5.デコルテニキビは自然に治らない!治療法って?
出典 |にきびを治したい
先述で説明したように、デコルテニキビは顔ニキビと違い、自然に治らない特徴があります。
食事にできるだけ気をつけ皮脂の分泌を抑えたり、擦れや摩擦の起こらない服装や身体を洗う順番を変えみるなどの方法は、軽い白ニキビや黒ニキビである場合は効果的で、軽いニキビであれば改善効果も高いといえます。
ですが、デコルトニキビが赤ニキビや黄ニキビになってしまった場合は、先述の予防法をしても皮脂や角栓が溜まるのを防ぐだけのことで、増加してしまったマラセチア菌を除去してデコルトニキビの炎症を抑えて完治させることは困難です。
しかし、デコルトニキビの悪化や新にできるニキビを増やさない対策としては、先述で説明したように皮脂や角栓をつくらないように対策することは必要です。
デコルトニキビの赤ニキビなどの後期や末期に当たる重症のニキビに対しては、「ニキビ跡を残さない治療をする」ということでは、皮膚科での治療が主要なことになります。
では、デコルテニキビが重症化してしまった場合の対処法について、セルフの場合と皮膚科での場合を分けて説明いたします。
5.1セルフケアで予防対策をする!
デコルテニキビの原因は、ニキビができやすい肌の環境(皮脂・角栓)にマラセチア菌が入り込んでしまったことです。そのため、セルフケアでおこなう対処は以下の対処法になります。
- 皮脂を過剰に出しにくい肌に改善する
- 角栓や角質が毛穴に溜まりにくい肌に改善する
- マラセチア菌を除去する
皮脂を過剰に出しにくい肌にしたり、角栓ができない肌に対処するには、先述で説明した通り、基本的な予防法を日常におこなうことです。
マラセチア菌を除去するためには、マラセチア菌除去に対応したボディソープ・ボディーローションを用いることがおすすめです。
マラセチア菌の除去に対応したボディソープは、一般で売られているボディソープより高価になりますが、デコルトニキビ以外の背中ニキビや肩ニキビ、二の腕ニキビの改善にも有効なため、セルフケアでの改善には是非使用をしてみてください。
そして、マラセチア菌を除去することは、今ある白ニキビや黒ニキビをマラセチア菌によって赤ニキビにさせないことと、今ある赤ニキビや黄ニキビの状態をそれ以上悪化せないという意味があるのです。
ですが、マラセチア菌の除去をしても、すぐに炎症が治まるというわけではありません。マラセチア菌を除去しながら、デコルトニキビの悪化した状態の炎症が自然に治まることを待つしかないのです。
ニキビができている肌は敏感になっていますので、デコルテニキビができている患部を洗う際は、たっぷりの泡を手でなぞるように洗いましょう。擦ったりしないように気をつけましょう。すすぎはぬるま湯でしっかりすすぎ残しがないようにしましょう。
デコルテニキビの赤ニキビや黄ニキビをセルフケアで治すこと自体方法がなく、皮膚科での治療に比べて、治すには時間がかかる場合がありますが、肌のターンオーバーは周期で28日といわれています。最低でも2カ月から3ヵ月は続けてみてください。
セルフケアでの改善が見られない場合は、皮膚科での治療に切り替えておこなうようにしましょう。
5.2しっかり睡眠でターンオーバーを促す!
デコルテニキビの改善や美しい肌を維持するには、なにより肌のターンオーバーが正常化されていることが一番なのです。
■肌のターンオーバーとは?
肌のターンオーバーとは、身体が自然におこなう肌の再生機能のことをいいます。
肌のターンオーバーは、生活習慣が乱れることで、機能が正常におこなわれなくなります。
そのため、デコルトニキビの改善には睡眠時間がとても重要なポイントになります。睡眠不足を起こすと、肌のターンオーバーの周期が遅れてしまい、身体の不調だけでなく、デコルテニキビの原因となってしまいます。
人間は睡眠中に、肌の再生をする自己治癒力が活発になります。特に、入眠後3時間から4時間後に、肌にいいホルモンが分泌されるといいます。そのためには、それ以上の睡眠時間を取る必要があるのです。
睡眠不足をすると、自律神経の働きが乱れてしまいます。それにより、ホルモンバランスも乱れてしまいます。ですが、質の良い睡眠をとることで、ホルモンバランスも自律神経の乱れも改善できてしまうのです。
ニキビの原因である、過剰な皮脂の分泌を避けるためにも、睡眠はとても大切であるため、睡眠時間には気をつけるようにしましょう。
5.3デコルテニキビの治療はニキビ外来で!
出典 |【要注意!】ニキビ跡を消すのにこんな化粧水は絶対NG!
デコルテニキビが重症化してしまった場合は、一般的な皮膚科での治療ではステロイド・抗真菌剤を塗って一時的に炎症を抑える対処法になります。
このような皮膚科での治療は、その時にあるニキビの改善はできても、マラセチア菌を継続して除去することには至らず、繰り返しニキビができることを治すには至らないことが多いため、マラセチア菌を治すためには、ニキビ専門外来での治療をおすすめします。
5.4ニキビ外来の治療ってどんな?
出典 |りーだーずあくしょん
皮膚科にニキビ外来がある場合の治療は、以下の治療を提供します。
- ケミカルピーリング
- ピル、抗生物質、ビタミン剤など内服薬処方
- 抗生剤などの塗布薬の処方
- イオン導入
- レーザー治療
ケミカルピーリングの治療は、皮膚に薬剤を塗って、溜まりすぎた角質を溶かし取り除くことで、健康な肌へ改善していく処置です。
ケミカルピーリングの処置は保険適用外の治療ですが、角質が溜まり過ぎてニキビができてしまう時には有効な処置で、定期的におこなうことが望ましい治療です。
保険適用の治療は、抗生物質、ビタミン剤、ピルなどの内服薬、外用薬になります。一般的な皮膚科でも受けられる治療です。
抗生物質の抗生剤はマラセチア菌を抑制し、除去する目的のある薬です。ビタミン剤は、皮脂の過剰な分泌を抑え、肌の正常化を手助けするための薬です。
また、ピルは、ホルモンバランスを整え、男性ホルモンが過剰な状態を抑制し、女性ホルモンを優位に導くためと、女性ホルモンバランスを整え、肌トラブルを抑えるために用いられます。
内服薬の処方に関しては、免疫機能を向上させる効果のある漢方薬を処方することもありますが、これについても保険適用の治療です。
イオン導入治療は、ビタミンCを肌に取り込む施術になります。この治療は肌を正常に導くための施術です。こちらの治療に関しては保険適用外になります。
重症化したニキビには、レーザー治療で直接レーザーでにきびを焼ききったり、肌にコラーゲンを導入するレーザーがあります。
レーザー治療は、種類によって効能が異なりますが、いずれの治療も保険適用外の治療になります。レーザー治療は保険適用外のため、治療費が高くなりますが、その分、即効性の高い治療法であるといえます。
98%以上の人がリピートしているニキビケアが 『ビーグレン』のニキビケアです。 天然クレイという鉱物を配合することで、洗顔時に顔をこすることなく、皮脂汚れやニキビ菌を吸い寄せて吸着することができます。 期間限定ですが、今なら1800円という金額のため、気軽に試してみることができます。 →詳しくはこちら 肌あれピンチに7日間の救世主!
定期的に肌あれしたり、ニキビができる・・・つらい・・・
『 資生堂 dプログラム トライアルセット 』はそんな敏感な肌を ”守り、美肌を育む” スキンケアです。
いつ見れられてもいい、美しい素肌を手に入れましょう。まずは1週間、あなたの肌でお試しください。
→詳しくはこちら