青汁に秘められた効果・効能１６選！その魅力をたっぷり伝えます

最近では青汁の中でも「ケール」が特にアトピーに効果があると注目されています。皮膚の水分量を高め、かゆみの原因となる乾燥を防いでくれる働きが期待できるという見方が強まっているからです。

青汁の女性に嬉しい効能とは？

青汁にはダイエットや冷え性、生理痛、妊娠といった時に女性の困ったに効果を発揮する成分が含まれています。また、青汁の効果が誤解される原因についても説明しています。

青汁のダイエット効果

青汁がダイエットに効果があると言われている理由は大きく分けて２つあります。理由の１つは青汁には食物繊維が多く含まれることです。食物繊維により、腸が活発になり、体内の不要なものをきちんと体の外に排出してくれるようになります。さらにこの食物繊維は短鎖脂肪酸を作り出す腸内細菌のエサとなります。この短鎖脂肪酸が少ないと太りやすい体質になると考えられています。逆に、食物繊維をきちんと摂ることで痩せやすい体質に改善しやすくなります。また、食物繊維は体内への糖や脂肪の吸収をゆっくりにする働きもあるため、不必要な栄養が吸収されるのを防いでくれます。

青汁がダイエットに効果的な２つ目の理由はビタミンB群とミネラルが豊富に含まれていることです。基礎代謝の向上にはビタミンB群が効果的ですし、新陳代謝の向上にはミネラルが効果的です。これら、両方の栄養素を含む青汁は脂肪燃焼に効果があると考えられます。

青汁は冷え性に効果があるの？

結論からいうと青汁には冷え性を改善する効能があります。ですが、多く聞かれる意見として青汁を飲むと冷えを感じるというものがあります。これは、青汁に含まれるカリウムに利尿作用があることが関係しています。排尿の際には体温が一時的に低下します。このことが理由で、青汁を飲んでも冷えは改善されないと感じる人が多いのです。ですが、この時に感じる冷えは一時的なものに過ぎません。

この一時的な冷えを乗り越えると、青汁の本来持つ体を温める栄養素の働きがわかるようになってきます。青汁に含まれているビタミンB群は代謝を上げる働きをします。代謝が上がると基礎体温が上昇します。また、血液の流れが良くなるため、体の隅々まで血液が行き届くようになり、手足の血の巡りが良くなります。このように、体の中から冷えを解消するのに青汁は効果があります。ですが、体の中の効果は飲んですぐに感じられるものではありません。一時的に感じる冷えを乗り越え続けなければ効果は得られない長期戦であることを覚えておいてくださいね。

青汁を活用して生理痛を改善？

生理痛の原因により青汁で改善するかが異なります。ですが、生理痛の原因の多くに体の冷えが挙げられます。そのため、体の芯から温める効果のある青汁は生理痛の緩和に効果があるといえます。また、食事内容の欧米化に伴い、コレステロールの摂取が増たことが原因で血液の流れが悪くなっていることも冷えに伴う生理痛の原因の一つです。そのため、コレステロールを低下させる働きがあり、血液の流れを良くする青汁は生理痛に効果があると考えられています。

青汁には免疫力を高めたり疲労回復などの効果もあるため、生理に伴い体全体に起こる生理痛以外の他の不調にも効果があると考えられます。

ただし、生理痛の原因によっては青汁では改善しない場合があります。そのため、青汁はあくまで生理に伴なう痛みや他の症状を改善する助けとなるもので、取り除くものではないことを覚えておいてください。

青汁は妊婦さんの強い味方

妊婦さんに最も必要な栄養素は何かご存知ですか？それは葉酸です。葉酸はビタミンB群の一種でタンパク質の合成や細胞を新しく作るために必要な栄養素です。この栄養素は、胎児の脳の発育などに必要である考えられています。そして、葉酸は青汁に含まれています。

また、妊娠中は赤ちゃんに酸素を送っています。その酸素はヘモグロビンによって送られるためヘモグロビンの元となるビタミンB12と鉄分を十分に摂取しておく必要があります。この栄養素も青汁に含まれています。

さらに、亜鉛は赤ちゃんの細胞分裂に必要な栄養素です。不足すると十分な成長が行えないためにいつもより多くの亜鉛が必要となります。そして、亜鉛も青汁に含まれる栄養素です。

カルシウムは胎児の骨を形成するのに必要な栄養素です。そのため、妊婦さんのカルシウムは赤ちゃんに取られてしまい妊婦さんの歯などに影響が出る場合があります。歯は万病の元と言われているので、注意が必要です。このカルシウムも青汁の栄養素なのです。

このように妊婦さんは普段よりも多くの栄養素の摂取が求められます。ですが、時に食事だけでは補えない場合があります。そんな時に、妊婦さんに必要な栄養素を全て含んでいる青汁は栄養補給に効果的といえるのではないでしょか。

さらに、青汁には妊婦さんが陥りやすい便秘や貧血といった症状にも効果があります。栄養の面だけでなく、症状の改善といった面からも青汁には利点が多いといえます。

せっかく飲むなら効果アップを狙いたい

今まで青汁にどのような効果・効能があるかについてみてきました。１６ほどの効果・効能から気になるものがあったでしょうか？もし、気になる内容があったなら効果をアップさせる飲み方によってさらに青汁効果を高めたいですよね。青汁を飲むときに実践したい内容を症状別にまとめました。

便秘改善に効果が高い飲み方とは？

便秘を解消したい場合は水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維の両方が入った青汁を選び必要があります。そのため「大麦若葉」と「明日葉」といった組み合わせが良いかもしれません。また、豆乳やヨーグルトなどの腸内環境を整える働きのある物と混ぜて飲むことも効果的です。

さらに、就寝前に青汁を飲むと腸内環境が整えられやすくなります。ただし、就寝前に青汁を飲むと活発な腸の動きのために睡眠不足になる場合があります。そのようなときは、就寝前ではなく朝食と一緒に飲むと良いといわれています。

栄養補給のために飲むなら？

栄養補給が目的の時は朝一番に青汁を飲むことがお勧めです。起床時はエネルギーが消費されているため、体が栄養を吸収しやすい状態にあります。朝に栄養を取り入れるなら体全体に栄養が行き渡りやすく血の巡りや脳の活性化にも効果があります。また、カルシウム不足の人は牛乳と一緒に飲むとカルシウムの摂取率がアップします。

美容効果を高める飲み方とは？

肌の再生は寝ている間に行われます。そのため、美容効果を高めたい場合は就寝の２～３時間前に飲むことをお勧めします。

さらに、青汁は原材料により栄養素が若干異なります。そのため、自分の目的に合った青汁を選ぶことも効果アップには必要となります。例えば「大麦青葉」には美白効果や肌の働きを活性化させる働きがあります。「明日葉」には肌の老化を予防したり、新陳代謝を促進する働き、紫外線のダメージから回復するのを助ける働きがあります。「ケール」には肌の保湿を高めたり、紫外線によるシミを予防したり、ホルモンバランスの乱れからくる肌荒れに効果があります。「よもぎ」は肌の新陳代謝を高め、ホルモンバランスを整える働きがあります。