4.頭のニキビが原因でハゲることはある?
頭にニキビができるとそれが原因でハゲるのでは?と不安に感じている人もいるようです。ここで問題なのがハゲる原因をしっかり知っておくことです。
4.1.ハゲる原因1 「AGA男性型脱毛症」
ハゲる原因で最も多いのがこの「AGA男性型脱毛症」です。特徴は頭頂部と生えぎはのヘアサイクルが乱れ、毛が細く産毛のようになりハゲてしまいます。
加齢とともに「AGA」の発症率が高くなると言われていますが、最近では10代後半~20代でも見られるようになりました。
4.2.ハゲる原因2「男性ホルモンが原因」
「AGA」に大きく関係しているのが「男性ホルモン」です。最近では女性にも見られる「FEGA女性男性型脱毛症」も「男性ホルモン」の影響が深く関わっていると言われています。
「男性ホルモン」の一種である「テストステロン」は「5αリダクターゼ」という物質と結びつくと「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質に変化します。
この「ジヒドロテストステロン(DHT)」が「AGA」の原因でもある脱毛物質なのです。「男性ホルモン」が多いだけで全ての人がハゲわけではないのです。
この「5αリダクターゼ」という物質と結びつくか、そして「ジヒドロテストステロン(DHT)」になるかにかかっているのです。
4.3.ハゲる原因3「遺伝が原因のことも」
先ほどもご紹介した「AGA」になるかならないかは、「AGA」の受けやすい体質かそうでないかで分かれます。ハゲが遺伝するのではなく、脱毛物質を作り出しやすい体質が遺伝することがあるというのが正解のようです。
親族にハゲている人がいると不安になる人もいるでしょうが、その家族にはハゲていない人がいたりするのもそのためです。
4.4.ハゲる原因4「生活習慣の乱れが原因のことも」
日頃の生活の中にも薄毛やハゲることに深く関わっていることがあります。それは「睡眠」「偏った食生活」です。睡眠時間はできるだけ、毎日同じ時刻に眠りにつき、同じ時間に起きるのが理想的です。
身体は食べ物から摂取した栄養を生命を維持するのに必要な箇所から使っていきます。髪の毛は生命維持にそれほど重要ではないため、栄養が行き届くのも遅くなります。
十分な睡眠時間を取って身体の疲れを癒さないと、疲労しているところに栄養が使われてしまいます。寝ている間は成長ホルモンによって肌細胞や毛根などの成長が促されます。しっかり睡眠を摂ることは髪にとってとても大切です。
また、食生活も大きな影響を与えます。若い人などに多い薄毛も食生活が原因のことが多いようです。1番は脂っこい食事です。
ハゲることだけでなくニキビにも言えることですが、脂っこい食事は皮脂分泌が過剰になる原因のひとつです。肉料理や揚げ物など高脂質、高コレステロールは毛穴つまりの原因にもなります。
食生活で亜鉛が不足することも避けた方が良いでしょう。亜鉛は先ほどご紹介した「脱毛物質」を阻害する働きがあると言われています。
男性ホルモンが「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変わるのを阻害する働きが亜鉛にはあります。「AGA」対策にも亜鉛は重要な栄養素と言えます。
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