青汁に秘められた効果・効能１６選！その魅力をたっぷり伝えます

なんと、青汁にはこの２種類の食物繊維が含まれています。青汁の原材料によく使われている「大麦若葉」「桑の葉」には不水溶性食物繊維がとくに豊富に含まれています。さらに、「明日葉」には水溶性食物繊維が多く含まれます。青汁から便秘の改善に必要な２種類の食物繊維をバランスよく取り入れることができるため青汁には便秘解消の効能があるといえます。

青汁は免疫アップに効果あり？

青汁は免疫力を上げるのにも効果的です。その理由の一つに先ほど述べた食物繊維の働きが関係しています。実は腸内には風邪ウイルスを退治するために働くリンパ球がいます。腸が正常に活動していないとリンパ球の働きが弱まってしまい、風邪ウイルスが退治されないまま体の中で増えてしまうのです。先ほど青汁には食物繊維が多く含まれているため、腸の働きを活発にしてくれると述べました。つまり、青汁の食物繊維によって腸の働きが活発になれば、腸内の環境も整えられリンパ球も活発に活動します。そのため、体の外からきた風邪ウイルスを退治してくれるのです。

さらに、青汁には免疫力を上げるのに必要なビタミンが多く含まれています。例えば、青汁に含まれるビタミンCは体内で免疫物質を作るために欠かせないものです。ビタミンKは風邪による炎症を緩和させる働きの強化に有効的です。βーカロテンにはウイルスの侵入を防いだ入り、体の粘膜を保護する働きがあります。免疫力を上げるビタミンがバランスよく豊富に入っているために、青汁は免疫アップに効果的だということができます。

青汁で疲労回復ができる？

青汁には疲労回復に必要な栄養素であるビタミンB1が含まれています。このビタミンB1は体の中の糖をエネルギーに変える働きをします。ビタミンB1が十分なエネルギーを作り出すことで、疲労物質が体内に溜まるのを防ぐことができます。つまり、ビタミンB1は疲労を体の中にためないために欠かせない栄養素といえます。

また、青汁に多く含まれるビタミンCも疲労回復には欠かせない栄養素です。ビタミンCは疲労回復に必要な他の栄養素を体内に取り込むのを助けるからです。また、ストレスに抵抗するホルモンを生成するのに必要な栄養素で、ビタミンCが十分にあることでストレスが軽減できると考えられています。ストレスが増えれば疲労感も増えるため、ストレスの軽減は疲労を感じにくくさせるのに必須です。

青汁には疲労回復に役立つビタミンが青汁にはたくさん含まれています。そのため、青汁は疲労回復に効果があるといえます。

青汁で上手に栄養補給

１日に摂取したい野菜の量は「３５０ｇ」と言われています。ですが、外食が多い人や朝食をあまり食べない人など食事だけで必要な野菜を摂取できない人もいます。そんな人にお勧めなのが青汁です。

青汁の原料となる野菜は緑黄色野菜です。そのため、ビタミンや食物繊維、ミネラルといった栄養素をふんだんに含んでいます。そして、生野菜よりも栄養素を体内に吸収しやすく作られています。ただし、青汁だけで１日に必要な野菜量を補うことはできません。あくまで、食事で不足している栄養を補うのに効果的です。

青汁によっては外出先に簡単に携帯できるため、どこで何をしていてもちょっとした時間で簡単に栄養補給することができます。もし、忙しくて食事が偏っていると感じる人は青汁で効果的な栄養補給をしてみてはいかがでしょうか？

青汁の生活習慣病への効能が気になる！

青汁は生活習慣病に効果があると言われています。生活習慣病の中でも代表的な糖尿病、脂質異常症の原因となる高コレステロール、高血圧への青汁の効能について説明します。

青汁は糖尿病に効く？

青汁に含まれる水溶性食物繊維は胃の中でゲル状になり、消化物が吸収されるのをゆっくりにする働きがあります。そのため、消化物の中から糖が吸収される時間もゆっくりになり、急激な血糖値の上昇を防いでくれます。また、血糖値を抑えるのに役立つとされているビタミンBやマグネシウムなども青汁には含まれています。これが青汁が糖尿病に効くと言われている理由です。

ここで、注意しておきたいのは青汁を飲むタイミングです。消化物がゆっくり吸収されるためには青汁を食前に取り入れることがカギとなります。また、水溶性食物繊維が多く入っている「明日葉」などの青汁を選ぶと効果的かもしれません。

血中コレステロールに効果があるの？

血中コレステロールを下げる効果には青汁に多く含まれているビタミンが関係しています。ビタミンCはコレステロールを胆汁酸に代えて体外に排出する働きをします。また、ビタミンEにはコレステロールを分解する働きがあり血液をサラサラにしてくれる効果があります。ビタミンBは体の中でコレステロールがドロドロした物体へと変化するのを防ぎます。

また、青汁の中に多く含まれる水溶性食物繊維はコレステロールや中性脂肪に付着して体の外へと排出する働きをしてくれます。これらの栄養素の働きにより青汁には血中コレステロールを下げる働きを助ける効能があるといえます。

青汁が血圧を下げるって本当？

血圧が上がる原因の一つに塩分の摂りすぎが考えられます。摂りすぎてしまった塩分であるナトリウムを体の外に排出する働きをしてくれる働きをするのがカリウムという栄養素です。このカリウムは果物に多く含まれているためカリウムを摂取した際に糖分を摂りすぎてしまうことがあります。そこで、助けになるのが青汁です。青汁の原材料である「大麦若葉」や「ケール」にはカリウムが多く含まれています。

また、青汁に含まれるSDO酵素が血圧の上昇を防ぐのに役立ちます。これらの理由により、青汁を上手に選ぶなら血圧を下げる効果が得られます。

青汁が持つ美容効果が知りたい！

青汁には美容に効果があるとされる成分が多く含まれています。今回は美容の分野ごとにどのように青汁に効果があるのかを解説します。

青汁には美肌成分がいっぱい

青汁に含まれているビタミン。これは美肌には欠かせない成分ばかりです。特にビタミンCはシミの原因となるメラニン色素を薄くし、コラーゲンの生成を助ける働きをします。そのため、メラニンが原因でできるシミを予防し、コラーゲンの効果でハリのある肌を手に入れることができます。また、ビタミンEやビタミンAは肌の新陳代謝を促して肌のくすみを予防してくれます。

青汁に含まれるルテイン、ゼアキサチンといった栄養素は紫外線から肌を守ってくれます。紫外線をブロックすることでメラニンの生成を抑制することができます。

青汁でお肌の老化を阻止しよう！

肌の老化には活性酸素が関係しています。活性酸素が増えてしまうと肌の細胞を傷つけてしまったり、新陳代謝が悪くなったりします。そのため肌が老化していってしまうのです。この活性酸素の働きを適切な範囲に戻してくれるのが、青汁に含まれているビタミンE、ビタミンB2です。これらのビタミンには抗酸化作用があり活性酸素の働きを阻止してくれます。さらに、ビタミンEには血液の循環を良くし、肌の血色を良くしてくれる働きもあります。よって、青汁には肌の老化防止に効果があるといえます。

青汁で肌荒れ改善できる？

肌荒れの原因は栄養の偏り、疲れ、睡眠不足など様々です。もし、肌荒れの原因が栄養の偏りであれば、青汁によって不足しているビタミンなどの栄養を補うことで肌荒れを改善することができるかもしれません。特に青汁に含まれるビタミンAには皮膚や粘膜を保護する働きや天然保湿因子を作り出すのを助ける働きがあります。そのため、肌の炎症を改善したり、肌の乾燥を防ぐのに役立ちます。

また、肌荒れには腸の働きの低下が関係している場合があります。記事の最初のほうの見出しで腸の働きと免疫アップが関係していることを書きました。実は、免疫が低下すると風邪をひきやすくなるだけでなく、体全体の働きが悪くなってしまいます。そのため、肌本来の機能も低下し、肌荒れなどの症状が生じます。そのため、青汁によって腸の働きを助けることが、肌荒れの改善に効果がある場合もありえます。

青汁でニキビは治せるの？

実は大人になってからのニキビは肌本来の機能が乱れていることが原因である場合があります。肌機能の低下は先ほどの肌荒れと同様に食生活の乱れや疲れなどが原因で起こります。そのため、ニキビの原因を取り除かなければ根本的にニキビを治すことは難しいと言えます。

ですが、ニキビの原因を取り除くと同時に、青汁を飲むことはニキビを早く治すのに効果的と言えます。それは、青汁の中にニキビを治すのを手助けする栄養素が含まれているためです。特にビタミンB2は脂質の分解をコントロールする働きがあり、ビタミンB2が不足すると肌が脂っぽくなりニキビができやすくなってしまいます。それで、ビタミンB2を体内に取り入れておくことは大切です。また、ビタミンB6は肌の抵抗力を高める働きをします。よって、青汁を飲むことだけでニキビが治せるわけではありませんが、ニキビを早く治したり、予防するのには効果的と言えます。

青汁にはアトピー改善効果がある？

アトピーの原因の多くは免疫力の低下といわれています。この低下の原因は、腸の働きの低下によるものや活性酸素の増加による肌本来の機能の低下などが考えられます。青汁に含まれる食物繊維が腸内環境を整えることで免疫力を高めるのを助けます。さらに青汁に含まれるビタミンが皮膚の新陳代謝を促進し、皮膚が本来持つ機能を助けます。このような理由により、アトピーにも青汁は効果が得られると考えられています。