『青汁サプリの効果・評価を徹底比較！目的別に選び方の基準を教えます！』

　桑の葉などがあります。

　近所のスーパーで売られているような野菜ではありませんね。

どの野菜を使った青汁サプリが良いかは、期待する効果によるかと思います。

　2.3　青汁サプリの形状にはどんな種類がある？

青汁をサプリメントタイプにしたものとしては、粒状のほかにゼリータイプのものもあります。

どちらも、携帯に便利です。ゼリー状のものは、水がなくても食べることができます。

ただ、味は、粒状のものはほとんどしないのに対し、ゼリー状のものは青汁独特の香りと苦みは感じるので、野菜そのものが苦手、という方は、粒状のほうが摂取しやすいですね。

3．青汁サプリの材料になっているそれぞれの野菜の特徴

どのサプリを選ぶかについては、青汁サプリに何を期待するかで決めるのがいいでしょう。

では、材料になっている野菜について見てみましょう。

3.1 ケール

アブラナ科の代表的な野菜で、最初に青汁になった緑葉野菜です。

ビタミンの含有量は緑黄色野菜の中でも多く、抗酸化力が非常に高いため、生活習慣病の予防、発がん性物質を抑えるなどの効果が認められています。

また緑内障などの目の症状に良いルテインを多く含みます。

独特の苦みが強いのが特徴です。各栄養素は、キャベツの数倍あります。

3.2　大麦若葉

大麦を若い段階で収穫したもの。大麦といえば、醤油、味噌、ビールなどにも使われます。

ケールと同様、高い栄養価があるが、ケールに比べて、味に癖がなくおいしい青汁になるため人気です。

非常に強力な抗酸化力を持つSOD酵素を含むことが特徴。活性酸素が増えすぎると、

シミ、しわなど、お肌の老化や生活習慣病の原因になりますので、それらを防ぐためにも有効です。普通の食事でSOD酵素を採るのは難しいので、青汁サプリの形で採ることは体のためにとても役に立ちます。

また、鉄分、亜鉛、カルシウムなどのミネラルを豊富に含むので、貧血予防に、また、豊富なビタミン類が抵抗力をつけてくれます。

3.3　明日葉

明日葉は強靭で発育が速い。今日摘んでも明日には葉がつく、ということから「明日葉」と呼ばれます。

背丈も1メートルほどに育ちます。日本原産とされ、八丈島、伊豆諸島などで収穫されるが、古くは中国の明の時代の薬草辞典にも名前がみられ、重宝されていました。

食物繊維、ビタミンB2はケールの約1.5倍と言われ、ケール、大麦若葉にも負けない豊富な栄養素を含みます。

明日葉に含まれるポリフェノールの仲間で「カルコン」という栄養素を含む植物は、世界でも数種類しかないといわれており、抗菌、抗酸化力があり、抗ガン、肥満に関してよい、また、血糖値を下げる働きもあるので、糖尿病の方にも良いです。

3.4　長命葉

「一株食べると、一日長く生きられる」と言われ、古くから沖縄地方では「命薬」（ぬちぐすい）と呼ばれ、珍重されてきました。

海岸沿いの断崖絶壁に自生していて、非常に生命力の強い植物です。

ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどを豊富に含み、血流改善効果、抗酸化作用などが確認されています。

機能性成分としては、クマリン類が含有されており、血流、リンパの流れを改善するので、冷えや凝り、むくみやすい方に良いと思いわれます。また血栓ができにくくなるので、脳梗塞や心筋梗塞予防になります。

3.5　桑の葉

今まで見てきた他の青汁サプリの原料は、すべて緑葉野菜でしたが、桑の葉はクワ科の落葉樹の葉です。

絹の原料になる蚕の餌としても知られています。また、葉だけでなく、果実、根っこ、枝までが古くから漢方薬、お茶として薬効成分があるとして利用されてきました。

葉だけでなく実や根、枝まで古くからお茶や漢方薬としても利用されています。

最新の研究でも、血糖値抑制効果のある「デオキシノジリマイシン」を含むことがわかり、

糖尿病の方には有効な成分として知られます。そして鉄、カルシウムなどのミネラル分も豊富です。

3.6　モリンガ

日本では「ワサビノキ」と呼ばれています。インド原産とされ、ミラクルツリー（奇跡の木）とも呼ばれます。

カルシウムが牛乳の4倍、アフリカでは『緑のミルク』として乳幼児の栄養補給に役立てられています。

またモリンガは葉、さや、種、花、根、すべてが食用になります。約90種類の栄養素が含まれるといわれ、便秘、抗がん作用、更年期障害、高血圧、口臭・体臭などに効果的とされています。

根や根皮にはアルカロイドを含むため、子宮収縮や流産の可能性があるとされるので注意が必要。

3.7　スピルリナ

「らせん形」をした濃緑色の単細胞微細藻藻類。約30億年前に出現し、現在でも熱熱帯地方の湖に自生しています。特に、ブルーグリーンアルジーと呼ばれる米国オレゴン州のアッパー・クラマス湖にのみ生息する藍藻が、栄養素、人体への消化吸収率の点おいて、ずば抜けています。

人工池で培養されることが多い他の種類のスピルリナやクロレラに比べて、自生しているこの種は、天然の栄養分が豊富であるといえます。

スピルリナは、タンパク質を豊富に含み、あらゆる栄養素を含む貴重な食料として、クロアチアやアフリカでの難民を救う食糧として提供された実績も持ち、最近ではアメリカのNASAで宇宙食としても採用されています。

しかし、妊娠中・授乳中の安全性については十分な情報がないため摂取は避けたほうがよいかと思われます。　

4．青汁サプリの飲みやすさ比較

一言で青汁サプリと言っても、形状、原材料、一度に飲む量など、違いがあります。

青汁サプリの形状は2種類。錠剤タイプとゼリータイプがあります。

4.1　粒状サプリのメリット、デメリット

メリット　：持ち運びやすい。手軽。青臭さはほとんど感じない。

　　　デメリット：粉状のものを水に溶かすタイプの青汁や生の青汁に比べ、加工されているのでどうしても吸収が良くないです。そのため、一度に10錠以上飲まないといけないものもあります。

いくら体に良いとはいえ、一度にたくさんの錠剤を飲みこむのは、なかなか大変ですよね。こういうことも、習慣になりにくい特徴になってくる可能性があります。

4.2　ゼリータイプのサプリのメリット、デメリット

メリット：ゼリーより少し柔らかく、プルプルした触感で、水がなくても食べることができます。

「黒糖抹茶青汁寒天ジュレ」などは、もはやデザート！という感想が寄せられるくらい、黒糖と抹茶の味と青汁の苦みがマッチして、おいしく食べられるようです。

また、使用されている甘味料も天然のもの、黒糖、ココナッツの花蜜であり、安全です。

デメリット：青汁独特の青臭さを消すため、人工甘味料が含まれているものもありますので、注意が必要です。

健康に気を付けているのに、知らず知らずそういった添加物を取り続けることになることだけは避けたいものです。

5.美容のためにはどんな青汁サプリを選べばいい？

5.1　お肌の状態がよくなるためには？

美肌三大栄養素として、「たんぱく質・ビタミンＡ・ビタミンＣ」の摂取は重要です。