えのきのダイエット効果爆発！選べる4つのダイエット方法が嬉しい♪

食べ物を食べるだけで痩せるということは基本的にはありませんが、えのきに関しては食べることで痩せる効果が期待できるかもしれません。
・エノキタケリノール酸の効果
このエノキタケリノール酸もキノコキトサンの一部です。これもえのきのみに含まれる成分です。

このエノキタケリノール酸は小腸で吸収されて、体の中にあるアドレナリンと結合して代謝をUPする効果があります。代謝がUPすることで特に内臓脂肪を減少させる効果が期待できます。
エノキタケフェノール酸やエノキタケリノール酸を摂取するには普通にえのきを食べているだけではうまく吸収されません。ダイエット効果を引き出すために効率的に吸収するには食べる前の工夫が必要です。その重要な工夫については後でご紹介します。

2.2脂肪の吸収を抑える

えのきで脂肪の吸収を抑えるのは、すでに出てきた「キノコキトサン」という成分の効果です。キノコキトサンは他のきのこにも含まれる成分ですが、きのこの中でもえのきが一番キノコキトサンの含有量が多いです。

キノコキトサンは体の中に入ると腸まで運ばれて、一緒に入ってきた食材の余計な脂肪に膜を張ってくれます。膜があることで腸はその脂肪を吸収できなくなるので、そのまま排出されてしまいます。

このキノコキトサンは少ない量で腸壁の広い範囲をカバーできる、コスパのいい成分でもあります。

余計な脂肪の吸収を抑えることができるので、ダイエット効果を強力に補助してくれます。

2.3食物繊維で、満腹感＋腸内環境改善

えのきは食物繊維が豊富に含まれています。具体的には食物繊維が3.9ｇ含まれていて、これはレタスに含まれる食物繊維の2倍くらいの量です。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、えのき100ｇあたりでは不溶性食物繊維が3.5ｇ、水溶性食物繊維が0.4ｇ含まれます。不溶性食物繊維が豊富に含まれているんですね。

不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維です。不溶性食物繊維が体の中に入ると、胃や腸にある水分を吸収しながらどんどん進んでいきます。水分と一緒に摂れば腸内で膨らんでくれるので腸全体を刺激します。

えのきを食べることでお腹が膨らんで早く満腹感を得られるようになるんですね。だから食べ過ぎを防ぐことができます。

さらに食物繊維を摂ると便のかさが増えるので、腸の中で蓄積されていた便も一緒に外に出してくれます。元からあまり便が出ないで困っているという方には嬉しい効果ですね。

便のような不要物が出てしまえばお腹がへこみますし、腸内環境もよくなります。そうすれば代謝もよくなり、痩せやすい体になります。
・キノコキトサン＆グアニル酸も活躍
すでに出てきたキノコキトサンには整腸作用があります。キノコキトサンが一緒になって腸の動きを刺激し、腸が活発に動くことで腸の中がきれいになります。

さらに後で出てきますがグアニル酸といううまみ成分も、毒素を出す働きをして、腸内環境の改善を後押ししてくれます。

2.4かさ増し効果でカロリー減

えのきは旨みが強く、それでいて他の食材の邪魔をしない優秀な脇役です。そんなえのきはかさ増し食材として既に使っているという方も多いでしょう。

炒め物にえのきを加えるのもいいですし、ハンバーグに細かく切ったえのきを入れても美味しくいただけます。

えのきは自身も美味しさを持っていますし、他の食材のうまみを吸うこともできるので、相性の悪い食材が少ないです。カロリーの高いものを少しだけにして、あとはえのきで補うことができます。

ちなみにえのきのカロリーは100ｇでわずか22kcalです。栄養があるからカロリーが高いということもなく、ほとんどカロリーを考えないで食事に入れることができますね。

2.5うまみ成分が美肌効果をもたらす

既に名前が出てきた「グアニル酸」はえのきのうまみ成分です。このグアニル酸は、食事でのダイエット中にトラブルが起こりがちな肌の調子を整えてくれます。

すでに紹介した毒素を出す効果も、肌荒れの原因を解決することになります。また細胞の再生を促進する効果もあり、ターンオーバーを補助する役割があります。

このグアニル酸は保湿成分として化粧品に含まれることもあります。

2.6カルシウム吸収率UPでイライラしない

カルシウムが不足するとイライラしやすくなり、精神的に不安定になりやすくなります。ですからダイエットにはダイエットに意欲的であれるような精神状態もとても大切です。

ただ、えのきにたくさんカルシウムが含まれるのか？というとそうではありません。えのきのカルシウム含有量は100ｍｇあたり0ｇです。

カルシウムはそもそも吸収率が色々な条件で左右される栄養素です。

その中でカルシウムはビタミンDと一緒に摂取すると吸収率がUPします。そしてそのビタミンDがえのきには含まれています。

えのきは、えのき単体で食べるということはほとんどありません。何かと一緒に食べることが多いため、カルシウムも一緒に摂れる組み合わせを考えてみるのも良いでしょう。

3.えのきダイエットのやり方1.「乾燥えのき」

それではここからえのきダイエットのやり方をご紹介していきます。最初に紹介するのは「乾燥えのき」でするダイエット方法です。乾燥えのきは干しえのきと言われることもあり、天日干しをしたえのきをダイエットに活用します。

えのきは多くの人は生で買ってきてその生の状態を調理して食べると思います。そんなえのきですが、水分の量も多いのであまり長く保存しておくことはできません。何日も置いておくとシナシナになってしまって食べられなくなってしまいます。

そこで重宝されるのが乾燥えのきです。乾燥えのきは実にダイエットに効果的な栄養が満載ですので、必見です。

3.1乾燥えのきで栄養価UP

乾燥えのきは耳馴染みのない方も多くいると思いますが、長野県では昔から保存食として用いられてきたようです。またスーパーなどでも干しえのきとして置かれていることもあるようですよ。

そんな乾燥えのきですが、乾燥することでダイエット効果がグンとUPする優れものです。具体的には次のような成分の変化があります。

・エノキタケフェノール酸、エノキタケリノール酸が吸収しやすくなる
・ビタミンDが1時間で2倍に
・グアニル酸が10倍でうまみUP

エノキタケフェノール酸やエノキタケリノール酸は積極的な減量には欠かせない栄養素です。またキノコキトサンもダイエットの補助には欠かせません。それらの成分はえのきの細胞の中にありますが、えのきはその細胞の壁が頑丈です。

ですからそのままの状態ではなかなか細胞壁が邪魔をして、これらの成分が摂取できません。けれどもえのきを干すことでその細胞壁が壊れるので、栄養が吸収できるようになるんですね。

さらに干すことでビタミンDも、グアニル酸も増量します。

3.2乾燥えのきの作り方

乾燥えのきは市販のえのきを買ってきて、お家で作ることができます。そもそもえのきはお安く手に入りますし、自分で乾燥えのきを作れば安上がりです。