を溜める場所で、食事で摂った余分なカロリーを貯蓄し、必要な時にエネルギーとして出してくれます。

この白色脂肪細胞は、「肥満の人に多い」あるいは「細胞自体が膨張している」特徴があります。

白色脂肪細胞の数は、子どもの頃に数が決まります。胎児期、乳児期、思春期に数が決まるとされており、その時に肥満児だったり、体重が多い場合には数が多くなります。

数が多いとたくさん脂肪を溜め込みやすく、太りやすい体になってしまうんですね。

一方で子どもの頃は痩せていて、妊娠中や中年太りなど、大人になってから太った場合には白色脂肪細胞が膨張している状態です。ただ、この状態ならば数は多くないのでダイエットの効果も出やすいので、痩せることはそう難しくありません。

2.3特に女性にある太りやすい「時期」

特に女性には、長いスパンでも、短いスパンでも太りやすい時期があります。

長いスパンで言うと「思春期」「妊娠時」「閉経後」です。妊娠時は赤ちゃんのために体重が増えるのは仕方がないことですよね。これに対して思春期や閉経後などはホルモンのバランスが崩れることによって体重が増えやすくなります。

また短いスパンでは生理周期で「痩せやすい時期」「太りやすい時期」が訪れます。

実感したことのある方もいるかもしれませんが、「生理前」は太りやすい時期です。水分や栄養を溜め込みやすいので体重が増えやすく減りにくくなります。

一方「生理後」は痩せやすい時期です。ホルモンの変化によって体がスッキリとしやすい時期です。賢いダイエッターさんは生理周期のことも考えながらダイエットをしている方もいます。

2.4「筋肉の量」が少ない

これも女性に多い特徴ですが、筋肉の量が少ない場合は、太りやすい体になってしまっています。これは運動習慣などにも関係してきます。

脂肪は筋肉で消費されますから、その場所がないと効率的に脂肪が燃焼されません。このため筋肉が少ないと基礎代謝が低くなり、太りやすい体になります。

2.5「血液型」で変わる太る食べ物

血液型によって太りやすい食べ物が変わると言われています。そうすると同じものを食べていたとしても、血液型の違いで太る人と太らない人が出てきます。

例えば
A型が太りやすいのは、鶏肉以外の肉・甲殻類・乳製品・卵・バナナ・マンゴーなど
B型が太りやすいのは、鶏肉・小麦製品・そば・アボカド・柿・トウモロコシ・ナッツなど
O型が太りやすいのは、小麦製品・乳製品・イモ・なす・オレンジ・いちごなど
AB型が太りやすいのは、鶏肉・加工肉・そば・アボカド・バナナ・オレンジなど