青汁でコレステロール対策！効果的な青汁の成分とおすすめ3選

健康診断や人間ドッグでコレステロール値の異常を指摘される方は意外に多いですね。コレステロールの異常が、深刻な病気に進んでしまう前に何とか対策を講じたいものです。

医師のアドバイスでは、食生活の見直しや運動不足の解消を求められますが、食べたい物は食べたいし、苦手な運動は時間もないし気が進みません。けれど、何もしないわけにはいきませんね。

コレステロールを抑制するには、それをコントロールする栄養素が必要ですが、青汁に含まれる豊富なビタミン、ミネラル、食物繊維や、原料が持つ特有の成分に、コレステロール値を抑える効果が期待できます。

今回は、青汁に含まれるコレステロール値を下げる成分や、おすすめの飲み方、効果が期待できる青汁3選をご紹介します。青汁の成分の働きを理解することで、コレステロール対策の参考になりますよ。青汁とコレステロールについて、まずは、ご一読ください。

目視一覧

1.コレステロールについて
1-1.コレステロールは身体に必要な物質
1-2.善玉と悪玉コレステロール
1-3.超悪玉コレステロール
1-4.動脈硬化から脳梗塞、心筋梗塞になる危険性

2.青汁でコレステロール値を下げる
2-1. コレステロール値を下げる青汁の成分
2-2.原料別・コレステロール値を下げる成分
2-3. コレステロール値が高い人におすすめの飲み方

3.検診の結果、気になるコレにも青汁は利く？
3-1.血糖値
3-2.高血圧
3-3.中性脂肪

4.ダイエット効果も期待できる？
4-1.ダイエットに欠かせない栄養素がたっぷり
4-2. 痩せやすい体質を目指せる
4-3. 「青汁＋ヨーグルト」でダイエットサポート

5.おすすめコレステロール対策の青汁
5-1. 大正製薬・ヘルスマネージャー大麦若葉青汁 キトサン
5-2. サンスター・緑でサラナ
5-3. ユーグレナ・ファーム・緑汁

6.青汁体験談

7.こんな方は要注意！
7-1.処方された薬を飲んでいる方
7-2.たくさんのサプリを併用している方
7-3. 野菜は青汁だけで十分だと思っている方

8.青汁とコレステロールの関係・まとめ

 1.コレステロールについて

コレステロールは、人の体の中でどんな働きをするのでしょうか？正常値では大切な役割を持つ反面、増え過ぎたり、少な過ぎたりすると体に良くない影響を与えます。

1-1.コレステロールは身体に必要な物質

コレステロールは、脂肪の一種で、細胞の細胞膜を作る、ホルモンや胆汁酸の材料になる、といった重要な役割があります。体にとって有害なものととらえられることが多いようですが、人が生きていく上で欠かせないものでもあります。

人が生きていく上で欠かせないコレステロールが、有害と誤解される原因は、血液中に増え過ぎたり、少な過ぎたりすると高脂血症（脂質異常症）、動脈硬化などを引き起こすおそれがあるからです。

コレステロールは、必要であるがゆえに、人の体の中でも合成されています。肝臓などで糖や脂肪を使って作られるのですが、食事から摂るコレステロールの量が足りなければ、作る量を増やし、過剰であれば、作る量を減らします。多少の過不足は、体が調整してくれるのです。

しかし、この調整が追いつかず、血液中にコレステロールが増え過ぎたり、少な過ぎたりすると、健康診断や人間ドッグでコレステロール値の異常として指摘されます。

1-2.善玉と悪玉コレステロール

コレステロールは、中性脂肪と結びつきタンパク質をまとうことでリポタンパク質として血液中に存在します。

リポタンパク質は、コレステロールと中性脂肪の割合で
・HDLコレステロール
・LDLコレステロール
・IDLコレステロール
・VLDLコレステロール
の4つに分けられます。

この中で、LDLコレステロールは、体のすみずみにコレステロールを運ぶという大切な働きがありますが、増え過ぎると余分なコレステロールが溜まり体に悪影響を及ぼします。このため、悪玉コレステロールと呼ばれます。