デコルテニキビは皮脂と角栓が原因！マラセチア菌への対策まとめ

4.デコルテニキビは角栓も敵！

出典 | ニキビ治すぞ！ニキビの治し方、原因を徹底紹介！　　

デコルテニキビの原因は、皮脂の他に角栓もあります。角栓の成分は、皮脂と角質と毛穴に溜まった汚れです。

デコルテニキビの原因とされる皮脂が過剰に分泌されてしまう要因について説明をしましたので、この項では、毛穴に汚れが溜まってしまう要因や角質ができる要因について説明してまいります。

4.1汚れが洗い流されず溜まってる！

汚れが身体に溜まってしまい角栓ができてしまう原因には、汚れがしっかり洗えてないことが考えられます。

皮脂・汗・日々ふるくなっていく角質・デコルテ部分のメイク・スキンケアなどの汚れが、毎日の入浴でしっかり洗い流せていないことで、これらの汚れが毛穴に詰まって角栓の元となるのです。

入浴の際は、ソープを泡立てしっかり洗いましょう。そして、湯船にしっかり浸かり、毛穴を開かせ汚れをだすようにしましょう。

4.2角栓は汚れがついたり・なすりつけるとできる！

先述の身体についている汚れがしっかり洗い流せてないことと関係しますが、皮脂や汗を吸い取った下着を取り換えずに、いつまでも着ていることで、汚れがいつまでも肌に押しつけられていることになります。

そのため、肌に直に触れる下着や衣服は清潔なものを身につけないと、角質の温床になります。

下着は清潔なものを身についていても、下着の通気性が悪かったり、身に着けてきつい下着の着用によって、肌が蒸れてしまい肌トラブルを起こす元になります。きつい下着の着用で、汚れを肌になすりつけることになるのです。

下着の素材は、通気性の悪いナイロンやポリエステルなどの化学繊維は止めて、綿100％の使用がいいでしょう。

また、デコルテ部分に日焼け止めを塗ることもあると思いますが、肌にとって汚れと同じになるので、入浴の際にしっかりクレンジングで落とすことが大切です。

さらに、デコルテ部分には、長い髪の場合毛先が当たることがあり、汚れが付着することもあります。長い髪をしている方は、デコルテ部分に毛先が当たらない服装や髪型のアレンジが必要です。

4.3古い角質が溜まりやすい！

出典 |デコルテニキビ・背中ニキビが治らない！自宅ケアする方法教えます！　　

デコルテニキビの原因でもある角質について、しっかり知ることも大切です。角質がどんなものなのかを理解していれば、デコルテニキビの予防にも繋がります。

■角質とは？

角質とは、肌の表皮（一番表にでている皮膚の層）で肌の刺激や肌トラブルから守るためのバリア層のことです。

正常に起こる肌のターンオーバーの周期によって角質が剥がれ落ちて、新しい角質に生まれ変わるのですが、ターンオーバーが乱れていたりすると剥がれ落ちずに溜まってしましい、溜まり過ぎることで角栓やニキビの元になります。

角質が溜まり過ぎる原因は、外部刺激からより一層身体を保護する働きをすることが理由です。

外部刺激になるものは、衣服の擦れ、圧迫、肌が乾燥する、肌に合わないスキンケアアイテムなどの塗布、強い紫外線を浴びることなどがあります。

そのため、角質の溜まり過ぎを予防するには、服の擦れや圧迫の少ないゆったりした服を着用すること、肌の乾燥は保湿効果のあるコスメの使用、肌に合わないコスメの使用は止める、刺激の低いものに変えるなどを試みるといいでしょう。

4.4体の洗い方って重要だよ！

角質が溜まりやすくなるのは、擦れなどによる摩擦によるものです。そのため、入浴の際の身体を洗う時には、皮膚を擦り過ぎないことも大切です。また、デコルテニキビの原因は、入浴の際の洗髪によるシャンプーやリンス、ボディソープのすすぎ残しが原因となることもあります。

すすぎ残しなんてない！と思う方もいらっしゃるとは思いますが、意外と多いことなのです。洗髪や身体を洗った後は、シャワーで身体全体を丁寧に洗い流しましょう。

また、入浴の際の洗い方の順番を変えることも効果があります。身体から洗っている方は、頭から身体の順に洗うようにしてみてください。ボディソープで身体についているシャンプーやリンスを、しっかり洗い落とし、ボディーソープを最後にシャワーでしっかり洗い流しすことで、すすぎ残しがなくなります。