青汁の栄養で効果を得るための必要不可欠な4つのポイント

ただし、気をつけなければならないのは、ちゃんとした野菜が入っているかです。ただ単に数値が高くても余分なものが入っていたら意味がありません。注意して内容物をチェックしましょう。

8.青汁の栄養を正しく得るための注意点

8.1 飲み続けることが大事

青汁は医薬品などではなく、飲んだらすぐに効果がでるなどということはなかなかありません。中にはすぐに便秘を解消できたという人ならいるかもしれませんが、すぐに栄養補給ができて、体調が改善されるなどといったことはまずありません。大事なのは飲み続けることなんです。

肌の細胞は、1ヶ月くらいのタイミングで生まれ変わります。骨は3ヶ月かかります。つまり、これらの周期のタイミングでしか、効果というのは実感できないのものなんです。つまり、少なくとも1ヶ月は続けなければなりませんし、それの繰り返しで体がどう変化していくかをチェックすることが大事です。逆にやめてしまった場合に、戻るのはとても早いものです。そのため、やめずに続けられる飲み方を考えていきましょう。

8.2 自分にあった青汁選び

まずは、自分の青汁に対する気持ちも考えなければなりません。苦いのが嫌なら、粉末、錠剤タイプにする。面倒くさい飲み方は嫌なら、錠剤タイプや液体タイプはやめて、粉末タイプにする。このように自分が長く続けられるタイプを探すことが先決です。

以前は、液体タイプじゃないと栄養が入ってないと思われていましたが、現在は製造技術の進歩により粉末タイプでも十分に栄養価が高くなっています。まずは、自分にあった青汁を選択しましょう。人気ランキングなどで青汁を選ばないことが大事です。

8.3 妊娠中はどうなの？

妊娠中には、何かと食事などが偏ったり、つわりや妊娠による食べ物の嗜好が変わることなどで、どうしてもビタミンやミネラルが不足がちになります。そんな中、毎日継続して栄養素を摂り入れるのに青汁は最適です。また、妊娠中は便秘にもなりがちなので、食物繊維を青汁から豊富に摂ることで便秘を改善できるかもしれません。それ以外にも妊娠中は鉄分不足になり貧血にもなりやすいので青汁で補充することでケアすることもできます。

8.4 医薬品との飲み合わせ

青汁は食事であるので基本的には医薬品との飲み合わせなどは気にしなくていいのですが、ワーファリンを処方されている場合だけは特に注意が必要です。ワーファリンは、死蔵や血管の病気のある人で血液が固まりやすい状態にある人の血液を固まりにくくするための薬です。

とても使い方が難しいといわれており、青汁を飲むとビタミンKがワーファリンの効果を打ち消してしまい、血液を固まらせてしまい心臓などの病気を悪化させてしまう可能性があるため、ワーファリンを飲む人は青汁を飲まないようにしましょう。

9.青汁のアレンジ方法

9.1 青汁は混ぜて飲んでも大丈夫

青汁は、どうしても子供は苦手な場合が多いです。しかし、野菜が苦手な子供は、野菜をそのまま食べることにも相当な抵抗があるようです。そんな場合にはまだ、液体の方が子供も飲みやすいことが多いようです。そのため、牛乳やヨーグルトと混ぜることで青汁の臭さが軽減され、子供でも飲めるようになります。また、それ以外にもリンゴジュースを混ぜても飲みやすいようです。

9.2 ヘルシーにすることも

青汁はそれだけでもビタミンやミネラルが豊富なので、すでに健康的な飲みのですが、豆乳と一緒に飲むことで相乗効果を期待することができます。豆乳は大豆タンパク、サポニン、大豆イソフラボンなどが含まれており、青汁の野菜と大豆の力を両方得ることができます。

また、豆乳自体は、人によっては匂いが苦手な人もいますが、青汁と混ぜることでお互いの匂いが打ち消し合い、クセのない匂いになり飲みやすくなるといわれています。

10.栄養がバランスよく入ってる青汁

10.1 サントリー極の青汁

九州産の原料を中心として使用しており、熊本県阿蘇で土からこだわって栽培された大麦若葉、パワースポットとしても知られる鹿児島県屋久島などで育った明日葉から作られた青汁だから、西日本産にこだわりたい方におすすめです。さらに、ポリフェノールであるケルセチンと、お通じによいフラクトオリゴ糖も配合していて、お腹の中まで野菜のパワーがしっかり届きます。

味は、煎茶と抹茶をブレンドしていて、えぐみや臭みが少なく飲みやすくなっています。飲みやすく、水にも溶けやすいから、喉越しがよくて飲みやすい青汁です。

10.2 マイケアふるさと青汁

マイケアのふるさと青汁は、なんと東京都八丈島産の貴重な明日葉をたっぷりと使用しています。八丈島といえば、まだ手つかずの自然が残った場所で、温暖な土地。そんな土地で育った貴重な明日葉は栄養たっぷりなのです。八丈島は、火山性の地質であり、黒潮のミネラルをふんだんに吸収できる環境にあります。

明日葉の特有の栄養素である、カルコンとカリウムが豊富に含まれるのが特徴です。青汁といえば有名なのがケールですが、実はどんな栄養素を比べても明日葉の方が含有量が高いというデータもあります。このふるさと青汁は、農薬や化学肥料不使用なので安全性を求めたい方にもおすすめの青汁です。

10.3 サンスター　健康道場　粉末青汁

国産100%にこだわり、野菜はブロッコリー、けーる、明日葉、大麦若葉、モロヘイヤの5種類を使用しています。しかも、甘味料や保存料などの添加物は一切使用していません。全く余計なものは入っていないから、安全性にこだわりたい方におすすめです。

多くの青汁が、大麦若葉などの単品であることが多い中、サンスターの粉末青汁は5種類もの野菜を使っているから、野菜不足を解消したい方、不規則な食生活の方、外食が多い方にもおすすめです。1袋になんと野菜100g分も入っているというから驚きです。食物繊維は3.6gも含有しています。水だけでなく豆乳などにも溶けやすいのでアレンジしやすいですよ。

10.4 キューサイ　ケール青汁（冷凍タイプ）

かつてCMで話題となったキューサイの青汁は、青汁の定番商品です。粉末タイプが主流になる中、冷凍タイプも根強い人気があります。冷凍タイプが優れているのは、絞った時の生きたエキスをそのままに閉じ込めているという点です。絞ってからマイナス40度で急速冷凍しているから、栄養素が壊れずにフレッシュな状態をキープしています。

粉末タイプよりももっと本来の青汁の苦味や青臭さを味わいたいというツウな方にもおすすめの商品です。

11.まとめ

青汁の栄養について、紹介しましたがいかがでしたでしょうか。青汁は苦いことだけが先行して世の中に知られていましたが、実際には普段の食事からは摂りにくい栄養が手軽にしっかり採れるものなんです。美容やダイエットを気にしている方、残業続きで栄養バランスが気になっている方、野菜嫌いの子供のいる方、あまり一度に多くの食事を採れないお年寄りの方、栄養が崩れてくる妊婦さんなど、いろいろな方に青汁の栄養は貢献できると思います。