「腸活ダイエット」で痩せる！驚きの効果と正しいやり方は？

それでは、腸活ダイエットのやり方はどのようなものなのでしょうか。以下で見ていきましょう。

2.1腸を刺激　腸活エクササイズ

まずは腸活エクササイズのやり方です。

仰向けに寝そべった状態で、お腹に手を置きます。5秒間息を吸い込み、手でお腹を押しながら、10秒間息を吐き続けましょう。これを1分間行います。このエクササイズを寝る前に行うことで、腸の活動を整えられます。

続いて、腸を鍛えるエクササイズのやり方です。1日1回をめどに行いましょう。

まず、立った姿勢で片足を上げ、体をひねります。両手はまっすぐ伸ばして肩の高さまで上げ、足と逆の方向へひねりましょう。顔は足と同じ方向を向きます。この姿勢のまま5秒間キープしましょう。

このエクササイズを左右交互に5セット行います。

腸を鍛えるエクササイズ、2つ目は、まず立った状態で股を90度に広げ、腰を落とします。手を頭の後ろで組んで、片方の肘を同じ側の太ももにつけます。

このエクササイズも、左右交互に5セット行いましょう。

これらのエクササイズによって、腸を鍛え、ウエストも引き締めることができます。

2.2.目覚めの水

朝目覚めたとき、一杯の水を飲むことも、腸の動きを活発化させるのに効果的です。

起き抜けの体は、腸が活動を休止している状態です。そこへ、コップ一杯の水を一気に飲むことにより、胃にたまった水の重さが腸を刺激。腸も目覚めて活動を開始するというわけです。

しかし、いきなり冷たい水を飲むことは、お腹にとってあまりよくありません。冷やした水より、常温の水または白湯を飲む方がよいでしょう。

2.3.食物繊維を摂る

食物繊維を摂ることも、腸の環境を整える上で重要です。

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。水溶性食物繊維は、その名の通り水に溶ける食物繊維で、不溶性食物繊維は逆に水に溶けず、水分を吸収して膨らむという特徴があります。

腸の環境を整え、便秘を解消するには、この2種類の食物繊維をバランスよく摂ることが大切になります。両者の割合は、水溶性食物繊維が1、不溶性食物繊維が2の割合が理想的と言われています。

水溶性食物繊維を多く含む食品は、ひじきやわかめなどの海藻類や、キノコ類、こんにゃく、納豆などがあります。

不溶性食物繊維を含むのは、ごぼうやタケノコなどの野菜類、豆類、イモ類などです。

腸活ダイエットは、3食きちんと食べることが大事。これらの食物繊維を含む食品をしっかり食べて、腸の働きを整えましょう。

2.4.ヨーグルトとオリーブオイルも効果大

腸の働きを活発化させるという点では、ヨーグルトは非常に効果的な食べ物です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内の善玉菌の活動を活発にさせ、腸内環境を整えてくれます。

腸によいヨーグルトの食べ方は、夕食後がベストとされています。そのタイミングで食べることにより、就寝時の腸の活動をより活発にし、消化・吸収を助けてくれるのです。

また、オリーブオイルも腸活には効果的です。オリーブオイルにもヨーグルト同様、腸の働きを整える力があることが知られています。

サラダやヨーグルトにかけて摂ってもよいのですが、そのまま飲む方が効果大。大さじ2杯を空腹時に飲むと、オリーブオイルが腸まで届き、便を滑らかにしてくれます。

少しずつではなく、一気に飲む方が効果的です。

2.5.腸活ダイエットの注意点は？

腸の働きを整え、健康的に痩せようという腸活ダイエットですが、注意点もあります。

まず、どんなダイエット法にも言えることですが、やりすぎは禁物です。過度な運動やエクササイズは、逆に体に負担となり、ダイエットにも健康にもよくありません。

そして、食事はきちんと食べるということ。あくまでも健康的に痩せようという方法ですから、食事抜きやカロリー制限などと組み合わせるのは控えた方がよいでしょう。

もちろん、栄養バランスを考えた食事を心がけるのは当然です。

また、生活習慣にも気をつけなければいけません。夜更かしや飲酒、喫煙といった習慣はあらため、生活リズムを整えるようにしましょう。

3.腸活ダイエットの効果は？

腸活にはダイエットの他にも、さまざまな効果があります。次はそれらの効果について見ていきましょう。

3.1.おなかスッキリ　便秘解消

腸活の便秘解消効果はすでに触れましたが、便秘はダイエットに悪いだけではなく、それ以外の問題も引き起こします。