・準備
腸もみをするときにはできるだけリラックスした状態で行ってください。体を温かくし、冷やさないようにすると効果的です。
腹筋が腸もみを邪魔しないように、深呼吸してみましょう。仰向けになる場合には、足やお尻の下に座布団を入れると、腹筋の力が緩みやすいです。腹筋の具合を確かめながら座布団の位置を調節してみてください。
●ざっくり腸もみ
1.おへその上から時計回りにお腹を押します。このときに押してみて硬いところを探します。
2.1で発見した硬い場所をやや強めに押してほぐします。
この後、最後にコップ1杯の白湯を飲むとよいです。
●小腸もみ
1.横になり、おへその真上に両手を重ねて置きます。
2.手のひらでお腹を包むようにして、優しく圧迫します。
3.手をお腹に密着させたまま、時計回りにゆっくりと圧迫します。
4.1周5秒程度で、10周ほどします。
この時呼吸を止めずにゆったりと行います。
●大腸もみ
大腸は小腸の周りにぐるりと囲むようにしてあります。その中で刺激するべき場所は5つあり、「右下」「右上」「おへその真上」「左上」「左下」があります。まずはこの場所を確認しましょう。
1.利き手の人差し指から薬指で圧迫していきます。
2.示した5か所を1か所ずつ、息を吐きながら押さえていきます。
示した5点は特に便が溜まりやすい場所です。重点的にもむことで、だんだんと柔らかくなってきます。ただし痛いのに無理に刺激はしないようにしましょう。
特に最後の「左下」の部分は便がとてもたまりやすい場所です。重点的に揉んであげるとよいですよ。
・腸もみ後に深呼吸でより効果的に
腸もみを行った後に、腹式呼吸での深呼吸をするとより効果的です。
腹式呼吸は横隔膜が上下に動くので、その下にある肝臓および腸が動きます。押されたり、解放されたりといったことを繰り返すことで、より腸の動きが刺激されます。
・好転反応について
マッサージを始めたばかりの時には、出てほしくない効果が出ることがあります。それが好転反応といって、喉の乾き・発汗・肌トラブル・体臭が濃くなるなどの症状です。
けれどもこれらの症状は、体が整っていくための一過性の症状です。腸もみマッサージを続けていくことで、老廃物を外に出す仕組みが整っていけば、治まっていきます。
3.2腸もみをするタイミング
腸もみは基本的にいつしてもよいですが、より良いタイミングや、避けるべきタイミングがあります。
・良いタイミング
特に効果があると言われているのが「入浴後」「起床時」「寝る前」です。
入浴後は血行が良くなっているときですので、腸もみの効果がより大きくなります。
また、朝起きた後に腸もみをすると、血行が促進されて自律神経も整えられ、体がスッキリと目覚めてくれる効果があります。朝に腸もみで代謝がよくなれば、日中に効率よくエネルギーを使うことにもつながります。
寝る前は一日の疲れをとり、体の調子を整えるといった意味で効果的です。
腸もみは1日1回しかしてはダメということはありません。短い時間でも、これらすべてのタイミングで腸もみをしてあげるとより効果的と言えそうです。
・悪いタイミング
逆に避けた方がよいタイミングが「生理中」「食後すぐ」です。
生理中や生理が近づいてきているときには、下手に刺激するのは避けましょう。位置として、子宮などの女性器は腸の前にあります。お腹側から腸もみをするとなったら、どうやっても子宮をはさんで刺激することになってしまいます。
生理中や生理前は子宮などの臓器がとてもデリケートな期間です。無用に刺激して生理症状などを悪化させてしまわないようにしましょう。ただ、普段から腸もみをしていると血行がよくなって、生理痛が軽くなるといった効果も期待できます。
また、食後すぐはまだ胃腸が食べ物を消化しているときです。一生懸命腸が栄養を吸収しているときに外から刺激を加えると、消化の邪魔をしてしまいます。ある程度消化が落ち着いてからするようにしましょう。
固形物の食事だけでなく、アルコールを飲んだ後も避けましょう。
3.3注意点
効果を期待して取り組むと、ついつい力が強くなりがちです。けれどもお腹は骨に囲まれていない、外からでも内臓を確認できる場所です。腸もみで直に働きかけて反応が返ってくるくらい、効果のある場所なんですね。
ですから「強すぎる力」で腸もみをするのはNGです。あまり力を入れすぎると、痛みが起こる原因にもなりますし、リラックスしてマッサージを行えません。
また、「妊娠中」もNGです。妊娠中はそもそもお腹に過度な力を入れることを避けるように言われます。腸もみで直接刺激を与えること自体危険ですので避けましょう。
「病気」でも腸もみを避けるべきときがあります。例えば、憩室炎、虫垂炎、町営測、クローン病、動脈・静脈瘤がある、また熱があるなどの場合には、その手術後も含めて避けましょう。
さらに糖尿病治療中の人も注意です。インスリン注射を打っている場合には、注射後すぐに腸もみをすると血糖値が下げりすぎてしまうことがあります。
3.4腸もみの危険性は?
腸もみは効果が大きい分、その裏には危険性もはらんでいます。正しく行わなかった場合には、次のような危険がありますので注意しましょう。
・痛み
どうしても腸を押した時の硬い部分をみつけてしまうと、そこをめがけて強く押してしまいがちです。そのときに痛みを感じるかもしれません。
特に腸の機能が悪くなっている人や、自律神経が興奮している人は、お腹全体で痛みを感じることがあるようです。そうすると腸もみ自体かなり苦しく感じるかもしれません。
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