きゅうりダイエットの効果の5つの根拠！方法、注意点も徹底解説！

このように2つの事例とも、「ダイエットに失敗してもそれはそれで番組としては面白い」という企画の中で挑戦したので「ヤラセ」ではないという前提で行い、そしてダイエットできたのですから、「きゅうりダイエットには効果がある」と一躍話題になったのです。

いかがでしょうか？確かにきゅうりダイエットには効果があるということが、この事例からもお分かりいただけると思います。

5　きゅうりダイエットをするときの注意点

ただし、どんなダイエット法でもそうですが、「正しく行わないと効果は上がらない」ということが鉄則です。ここでは、きゅうりダイエットに挑戦するうえで、守らなければならない注意点を押さえておきます。

5-1　きゅうりだけを食べるようなダイエットはNG

よくこのような「～ダイエット」という方法が有名になると、とにかくそれを食べていれば痩せられる、食べれば食べるほど痩せられる、と勘違いして、過剰に食べてしまう人がいます。しかしこれは大きな間違いで、きゅうりダイエットにおいても同様です。

そもそもきゅうりは食品であって、野菜の中で1番カロリーが少ないものの、やはりカロリーはあります。ですので、むやみにきゅうりを暴食すれば、太る原因にもなり得ます。また、きゅうりばかり食べていると当然栄養も偏ります。きちんと健康的な生活を送るためにはほかのビタミン、ミネラル、タンパク質などは必須なので、それもしっかり食べましょう。

また、きゅうりには、先に書いたように体を冷やす効果があります。ですので、冷え性の人などは特に食べすぎには注意してください。

5-2　金属製のおろし金でおろす

きゅうりをすりおろすときには、できれば金属製のおろし金を使いましょう。よく家庭にあるプラスチック製やセラミック製のおろし器は歯が尖っていないので、細胞膜をしっかり破って酵素の働いを引き出すうえでは、物足りません。

また、ジュースでもOKとも書きましたが、そのために電動式のミキサーやジューサーを使い、それが高速のもの場合は、摩擦熱が発生し、ダイエット効果を発揮するはずの酵素がすべて死んでしまいます。これではダイエット効果は出ません。

ですので、歯が尖っていてしっかり細胞膜を破ってくれ、そして摩擦熱が発生しない金属製のおろし金ですりおろすことがベストなのです。

5-3　加熱しない

上の話と重複しますが、きゅうりはすりおろすにしても、それが苦手だから丸ごと食べるにしても、ダイエット効果を上げるためには、生のままで加熱はしないということが非常に重要です。自分でレシピを考案するのもよいことですが、すりおろしたきゅうりを温かい料理に入れて、そのまま加熱する、などのことをしてしまった場合は、せっかくの酵素はすべて死んでしまします。

ですので、加熱しない、ということをぜひ守ってください。

5-4　サラダにトッピングする時にはお酢やレモンを加える

これはダイエットとは関係がありませんが、すりおろしたきゅうりをサラダの上にトッピングして食べることもあると思います。それはOKなのですが、その際にきゅうりにはアスコルビナーゼという成分が含まれていて、これがビタミンCを破壊してしまうのです。

つまり、きゅうりダイエットとしてはいいですが、せっかくのサラダでビタミンCをとろうとしていたのに、それができなくなってしまう、ということになるのです。

それを避けるには、ドレッシングにお酢を加えてかける、あるいはサラダの上からレモンをしぼる、などのひと手間をかけると、ビタミンCの破壊を防げ、ダイエットにも効果があり、美肌のためのビタミンCもとれる、というトータルな面で健康的なサラダを食べることができます。

まとめ

いかがでしたか？

きゅうりダイエットに最初は疑いを持っていた人にも、理屈の上で効果が証明されており、そして成功例もあり、さらには作るのに非常に簡単なのがきゅうりダイエット、ということがお分かりただけましたでしょうか？

最初の話に戻りますが、きゅうりダイエットは、脂質を分解して摂取カロリーを抑える、代謝もよくして消費カロリーも増やす、というダイエットの公式を完璧に実現しているダイエット法なのです。

加えて、きゅうりは野菜の中でも比較的価格の安いものなので、ダイエットを続けるうえでお財布にも優しいのです。

「続けるのに精神力が必要」「やり方が面倒くさい」「すぐに効果が出ない」というダイエット3大障害をしっかりクリアしているきゅうりダイエットです。もう少しスリムになって、自分に自信を持ちたい人、彼氏に褒めてもらいたい人、昔の服が着られるようになりたい人は、ぜひ試していてはいかがでしょうか。