腸もみをしてみたら案外、お腹の中に便が溜まっていたことを実感したということもあります。便秘ではないという人でも、ポッコリお腹に悩んでいるならば、腸もみをやってみることをおススメします。
腸もみは特別な道具は必要ありません。場所も自宅で、自分で簡単にできます。それなのに便秘解消効果やダイエット効果が大きいとして特に女性に注目されています。
2.腸もみの効果
腸もみをすると実際にどんな効果が実感できるのでしょうか?腸もみをして便秘を解消することで、女性には嬉しい効果がたくさんあります。
2.1便秘解消でデトックス
腸を刺激することで、ポッコリお腹や不調の原因となっている便秘解消に効果が期待できます。
便秘が解消されるのはデトックスになります。デトックスは体の中にたまった老廃物などの余計なものを排出することです。便秘の解消はまさにそれですね。
腸に入っていた余計なものを出してしまうことで、腸での栄養吸収率もよくなります。そのため美容や健康のために必要な栄養を効率よく摂取することができるようになり、美容・ダイエット効果、健康効果が期待できます。
2.2肌質がよくなる
腸の状態は肌に現れるとも言われますが、便秘で悩んでいる方は、ニキビなどの肌トラブルに悩まされていることが多いです。便秘が解消されることで、この肌トラブルが良くなる期待が持てます。
便はもともと栄養を取り除いた後の老廃物で、体の中にあっても何もメリットがありません。それどころか、ずっと便が腸にいると腐敗や発酵が進んでしまいます。その結果、腸内の善玉菌が減少し、悪玉菌の勢力が強くなってしまいます。
これで出てくるのが有害物質やガスです。
体の中にこれがずっとあるのは、体にとってよくありませんから、何とか体の外に出そうとします。けれど便としてはなかなか出ません。すると有害物質は腸の壁から吸収されて、血液に溶け全身へ巡ります。
その行き届いた先が、毛穴です。汗や皮脂などの形になって体外へ出されます。
肌にはもともと汚れなどを排出する機能がありますが、有害物質があるとそちらを優先してしまいます。その結果、肌自体の代謝は排出の方が追い付かなくなってしまい、肌荒れを引き起こします。
どんなケアをしても肌荒れが治らないという場合には、こうした腸内の環境に原因があるのかもしれません。そんなしつこい肌荒れが気になる場合にも、腸もみは効果的かもしれません。
2.3免疫力UP
腸を揉むことで、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる…と言われてもいまいちピンとこないかもしれません。けれども腸の健康と免疫力はかなり深い関係があります。
腸は食べたものに含まれる栄養を吸収する場所です。その一方で細菌やウイルスが入ってきたとき、その感染を防ぐために吸収しないで、便として体の外に排出してくれています。
そのため、血中の免疫細胞の多くが腸に集まり、組織をつくっています。さらに、人の体の免疫システムのうち、約70%が腸に集中しているとも言われます。
免疫細胞によって腸内に入ってきた有害物質は攻撃され、体は細菌やウイルスから守られています。
もちろん腸の動きが悪くなったり、便が腸内に溜まってしまえば、この優れた免疫機能を持ってしても、対応しきれなくなってしまいます。腸を揉んで刺激し、動かしてあげることによって、結果的に免疫細胞の働きがきちんと体に反映されるようになります。
また後で書きますが、腸もみで冷え性が改善される効果もあります。内臓から血流を良くして温めるので、平熱が高くなり、その効果でも免疫力がUPしますよ。
2.4リラックス効果
腸には自律神経が通っています。例えば蠕動運動ひとつとっても、自律神経のうちの交感神経と副交感神経が交互に働くことによって、起こっている動きです。
正しく腸もみをすることによって、この自律神経を刺激することができ、精神が安定するとされています。
また、腸もみをして不要物が体の外に出れば、腸内環境がよくなります。この腸内環境は人の精神状態を左右すると分かってきています。腸内環境がよくなることで、うつ病を治すとまで言われています。
人が幸せを感じるホルモンに「セロトニン」という脳内物質があります。これが分泌されると心のバランスが整い、心が落ち着きます。
実はこのセロトニンは脳よりも腸にはるかに多く存在しています。人の精神状態を左右するのは脳内にあるセロトニンですが、腸内の環境が正常でないと腸から脳へセロトニンがうまく運ばれません。その結果脳内のセロトニンが不足してしまうと考えられています。
2.5冷え改善
便秘で悩んでいる人の中には、同時に冷え性で悩んでいるという人も多いです。というのも、腸内環境と冷え性には密接な関係があるとされているためです。
腸内には自律神経がたくさんあると書きましたが、その自律神経は血管の拡張や縮小も担っています。血管が拡張すれば血流はよくなりますし、血管が収縮してしまえば血流が悪くなります。
腸の中で悪玉菌が増えてしまうと、自律神経のうちの副交感神経の働きが悪くなります。すると血管が収縮しがちになり血流が悪くなります。その結果が冷え性につながってしまうんですね。
また、血流が悪くなると胃の動き自体が悪くなるので、さらに悪玉菌が増えてしまいます。こうした悪循環で体の冷えが加速してしまいます。
血管が収縮すると、腸だけでなく子宮などの婦人科系の臓器も冷えてしまいます。手足の先といった末端はさらに外気の影響でも冷えやすいですから、実感するところとすれば手足の冷えかもしれません。けれども大元の原因は腸にあり、そこから内臓や体の冷えが起こっているかもしれません。
逆に言うと腸内の環境がよくなれば、自律神経の働きが改善されます。その結果しつこく感じていた冷え性の症状も改善されるかもしれません。
2.6やっぱりダイエット効果
便秘が解消されれば、その分で圧迫されていたお腹のポッコリが解消され、ウエストダウンの効果を期待できます。宿便の量を考えたら、数キロのダウンにつながる期待も持てます。
特にしつこい便秘に悩んでいる人の場合、その原因は腸の形や位置にあるのかもしれません。その場合、食事や運動では解消できなかった便秘・ポッコリお腹が、直接腸を刺激することで解消することができます。
また、腸もみのダイエット効果はそれだけではありません。腸もみで腸を刺激して、便秘を解消することも大きいですが、その結果痩せやすい体になることも言えます。
腸もみの効果のひとつに血流がよくなることがありました。血流がよくなると、体自体の代謝が上がるので、生活の中で消費されるカロリーが増えます。そのため、それまでと同じ生活をしていても、より多くのカロリーを消費できるようになるでしょう。
2.7どうしてそんなに効果があるの?
便秘のときに効果的なマッサージ方法として「の」の字マッサージを聞いたことがあるでしょうか?腸のあたりを「の」の字を書くようにマッサージして、排便を促す方法です。
このように腸は、骨に囲まれていない場所なので、皮膚の上から触っても刺激を与えられるんですね。もちろん脂肪や筋肉の層はありますが、それでもぐっと触れば腸まで刺激を与えることができます。
腸がこんな刺激の与えやすい場所にあるからこそ、腸もみをしてすぐに効果を感じやすくなっています。
また、一度自分の腸のあたりを押してみてください。柔らかい脂肪の奥にかたい場所を感じないでしょうか?腸などは機能が低下するとかたくなることがあり、硬くなっているということは腸が正常に働いていないので便などが溜まりやすくなっているということです。
体や筋肉もかたいと循環が悪くなり、それを柔らかくほぐすと不調が治りますよね。腸もみもそれと同じなんです。
実際に腸もみを病院で実践していたり、指導していたりする場所もあります。
3.腸もみってどうやるの?
腸もみはその方法を取得するセミナーなどもあり、腸の大切さなどの知識から習得することもできます。あるいは本やDVDなどを用いて学ぶこともできます。
けれども自分で手軽にする腸もみの方法もいくつかあります。そうした方法を会得して、日常生活の中でのセルフケアの方法として、腸もみを実践してみたいですよね。
3.1実践!自分で「腸もみ」
では自分でする腸もみ方法をご紹介します。数分で終わるマッサージですし、難しくなく、道具もいらないので誰でも簡単にできますよ。
注意点としては、強く押しすぎないことです。痛みを感じるくらい押すことはしないようにしましょう。
98%以上の人がリピートしているニキビケアが 『ビーグレン』のニキビケアです。 天然クレイという鉱物を配合することで、洗顔時に顔をこすることなく、皮脂汚れやニキビ菌を吸い寄せて吸着することができます。 期間限定ですが、今なら1800円という金額のため、気軽に試してみることができます。 →詳しくはこちら 肌あれピンチに7日間の救世主!
定期的に肌あれしたり、ニキビができる・・・つらい・・・
『 資生堂 dプログラム トライアルセット 』はそんな敏感な肌を ”守り、美肌を育む” スキンケアです。
いつ見れられてもいい、美しい素肌を手に入れましょう。まずは1週間、あなたの肌でお試しください。
→詳しくはこちら