ベビーパウダーでニキビが治る？正しいベビーパウダーの使い方とニキビへの効果

2.  ベビーパウダーを使ったニキビケアの方法

上記に挙げたニキビケア以外にもいくつかケアの方法がありますので紹介させていただきますね！

興味を持ったケアがありましたらぜひ試してみてください。

2-1.  寝る前にたっぷりつけよう！

寝る時にベビーパウダーを顔や背中につけると、顔や背中のニキビが改善するとのこと。

また、「しっかり保湿した後に、鼻にたっぷりとベビーパウダーをのせて寝ると、いちご鼻が改善した！」と言う方もいらっしゃいます。

2-2.  オロナイン軟膏との併用！

■　ニキビの上にベビーパウダーをのせる

■　その上にオロナイン軟膏（R）を塗る

■　再びベビーパウダーをのせる

上記のようにベビーパウダーとオロナイン軟膏（R）をサンドウィッチ状に肌にのせると、ニキビがすぐに治る、またはニキビが改善したという情報があります。

これらのベビーパウダーを用いたニキビケアには医学的根拠があるのでしょうか？

2-3.  医学的根拠はある？

結論から言うと、実は医学的には有効ではないそうです。

ベビーパウダーは、タルク（鉱物の粉末）とコーンスターチ（でんぷん）でできています。タルクが主成分なので、肌に並んだ鉱物の粉末が毛細管現象で汗を吸い上げ、蒸発を促すため、肌の摩擦や蒸れを軽減する作用があります。しかし塗りすぎると、毛細管現象が逆に働かなくなり、汗の蒸発をパウダーが邪魔する可能性もあります。

skincare-university｜http://www.skincare-univ.com/article/006237/　

ベビーパウダーを使った洗顔やパックは、「効果はないが悪影響も少ない」というのが実情のようです。ベビーパウダーの香りを楽しむなど、効果を期待しない用途であれば、ベビーパウダー洗顔やパックを実施するのもよいかもしれません。

skincare-university｜http://www.skincare-univ.com/article/006237/　

■　ニキビの種類

また、オロナインのような消毒薬は、一部の赤ニキビに効く可能性はあります。しかし、皮膚刺激が強いため、白ニキビや黒ニキビにはかえってお肌にダメージを与えてしまう可能性があるため注意が必要であることを覚えておきましょう。

ちなみに、ニキビ治療における日本皮膚科学会のガイドラインでは、炎症性ニキビ「赤にきび」に対して抗菌薬の外用を推奨していますが、オロナインのような消毒薬は推奨していません。

いずれのニキビケアの方法は医学的根拠はまだ確認できていないようですが、ベビーパウダーは肌にやさしい成分を含んでいますので、使い方さえを工夫すればあらゆる用途に活用することができるかもしれません！

ベビーパウダーの塗り過ぎには注意しながらニキビをケアしましょう。