1.3.飲む目的に合わせて特徴が変わる
「青汁を飲む理由」は、人それぞれ違いますよね。
ただのドリンクとして飲むには、お味的にもちょっとハードルの高い飲み物です。
そこにはなんらかの「目的」がある方が多いのではないでしょうか。
最近では、漠然とした「健康のため」という理由をさらに掘り下げて「お腹の調子を整える」「美容効果に期待している」「生活習慣病の予防に役立てたい」といった消費者の目的がはっきりしている傾向にあります。
そこで生産者も、原料にこだわって「美肌づくりに効果的な青汁」「腸内をきれいにする青汁」といった、消費者のニーズに的を絞った商品をいくつも開発しているのです。
目的の数だけ商品がある…というわけではありませんが、私達消費者の目線で少しずつ配合される原料やバランスを変えたものがお店に並んでいるというわけです。
必然的に種類が多くなってしまうのも、仕方がないのかもしれませんね。
2. 青汁の原料別チェック!特徴や栄養素を比較
2.1. 大麦若葉はトータルバランスを整えるのに効果的
近頃の青汁は「まずくない、苦くない」と、若い女性や小さな子供まで飲めるように工夫されている商品も増えています。
そんな味覚的な問題を解決するのに一役買っているのがこの「大麦若葉」といえるでしょう。
イネ科の植物で、苦味やエグみが少ないのが特徴なのですが、注目したいのはその栄養素です。
大麦若葉には鉄分やクロロフィル(葉緑素)が含まれているので、貧血対策をしたい方にはぴったりと考えられています。
女性に特に多いとされる慢性的な貧血症状を青汁で改善できる可能性があるというのはちょっと驚きですよね。
それ以外にも、SOD酵素やカテキンなどといった抗酸化作用のある成分も多く含んでいるので、年齢による肌の悩みや体の疲労へのサポート力も高いと考えられます。
ベータカロテンを豊富に含んでいることから、現代社会に増え続けている「眼精疲労」にも良いという説もあります。
体のトータルケアに、「まずくない青汁」を取り入れるのも良いかもしれません。
2.2.明日葉にはポリフェノールが含まれている
明日葉(アシタバ)も、マズくない青汁としてはポピュラーな原料です。
日本国内が原産地の植物であることや、大麦若葉と同様に苦味やエグみが少ないことから「安心、気楽」に摂り入れられるというのも人気の理由のひとつかもしれません。
明日葉は、根っこの部分を切ると黄色っぽい液状の樹液が出てきますが、この樹液には「カルコン」「クマリン」という一種のポリフェノール成分が含まれています。
体の細胞を活性化させすぎてしまうことで老化のスピードがアップしますが、このポリフェノールの「抗酸化作用」は細胞の老化を抑制する…というのはもうご存知の方も多いと思います。
ワインなどに含まれるこの栄養素が、明日葉にも多く含まれているのです。
2.3.カルシウムや葉酸が含まれているケールとは
青汁の「苦い!マズイ!」というイメージは、このケールという野菜から始まっていると考えられます。
アブラナ科の食物で、原産国は中近東から地中海一帯の植物なので、日本の食卓に並ぶことはあまりありません。
バラエティ番組の罰ゲームなどでもこのケール青汁がよく用いられているので、芸人さんたちのリアクションなどからもその苦味がよく想像できるかと思います。
しかし「良薬口に苦し」ということわざがある通り、ケールには「苦いけど飲むだけの価値」があります。
ケールに含まれているカルシウムはなんと220mg(可食部100gあたり)とされていて、これは牛乳と比較すると約2倍の数値です。
食物繊維はセロリのおよそ2.5倍、ビタミンCはいちごやみかんの1.5倍以上と、それぞれの栄養素の代表食材と比較してもずば抜けているのが最大の特徴です。
苦い、マズいだけではないからこそ、王道として使われ続けているというわけですね。
2.4.女性の悩み解消にぴったりのヨモギ
日本では古来から、お団子やおかゆに入れて親しんできたヨモギも青汁原料のひとつとしてポピュラーになりつつあります。
昔から食材に用いられていたのにはどうやら理由があるようです。
実はヨモギには、その他の青汁と同様に豊富な食物繊維やビタミンの他にも、アロマティックな「精油」としての働きもしてくれるのです。
ヨモギの独特な香りはシオネールという成分によるものですが、この成分がリラックス効果をもたらし、体を温めると考えられています。つまり、冷えや血流不足への働きかけが期待できるというわけですね。
体を温める食材はいくつもありますが、ヨモギもそのひとつ。
古来から、日本の人々はこうした身近な食材を使うことでボディメンテナンスを行う知恵を持っていたのでしょうね。
2.5.漢方薬の材料にもなる桑の葉
昔から漢方のひとつとしても利用されていた桑の葉を使った青汁も、最近では人気が上がっているようです。
ビタミンや食物繊維などの他に、糖質の吸収率を押さえる働きを持つ「1-デオキシノジリマイシン」という成分が含まれていることが研究で明らかになったことがその理由のひとつ。
亜鉛や葉酸なども摂取出来るので、美容のために…という女性だけでなく薄毛対策などの観点から男性からも選ばれている傾向があります。
また、味覚的にもケールと比べればクセが少なく、アレンジがしやすいことから「続けやすい」という人も多いようです。
健康な体づくりに欠かせない”継続のしやすさ”という意味でも、ポイントが高いようですね。
2.6.近頃よく利用されるようになった長命草とは
沖縄など温かい地方で古くから民間療法に用いられていたという「長命草」も、青汁商品の中に配合されることが増えています。
名前からして「体に良さそう!」というイメージですが、この長命草がもつ働きで特に注目したいのは次の3つの栄養素です。
ポリフェノールの一種であるルチンを多く含んでいて、活性酸素を中和し体の老化を緩やかにするというのがまずひとつ。これがこの植物の名前の由来なのかもしれないですね。
また、イソサミジンという利尿作用をもつ成分も豊富です。
つまり、「活性酸素を抑えながら、体の中の要らないものを排出しやすくする」という効果に期待が出来るというわけです。
また、長命草に含まれるクロロゲン酸は脂質を分解しやすくすると考えられているため、ダイエットが必要な方にもおすすめです。
トータルで考えると生活習慣病の対策にもつながるので、食生活が欧米化しやすい現代日本人にぴったりと言えるかもしれません。
2.7.スーパーフードとしても注目されるクロレラ
近年では色々な食品が「スーパーフード」として若い女性に人気!と紹介されますよね。
このクロレラもそのうちのひとつですので、すでにご存知の方も多いかもしれません。
クロレラは藻の一種で、クロロフィルという葉緑素を非常に多く含んだ食品です。
その他ビタミンやミネラル、アミノ酸などの人体に必要な栄養素を「バランス良く」含んでいるのが特徴といえるでしょう。
アメリカのNASAでも「マルチな栄養補給が可能」ということから宇宙食として使用されました。
注目されている最大の理由は、「CGF」というクロレラにしかない「動物成長促進因子」です。
20億年以上前から生息しているクロレラの驚異的な生命維持能力はこの因子に関係していると考えられていて、現在もあらゆる研究機関がこの因子を活用する方法を模索しています。
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