DHC製品でニキビに対策！DHCがニキビに効果がある理由とは

3.サリチル酸の大きな役割は？

出典 |　ニキビのことならニキぺディア　

β-ヒドロキシ酸（BHA）とも言われ、植物内に多く存在するヒドロキシ酸の一種。ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、古くなった不要な角質をのぞく作用があります。サリチル酸は肌の角質層を柔軟にする作用があるため、角質硬化による角栓発生を抑え、ニキビの初期状態である面皰を防ぐ効果が期待できるでしょう。また一定の殺菌作用を併せ持っているので、アクネ菌を減らして炎症発生の確率を下げるという追加効果もあるんです。

サリチル酸には殺菌作用と角質を柔軟にする作用があるため、ニキビの発生と悪化を防ぎます。ただ、毛孔性苔癬といった疾病に用いられることのほうが多く、純粋なニキビ治療薬ではないので、補助的な治療法といった見方をしたほうが正確かもしれません。製品としてはサリチル酸ワセリン軟膏があり、5％と10％のものが存在。当然、パーセンテージが高いほうが効果も向上します。また、ニキビ以外の皮膚病にも用いられることがあり、昔は水虫治療などに多用されていました。

また、過敏症による発赤といった副作用、動物実験における催奇性が報告されているので、妊婦の方、敏感肌の方は注意が必要。バリア機能の低下した大人ニキビの方が使用することもおすすめできません。サリチル酸は角質を柔らかくして取り除くピーリング効果があるので、毛穴に詰まった頑固な角栓も取り除きます。さらに殺菌効果もあるので、繁殖したアクネ菌を減少させたり繁殖しないように予防する効果があるのです。このように、ニキビの原因に直接アプローチするサリチル酸が主成分なので、ニキビ予防にも改善にも効果が期待できるのですね。

3-1.サリチル酸は皮膚科でも用いられている成分なんです

外用薬を用いないニキビ治療の1つとして、ケミカルピーリングというものが存在します。そして、サリチル酸はこの施術を行う際のピーリング剤としても用いられることがあるのをご存じでしょうか。どちらかというとAHA（フルーツ酸）を塗布するケミカルピーリングのほうが主流のようですが、サリチル酸によるケミカルピーリングを行う医療機関もあり、別の方法でもニキビ治療に一役買っている成分といえます。こういった部分を加味すると、角質を柔軟にする効果についてはかなり信用して良いのではないでしょうか。

また、皮膚への塗布の範囲では問題ないですが、一定の催奇性があることも考慮に入れるべきでしょう。妊婦さん、妊娠の可能性がある女性は留意が必要だと思われます。サリチル酸はターンオーバーを促進してくれるので、使い続けることで色素沈着や赤みのタイプのニキビ跡を改善してくれます。しかし、どの化粧品でも美白効果はすぐには感じることは難しいので、辛抱強く続けることが必要です。クレータータイプの凸凹ニキビ跡には効果がありませんので注意してください。

3-2.6種類の天然成分が効いてくれる！

薬用アクネコントロールの特徴は、サリチル酸の含有量が多いことともう一つ、6種類の天然成分が配合されていることです。その成分とは、ドクダミエキス、チャエキス、オウゴンエキス、シソエキス、ローヤルゼリーエキス、アロエエキスです。ドクダミエキスにはニキビや吹き出物を防ぐ効果があり、さらに肌に潤いを与えターンオーバーを促す効果も持っています。チャエキスはコラーゲンを保護して肌の弾力を守り、シソエキスは優れた殺菌力でニキビを改善したり保湿効果によって肌機能を回復させます。

ローヤルゼリーエキスは皮脂の分泌をコントロールして、アロエエキスは抗炎症効果や殺菌作用によってニキビ症状を改善したりアクネ菌を取り除きます。このように、ニキビに特化した効果を持つ成分がたっぷり配合されているので、ニキビを治すだけではなく繰り返さない肌へと導いてくれるのが特徴と言えるでしょう。

3-3.植物性アミノ酸と無添加がウリ

DHCアクネコントロールの洗顔料は、植物性アミノ酸系成分の洗浄成分を使っています。そのため、肌を突っ張ることもなく、優しくさっぱりと洗い流すことができます。また、全ての商品が「無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリー」で肌に優しいため、治りにくいニキビや繰り返してしまうニキビでお悩みの方におすすめのアイテムです。まず、洗顔料が肌の汚れをすっきりと洗い流して化粧水で清潔に拭き取り、そして乳液が肌に程良く保湿を与えて美容液で健やかに整えてくれます。

他の化粧品に比べて即効性は高く、さっぱりとしているので特に「脂性肌」の方にはおすすめです。しかし、ネットの口コミにも載っていたように、乾燥した時にはヒリヒリと刺激を感じます。そのため、「乾燥肌」の方や「敏感肌」の方にはDHCのニキビケアはあまりおすすめができません。「冬場の使用を控える」や「洗顔後はすぐに保湿する」など、季節ごとの乾燥対策にも注意しましょう。