3.実はメーカーもニキビ効果を否定している
ここまでベビーパウダーを使ったニキビケアの方法をお伝えしましたが、実際にベビーパウダーがニキビに効果がある、または効果がない、という意見が交わされているため、どの情報を信用すればいいのかわからない!と思う方もいらっしゃると思います。
そんな時こそベビーパウダーの製造元であるメーカーの意見を聞くべきです!
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社「ジョンソン® ベビーパウダー 微香性」
内容量: 1箱/140g
価格: 218円(税込)
成分:タルク、香料
●肌に優しい成分が配合されているが、ニキビを治す効果はなし。
●ニキビやあせもがすでにできている状態の肌に使用すると、悪化する場合がある。
内容量: 1箱/45g 価格:341円(税込)
成分:(有効成分)酸化亜鉛、(その他成分)タルク、無水ケイ素、トウモロコシデンプン、流動パラフィン、スクワラン、ポリエチレン末、グリセリン、メチルポリシロキサン
●有効成分の酸化亜鉛は消炎剤で、あせも、ただれなどを予防する効果あり。
●タルクの汗を吸着する効果は洗顔料や牛乳に混ぜたりするとその作用を失う。
●ニキビを直接的に予防、改善する成分は配合されていない。
内容量: 1箱/140g
価格:341円(税込)
成分:(有効成分)クロルヒドロキシAI(その他成分)タルク、コーンスターチ、香料
●有効成分のクロルヒドロキシAlは収れん作用があるので汗を抑え、肌に清涼感を感じる効果があり、あせも予防になる。
●できてしまったあせもやニキビの上から使用すると悪化する可能性があるので使用しないこと。●ニキビを予防、改善する成分は配合されていない。
ご覧の通り、メーカーごとに成分の違いが多少ありますが、3社とも同じくニキビを改善したり予防する成分は入っていないと回答しているのがわかりますね。
また、すでにニキビができている肌に使用すると悪化する可能性があるので使用を控えるようにという回答も共通しています。
メーカーサイドも、ベビーパウダーにはニキビを治す効果は特にないと明言していますが、なぜこんなにも「ニキビにベビパ」という噂が広まったか不思議に思いませんか?
3-1. ニキビ効果があると勘違いしやすい理由
肌にのばすとサラサラになるその特性から、ベタつきなどを抑えられるのが「ベビーパウダー」です。
そのさらっとした使い心地の良さが、ニキビで皮脂がつまった毛穴もキレイにサラサラにしてくれる、またはニキビが治ると思い込まれてしまったようですね。
また、以下に紹介する有効成分の作用がニキビにも効くのでは? と勘違いされて広まった可能性も高いとも言われています!
■ 酸化亜鉛
酸化亜鉛は亜鉛の酸化物であり、収れん作用を持つので汗を抑え、炎症の鎮静、止血、防腐などの効果があります。化粧品に含まれていることも多い成分のひとつです。また、紫外線をブロックする作用もあるので、日焼け止めに配合されることもあります。
また、酸化亜鉛の配合が20%の亜鉛華軟膏は、炎症が進んだニキビに使用した場合に、そのジュクジュクした浸出液を吸収して乾燥させる作用があります。
ですが、ベビーパウダーには、亜鉛華軟膏のようにニキビ治療としての効果が期待できるほど酸化亜鉛が入っていませんので、ニキビの改善もしなければ、ジュクジュクしたニキビを治す力もありません。
■ クロルヒドロキシAI
クロルヒドロキシAlはアルミニウムの一種の化学成分です。汗を臭いごと抑える作用があるので、制汗剤やベビーパウダーや歯磨き粉などに使用されています。
体への刺激が少なく、様々な商品に使用されているポピュラーな成分です。
汗を止める効果があるクロルヒドロキシAIですが、そのメカニズムは汗腺の出口を塞ぐというものなので、汗も出ないかわりに老廃物も排出できないというデメリットがあります。
ニキビが発生するのは皮脂や毛穴がつまることが原因ですから、クロルヒドロキシAlも使いすぎると逆にニキビを誘発する原因になる可能性があります。
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