青汁でコレステロール対策！効果的な青汁の成分とおすすめ3選

日本人は平均して野菜不足で食物繊維も十分には足りていないようですが、足りない分は青汁で補うことができます。

青汁の原料となる野菜は食物繊維を多く含みますが、青汁に含まれる量は製品によって異なります。食物繊維の強化に水溶性食物繊維である難消化性デキストリンが配合されているものが多いのですが、最終的には、成分表示を確認してください。

原料特有の成分では、桑の葉のDNJという成分に、インスリン濃度をコントロールして糖の吸収をおさえる働きがあり、これによって血糖値を下げる効果が望めます。

3-2.高血圧

日頃、塩分（ナトリウム）の多い食生活を送っている方の高血圧対策に、カリウムを多く含む青汁が有効です。血圧を上げる原因の一つにナトリウムの過剰摂取がありますが、カリウムには、余分なナトリウムを体の外に排出する働きがあり、血圧を安定させてくれます。

また、青汁には、カリウムの働きを助けるマグネシウム、血管を拡げて血圧を抑えるカルシウム、血液中のナトリウムを排出させる食物繊維も含まれています。

青汁の中では、特にクマザサや明日葉が原料となったものに血圧を下げる効果が期待できます。

クマザサのカリウムの含有量は、ほうれん草の9倍以上、さらに、食物繊維（リグニン）とクロロフィル（葉緑素）の量が多く、この2つには、血流を改善し血圧を下げる効果があります。明日葉には、血圧をおさえる作用があるカルコンが含まれています。

3-3.中性脂肪

体を動かすエネルギー源は、血液中の糖分が使われますが、この糖分が無くなると中性脂肪が使われはじめます。青汁の血糖値を下げる効果は、中性脂肪を消費しやすい状態につながり、間接的に中性脂肪を減らす助けとなります。

また、食物繊維には、食事などで摂り入れた余分な脂肪を体の外に排出する働きがあり、脂肪を中性脂肪として溜め込むのを防ぎます。

青汁の成分では、中性脂肪を減少させる明日葉のカルコンや、血糖値に働きかける桑の葉のDNJという成分が効果的だと言われています。

体についた贅肉の大部分は中性脂肪ですが、中性脂肪とコレステロールは相互関係にあり、中性脂肪が少なくなると超悪玉コレステロールも減っていきます。中性脂肪を減らすことは、すっきりとした見た目と動脈硬化の予防につながります。

4.ダイエット効果も期待できる？

コレステロール対策で効果的な成分は、ダイエットでも活躍しそうです。

4-1.ダイエットに欠かせない栄養素がたっぷり

青汁には、脂肪燃焼をうながすビタミンB群、カルシウムなどのミネラル、便秘の予防・解消に効果がある食物繊維が含まれています。

ダイエットでおすすめの青汁は、明日葉、桑の葉、大麦若葉が原料となっているもの。

明日葉にはカルコンが含まれ、コレステロール対策にも有効ですが、ダイエットでは、脂肪燃焼や頑固なセルライトの解消にも期待ができます。

桑の葉では、食後に上昇する血糖値を抑えるDNJや、中性脂肪を抑えるケルセチン配糖体、むくみをやわらげるカリウムも豊富に含まれています。

大麦若葉では、亜鉛が豊富に含まれていますが、亜鉛には、食欲を抑えるレプチンという成分の分泌をうながす働きがあり、また、ビタミンCとの相乗効果で新陳代謝がうながします。

4-2. 痩せやすい体質を目指せる

青汁には、デトックス効果があるクロロフィル（葉緑素）が含まれていますが、特に、大麦若葉やクマザサに多く含まれています。

クロロフィルは、腸内の毒素を吸着して体の外に排出させる働きがあり、きれいになった腸は、栄養を吸収しやすい状態になります。青汁に含まれるダイエットをサポートする成分と同時に摂取することで、徐々に痩せやすい体質へと変わります。

4-3. 「青汁＋ヨーグルト」でダイエットサポート

牛乳・乳製品を十分に摂取したダイエットでは、脂肪を集中的に減らすことが可能です。

ある研究で、カルシウムを毎日600mg摂取した人にくらべ、毎日1400mg摂取した人は、体重の減少、脂肪分の減少が大きく、また、脂肪以外の体重が増えているということが認められました。

数ある乳製品の中でおすすめは、ガセリ菌が入ったヨーグルトです。ヨーグルト自体に炭水化物、糖質、脂質を分解してエネルギーに変えるビタミンB2が多く含まれ、また、ガセリ菌には胃酸に強い乳酸菌で内臓脂肪の蓄積を予防する効果が期待できます。

いろいろなダイエット成分を含む青汁とヨーグルトを組み合わせることで、さらなるダイエット効果が期待できます。

5.おすすめコレステロール対策の青汁

5-1.大正製薬・ヘルスマネージャー大麦若葉青汁 キトサン