「青汁」を飲んで成功する「ダイエット」、その秘訣は？

ホメオスタシスは、1ヶ月に5％以上体重が減少すると、最大限に働く仕組みになっています。短期間で急激な減量をせず、1ヶ月に5％以内の体重減少を心がけましょう。

・レプチンをセットする

レプチンの量をセットするためには、最低1ヶ月必要です。つまり減少した体重を1ヶ月間維持すれば、レプチンの分泌量が減り、減った状態を維持できます。たとえ停滞期に入っても1ヶ月間はダイエットを諦めずに続ければ、リバウンドは防止できます。

要約すれば、ゆっくりと体重を落とし、ダイエットを長続きさせる、ということになりますね。

６． 「青汁」によるダイエットのまとめ

さて、これまで「青汁」と「ダイエット」について、それぞれ細かく見てきました。読者の方も、何となく「青汁」を飲み続けることが「ダイエット」に効果がありそうだ、という気になってきているのではないでしょうか？最後にまとめて考えてみましょう。

6-1 「青汁」はダイエット最適方法の一つ

まず結論から申しますと、「青汁」を飲むだけではダイエットは出来ません。しかしながら「ダイエットをサポートする」という点では、極めて有効です。

まず、繰り返しになりますが、「青汁」には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維を摂取すると、腸の働きが活発になり理想的な排泄サイクルに導いてくれることが期待できます。

「青汁」を飲み続けることで、便秘が解消されると体重そのものも一時的に減る場合があるため、「痩せた」と感じる方が多いようです。

次に、ダイエットで重要なのは脂肪を燃やすことであり、便秘解消による体重の減少は一時的なことですし、体脂肪率も変わらないため、本当のダイエットとは言えません。

体重減少はダイエットにおいてとても気になる点ですが、ただ減らせばいいというものではありません。消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスを考えて体重を減らすこと、つまり、“脂肪を燃やすこと”が重要なのです。

脂肪を燃やす際にはビタミン（主にビタミンB群）やカルシウムなどのミネラルが必要です。とはいえ、ビタミンやミネラルを摂っただけでは、脂肪を燃焼することはできません。ポイントは、「運動とセットにすること」です。

『脂肪を燃やしやすくするために、運動をするときに「青汁」を飲む』という利用法ならば、ダイエットに有効的と言えます。

さらに、ダイエットのひとつに食事制限がありますが、摂取カロリーを減らすことは大事ですが、栄養バランスを考えない節制は体調不良を招いたり、リバウンドのリスクを高めてしまいます。

食事制限をするときは、必要な栄養素はしっかり摂って、総カロリー量を減らすことが理想です。「青汁」には食物繊維も豊富に含まれるため、食事制限によるダイエットのサポートが期待できると言えます。

6-2 おすすめの「青汁」はこれだ！

最後に、ダイエットに効果のある「青汁」の具体的な商品をご紹介していきましょう。

・FANCL「本搾り青汁 ベーシック」

まずは、無添加化粧品や健康食品を提供しているFANCLの「本搾り青汁 ベーシック」です。

国産ケールを100％使用し、製法も着色料・食塩・保存料・香料無添加となっています。ビタミンやミネラル・食物繊維などの美容と健康にいい栄養素をたくさん含んだ材料を使用しています。

マイルドで口当たりもよく飲みやすいため、アレンジしやすく飲み続けやすいとの評価の高い「青汁」です。

・サンスター 「粉末青汁」

1杯で約100g分（1日の約3分の1相当）の野菜が補える、サンスターの「粉末青汁」です。

ブロッコリー、ケール、明日葉、大麦若葉、モロヘイヤの5種の野菜を優れた栄養バランスでブレンドしています。ビタミン･ミネラル･食物繊維など、ダイエット中に不可欠な栄養素がしっかり摂取できます。

食品添加物・余分なデンプンなどは一切不使用の野菜100％なのが嬉しいです。

・DHC 「乳酸菌と酵素がとれる よくばり青汁」

国産の大麦若葉を100%使用し、そこに長命草や栄養たっぷりのゴマの葉もプラスされています。また乳酸菌や穀物醗酵エキス（酵素活性素材）を配合しているので、便秘にも効果があります。

雑味のない味わいで飲みやすさも良いようです。

・えがお「青汁満菜」

青汁メーカー「えがお」の「青汁満菜」です。九州産の大麦若葉に明日葉、ケール、ゴーヤなどの有機原料が10種類入っていて、これ一杯で1日に必要な野菜350g以上がとれる優秀な「青汁」です。

またこの青汁にはダイエット中に有用な水溶性の食物繊維が豊富に含まれており、一方で苦味が強いケールやゴーヤが入っているのに、苦さや青臭さはなく、ほんのり甘い風味で美味しいのが特長です。

・ステラ漢方「ステラの贅沢青汁」

最後は粒タイプの「青汁」です。クロレラ・ケール・多命草・大麦若葉などの栄養が詰め込まれており、液体タイプだと苦みを感じやすい濃い栄養素を、粒タイプにすることで毎日無理なく摂取することができます。