登山の消費カロリーは高いのに痩せない？運動などと徹底比較！

もちろん100回、200回と腹筋をやれば、もう少し効果はあるかもしれませんが、そこまでやるのであれば、さすがに皆さんもジョギングやランニングを選ぶのではないでしょうか？

しかも100回やっても50kcalにも満たないとも言われています。カロリーを消費することを目的としているのであれば、腹筋や腕立ては向いていない運動です。

それでも腹筋は体作りには大切な筋トレですので、ダイエット目的やカロリー消費を目的とするわけではなく、体の土台作りのために行うようにイメージしましょう。

太っているお腹を引っ込ませるなどのピンポイントな利点はありますので、目的に合わせて腹筋などは行うようにしていきましょう。

7.登山の特徴を汁とダイエット向き？不向き？

7.1 登山は平地に比べたらハード

おさらいしますが、登山は普通の運動に比べて、カロリーの消費量が高いことがわかっていただけたかと思います。

3、4時間かけて登ったとして、1300〜1500kcal消費します。さらに降りるとなると同じだけ消費します。

このカロリーを食べ物で表すなら、大きなおにぎりを7〜8個食べた分くらいになります。

このレベルの消費カロリーを他の運動で消費するとなるとなかなかできるものではありません。

ウォーキングでは何十時間も歩かなければならないし、ランニングでも数時間は走り続けなければなりません。

実際に何時間も走り続けるのは無理なので、逆に言えば登山に匹敵する運動はなかなかないことになります。

また、登山の場合には山に登る、景色を見る、登る過程も楽しむなど、いろいろ楽しみながら行うことができるのも普通の運動と比べても特殊な活動かもしれませんね。

7.2 休憩も大事な要素

登山の重要なこととして、脂肪を燃焼する比率が多いということです。

多くの場合、登山の途中で休憩を入れますよね、これが重要なのです。

まずは山を登っているときに、糖質などのエネルギーが消費されることになりますが、それ以外にも休憩している際に脂肪を燃焼しているのです。

これをEPOC効果（Excess Postexercise Oxygen Consumption）と呼び、登山などのように運動がきつければきついほど高い効果でエネルギー消費をしくれる現象です。

これは運動後に酸素を介して行う現象で、負荷のかかった度合いに応じて高くなりますので、山が高くなればなるほど高くなります。

逆にいうと普通の運動ではなかなか高いEPOC効果を得ることはなかなかできないでしょう。

通常、運動の間に休憩が入る運動もなかなかないですし、あってもそれほど負荷がかかっていないのでやっぱり、登山は消費カロリーが高く、さらにダイエット効果も高いと言っても、良いのではないでしょうか？

それでもなぜか登山は痩せるというイメージがありません。

その理由を最後に次にあげていきます。

7.3 意外と食べちゃうから太る！？

ここまでに登山の消費カロリーが非常に高いことをあげてきました。

それにもかかわらず、一部の専門家や経験談として、登山はダイエット向きではないと考えられています。

ではなぜ、ダイエット効果がないのでしょう。

ズバリ、食べ物にあると考えられています。

登山は先ほどもあげたようにおにぎり7〜8個分も消費してしまうので、当然お腹は減ってきますので、途中途中の休憩でいろいろなものを食べてしまいます。

経験したことがある方も多いことでしょう。

その食べ物はベテランになればなるほど、多種多様で、水分補給にはじまり、塩分、炭水化物などしっかり食べたり、大勢で登った時にはお菓子なども食べますね。

そして、下山した後に、みんなでビールを乾杯なんて人も多いのではないでしょうか？

小さめの山であれば、登った上でビールで乾杯なんて光景もよく見ますよね。

結局のところ、この動いた分だけ食べてしまうことが問題のようです。

そして、本格的な登山ならそれなりにカロリーを消費していますが、それほど高くない山やケーブルカーなどで端折った場合にはなおさら食べて入ればダイエット効果も薄れているということになるのです。

8.まとめ

紹介してきたように登山は、とても消費カロリーの多い運動です。

一度でも高い山に登ったことがある人なら何も驚かないことでしょう。

かなりしっかりと登ってる人なら、山頂で一晩過ごして朝日を見たりなどしてる人もいることでしょうね。

しかし、そんな登山が実はダイエットには向いていないという噂があることはご存知でしたでしょうか？

おそらくは初耳でしょう。しかし、その理由は食べ物にあることがここでわかっていただけたかと思うので、登山をする際にはその食べ物に注意しましょう。

少なくともここであげたように登山はその他の運動などと比べても圧倒的に消費カロリーが高いので、あとは、消費した後に補給する仕方を工夫するだけです。