2.馬油の効能
2-1.美肌に有効な脂肪酸
■ パルミチン酸
動物性脂肪というと、悪玉コレステロールのイメージがあり、体によくないものと思いがちですが、馬油とヒト脂に多い「パルミチン酸」には抗酸化作用があり、ビタミンAの摂取には大切な成分となります。
お肌にとっては皮脂をコントロールするため、脂性肌やニキビ肌に効果があると言われ、頭皮の皮脂を抑制することから、抜け毛を抑えるといった効果もあります。またビタミンAを安定して摂取できるため、皮膚のターンオーバーを正常化し、シワの防止効果、老化予防に効果があると言われています。
■ パルミトレイン酸
皮膚の老化を防ぐ脂肪酸で、肌の中にあるパルミトレイン酸は赤ちゃんや若い年齢の方には豊富にあるのですが、加齢に伴いどんどん減っていってしまう成分です。パルミトレイン酸が不足すると、肌の乾燥やシワ、しみ、たるみなどの症状が出ると言われています。
■ オレイン酸
皮膚をしなやかに保ち、やわらかくする効果があり、乾燥から肌を守り、ツヤや張りを与えます。酸化しにくい成分で抗酸化力が高く、肌の老化防止に役立ちます。オリーブオイル、椿油などには7割近く含まれている脂肪酸です。
■ リノール酸
リノール酸は細胞間脂質の材料となる脂肪酸で、肌をなめらかに整えて水分を保持ししっとりと保つ保湿効果があります。
炎症を抑える効果やバリア機能を高める効果、メラニンを過剰に作らせない働きもあり、美肌に有効な成分です。その反面、酸化しやすいので、注意が必要です。植物性のものでは月見草油、ローズヒップオイルに多く含まれている脂肪酸です。
2-2.肌の上で溶ける浸透力
馬油の融点は30〜43度位です。他の動物脂肪に比べて低い温度で融けるのが特徴です。肌に乗せると人の体温で溶けてよく伸び、角質層に浸透しやすいのです。 馬油を付けた瞬間はベトベトしていると感じても、すぐに皮膚に吸収されてサラサラになります。
2-3.赤ちゃんにも使える
馬油は天然成分でできているため、赤ちゃんやお年寄りへも安心して使用することができます。赤ちゃんに湿疹ができた時に使うのが白ワセリンか馬油と言われていますが、ワセリンは皮膚の被覆効果はありますが浸透することはありません。馬油は肌に浸透して、肌の保湿能力を高め、乾燥やただれをケアします。
2-4.ニキビへの効果は?
馬油が肌にはとてもいいことがわかりましたが、ニキビへの効果はどうなのでしょうか?馬油は皮膚の乾燥を防ぎ細胞の新陳代謝を高め、炎症を抑える効果があります。
馬油に含まれる脂質によって、肌の水分の蒸散や乾燥を防ぐことが一番の効能です。乾燥が原因となり、皮脂が分泌されてできてしまう「大人ニキビ」タイプには効果があります。また抗炎症作用から、炎症を起こしている「赤ニキビ」にも効果があります。
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