冷やご飯ダイエットは冷やすだけ！魔法の力でレジスタントスターチに生まれ変わる！

それよりも、温かいご飯に含まれるでんぷんは、小腸でしっかりと吸収されてしまうのを、冷やしてレジスタントスターチになることで消化吸収されにくくなることの方がメリットがあるかもしれません。

とりあえずレジスタントスターチのメリットは、そのもののカロリーが半分になることと、消化吸収されにくいことと覚えてください。

3.2 レジスタントスターチの性質は不溶性？水溶性？

レジスタントスターチ自体は今回はじめて名前も聞いてるかと思うので、これ自体が、”デンプン”であること以外にはまだ何もわかっていないと思います。

まずは、特徴としては、カロリーオフ以外にも、エネルギーになりにくいこと、整腸作用があること、生活習慣病の予防効果があるなどの特徴があり、またこれは効果ともいえるかもしれません。

そして、レジスタントスターチは食物繊維の1つであり、食物繊維の中でも、善玉菌に良い影響を与える“不溶性食物繊維”と“水溶性食物繊維”の両方の性質を持っているといわれています。

不溶性食物繊維というと、みなさんがイメージできるのは、ごぼうや豆類の他に、穀類、えびなどだと思いますが、特徴としては、水分を大腸まで保持して、便を柔らかくしてくれる作用があります。

それ以外にも、腸の有害物質を排出させる働きがあり、腸内環境を整えてくれます。

一方、水溶性食物繊維と聞くと野菜だと、まずは海藻類があり、次にかぼちゃやこんにゃくになります。

特徴としては、胃や腸で水分を吸収して、便通をよくしてくれたり、脂肪の吸収を抑えてくれます。

それ以外にも、糖分の吸収をゆるやかにすることにより、血糖値の上昇を抑えてくれたり、コレステロール値を下げたりもしてくれます。

この中でも一番、レジステントスターチに期待したいのは、ダイエットの方は血糖値の上昇を抑えてくれる効果ではないでしょうか。

3.3 どんな食材に含まれるの？

レジスタントスターチは、ご飯だけにいるわけではないので、他の食べ物でも実践できる魔法なのです。

穀類にはいますし、他にも、じゃがいも、かぼちゃ、パスタなどにも含まれているのです。

そのため、バリエーションは豊富なんですよ。

例えば、おにぎりなら、朝作って、お昼にもっていき、昼頃には冷えているのでそれを食べれますし、パスタなら、冷製パスタにして食べる、じゃがいもならポテトサラダにして食べる、パンならトーストした後にサンドイッチにすれば冷えています。

他にも、トルティーヤやコーンフレーク、グラノーラなどのシリアルにも含まれており、ちゃんと計算して冷えレジスタントスターチ効果を狙えば、いろいろなシチュエーションの食べ物でダイエット効果を受けれます。

さらに、レジスタントスターチは、乳酸菌と相性がいいことを覚えておいてください！

乳酸菌と一緒に食べることで腸内環境を整えることができて、よりいっそうのダイエット効果を期待できます。

キムチやぬか漬けなどと、おにぎりを食べるだけでも、この効果を受けられますよ、

キムチにより善玉菌が増え、老化を予防してキレイにダイエットできる可能性があります。

4.冷やしご飯ダイエットの効果は？

4.1 カロリーオフでダイエット効果

冷やしご飯ダイエットの効果は先ほどからもいっているように、まずはカロリーオフになることです。

カロリーオフになれば、摂取カロリーが減るので結果としてダイエットにつながっていくといえるでしょう。

ただし、冷やご飯ダイエットの場合にはカロリーオフになっているのは10%くらいなので、量を食べ過ぎちゃったりするとまったく効果がなくなるので気をつけましょうね。

4.2 冷やし効果で血糖値を抑える

レジスタントスターチは、あくまででんぷん性の食物繊維なので、この状態で摂取すれば、野菜のように食物繊維をとることになるので、血糖値を抑える効果があります。

これにより、普段ご飯を食べていると炭水化物であるために急激に血糖値が上がっていたのが抑えられることになるのです。

4.3 腸内環境の改善

レジスタントスターチは、難消化性デンプンなので、小腸で吸収されず、そのまま大腸にいってくれます。

そのおかげで、腸内は善玉菌の働きを助けることができて、腸内環境を改善できます。

さらに改善されると、自然と便秘がなおったり、大腸がんや大腸炎の予防にもつながってくれます。

5.冷やしご飯ダイエットのやり方は簡単

5.1 まずは1日1食からスタート

冷やご飯ダイエットのやり方としては、まずは1日のうちの食事で1食分だけご飯を冷やご飯にするだけで十分です。

つまり他の2食では普通にご飯を食べても問題はありません、結構楽ですよね？

やり方は、炊いたご飯をラップで包み冷蔵庫に入れて、冷やします。

オススメなやり方としては、海苔が嫌いじゃなければ、海苔を巻いてしまった状態で冷蔵庫で冷やしてしまえば、出した後そのまま食べやすいのでオススメです。

家で食べる場合じゃなくても同じように冷やす必要があるので、会社などで冷蔵庫があるなら、出勤したらすぐに冷蔵庫にいれて冷やせば良いです。

もしも、冷やす環境がない場合には、保冷剤などを用意して食べるまで冷やしておきましょう。

5.2 冷やすタイミングはどのご飯がオススメ？

1日1食でいいとはいいましたが、朝、昼、夜でどのタイミングがいいのかは迷うところですよね。

もちろん、冷やご飯ダイエットをしている人は、朝もいますし、昼もいれば、当然夜に行っている人もいます。

それぞれのメリットをみていきましょうか？

①朝は腸内環境の改善

まずは朝の冷やご飯ダイエットをする場合ですが、この場合には、冷やご飯による腸内環境の改善効果が一番意味のある時間になります。

先ほども紹介しましたが、難消化性でんぷんはは、食物繊維と似ており、糖質や脂質の吸収を抑えているだけでなく、食物繊維特有の腸内細菌への働きかけで便秘改善が期待できます。

腸内環境を整えるために腸内毒素の排出スムーズにしてくれますし、朝はトイレのタイミングとしてもぴったりだと思うので冷やご飯を食べて排出を促しましょう。

②昼は活動期だから摂取カロリーを減らせばダイエット効果あり

昼は何かと仕事や学校でも体を動かすことが多いため、このタイミングで冷やご飯で摂取カロリーを減らせるのは、消費カロリーも多いのでかなりのダイエット効果が期待できるでしょう。

心配なのは疲れ過ぎてしまうことです。

向いていない人はやめたほうが良いでしょうが、冷やご飯にカロリーオフ効果を求めているのであれば、最も効果のあるタイミングは昼になるでしょう。

③高カロリーな食事を食べる夜こそ冷やご飯！

みなさんの食卓で最も豪華な食事がでるのはいつですか？

おそらく夜なんじゃないでしょうか？