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青汁でコレステロール対策!効果的な青汁の成分とおすすめ3選

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これに対して、HDLコレステロールは、余分なコレステロールを回収する働きがあり、善玉コレステロールと呼ばれます。

1-3.超悪玉コレステロール

量が増え過ぎたLDLコレステロールは活性酸素と結びつき、酸化LDLコレステロールに姿を変えます。この酸化LDLコレステロールとIDLコレステロール、VLDLコレステロールは、超悪玉コレステロールとも呼ばれています。

超悪玉コレステロールは、コレステロールと結びついた中性脂肪の割合が多く、小型でベタベタしています。この状態のコレステロールは、血管の壁に付着しやすく、血流を悪くしたり、血管を傷つけたりするリスクがあります。

血管に付着したコレステロールの塊は、プラークと呼ばれ、血管の壁が厚く固くなる原因にもなります。壁が厚くなった血管は内部が狭まり、そこへ血栓が詰まると血液の流れを止めてしまうことも心配されます。これが、コレステロールが有害なものだと誤解される一番の原因です。

1-4.動脈硬化から脳梗塞、心筋梗塞になる危険性

LDLコレステロール値が高過ぎたり、HDLコレステロールが低過ぎたり、また、中性脂肪が多過ぎると高脂血症(脂質異常症)となります。高脂血症は超悪玉コレステロールの量も多く、血管の壁が厚く固くなる動脈硬化という病気につながる可能性が高まります。

動脈硬化では、酸素や栄養が行き届かない状態が続き、臓器の機能を低下させることも考えられます。また、血管がもろく破れやすくなるというリスクとともに、放っておくと、血管がつまり脳梗塞、心筋梗塞など重篤な病に進行するおそれがあります。

< 脳梗塞 >
脳の血管が詰まったり、脳の血のめぐり悪くなったりして、脳の組織が壊死(梗塞)してしまった状態をさします。典型的な症状として、意識障害、片側の手足や片側の顔面の麻痺・感覚障害、言語障害、考えても言葉が出てこない・相手の言うことが理解できない失語症などがあります。

< 心筋梗塞 >
心臓の血流が制限されると、心筋の壊死(梗塞)がおこります。心臓のポンプ機能が損なわれ、心不全やショックを合併することもあります。前触れとして、強い胸の痛みをともなう狭心症がある場合と、何の自覚症状もなく突然発症する場合があります。

脳梗塞と心筋梗塞は、どちらも、早急な処置が必要で、1分でも早く専門の医師のいる病院に行くが大切です。

2.青汁でコレステロール値を下げる

コレステロール値を高く上げてしまう原因に野菜不足がありますが、青汁は、野菜不足で足りない栄養素を補うことで、コレステロールにアプローチします。いろいろな野菜から作られる青汁にはいろいろな効果が期待できます。

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2-1. コレステロール値を下げる青汁の成分

青汁は、栄養価の高い緑黄色野菜から作られていますが、原料となるケール、明日葉、大麦若葉などの野菜には、コレステロール値を下げる効果が期待できる成分が含まれています。青汁全般に含まれている栄養素は以下の通りです。

■食物繊維
コレステロールが腸で吸収されるのを妨げる。
■ビタミンC
コレステロールを分解する胆汁酸の生成を助ける。
■ビタミンE
強い抗酸化作用で活性酸素の働きをおさえ、LDLコレステロールが酸化LDLコレステロールに変わるのを防ぐ。酸化したコレステロールを分解する。
■SOD酵素
強い抗酸化作用で活性酸素の働きを抑え、コレステロールが酸化したり、血液中に沈着したりするのを防ぐ。
■クロロフィル(葉緑素)
細胞の成長をうながし、コレステロール値を下げる。

2-2.原料別・コレステロール値を下げる成分

青汁の原料となる野菜には、個別の野菜特有のコレステロール値を下げる成分が含まれていることもあります。

大麦若葉は、特に食物繊維、SOD酵素が豊富でコレステロール値の低下に期待ができます。他にもコレステロールの蓄積を防ぐ効果がある亜鉛もたっぷりと含まれています。

明日葉は、明日葉特有のカルコンというポリフェノールが豊富です。カルコンは、抗酸化作用がありコレステロールの酸化を防ぎます。また、血栓の予防も期待できます。他にもクマリンという成分が含まれており、カルコンと同じようにコレステロールに働きかけます。

緑茶・抹茶入りの青汁は、コレステロール値を下げるカテキンが含まれています。カテキンは食事に含まれるコレステロールの吸収を抑えますが、血液中のLDLコレステロールだけを低下させるという優れた特性をもっています。

ケールには、葉酸とコレステロール値を下げるGABAが含まれています。GABAは、血圧を下げる効果やリラックス効果が有名ですが、腎臓や肝臓などの働きを活発にさせコレステロールを調整する効果も多くの研究で報告されています。

クマザサに含まれる食物繊維はリグニンと呼ばれています。リグニンには、コレステロールを排出させる作用があります。

2-3. コレステロール値が高い人におすすめの飲み方

青汁は大量に飲む必要はありません。製品ごとの摂取目安を参考に毎日飲み続けることが基本です。飲み忘れを防ぐために、朝食や夕食の直前など決まった時間に飲むことをおすすめします。

食事の直前に飲むことは、食事で最初に野菜を食べるのと同じ効果があり、食物繊維が糖質や脂質の一部をカットしてくれます。

時間以外では、他の食材と組み合わせる飲み方がおすすめです。青汁自体にコレステロール値を下げる効果が期待できますが、他の食材と組み合わせることで相乗効果を生み期待度が上がります。

青汁を、
・脂肪を減らす効果があるカルシウムを含む牛乳
・中性脂肪の合成や吸収をおさえる大豆サポニンを含む豆乳
・ビタミン・ミネラルを含む野菜ジュース
などで割ると、飲みやすくなり、それぞれの健康効果も得られます。

3.検診の結果、気になるコレにも青汁は利く?

健康診断や人間ドッグで気になってしまうのはコレステロールだけではありません。血糖値や血圧、中性脂肪も指摘されることが多い項目です。人によっては、指摘される項目が1つでは済まない時もあり、コレステロール同様、効果のある成分を知りたいですね。

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3-1.血糖値

血糖値の高い状態が続くと、肥満や糖尿病などの生活習慣病が心配されます。血糖値を下げる作用が期待できる成分として食物繊維があげられます。食物繊維は、糖質の吸収を穏やかにする働きがあり、食後の急激な血糖値の上昇を抑える、満腹感を持続させ食べ過ぎを防ぐ、などの効果があります。


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