2.炎症を起こして痛い赤ニキビは?
炎症を起こして痛みを伴っている赤ニキビは、毛穴にたまった皮脂をエサにアクネ菌が増殖してる状態です。ニキビがない方の肌にも存在しており、毛穴の皮脂をエサに増殖すると言われています。いわゆる常在菌と呼ばれるもののひとつです。
このアクネ菌が増殖すると、赤く炎症を起こすような遊離脂肪酸などが毛穴に生み出されて、炎症から痛みが発生するようです。『ホルモンバランスの乱れ・ストレス・睡眠不足・脂っこいものや甘いもの・乾燥肌・過度なスキンケアなどが原因で、皮脂の過剰分泌からアクネ菌が増殖すると、これらが痛みを伴う赤ニキビの原因と言えます。
2-1.常にかゆみを伴う赤ニキビはまた違う!
出典 | kirei-kenkou
かゆみを伴う赤ニキビというのは、痛みがある赤ニキビとはまた違って、『乾燥』と『使用している化粧品が合わない』可能性が高いと言われています。
乾燥による肌の潤い不足と伴に起きる肌機能の低下・化粧品が肌に合わないことで肌の機能低下して、痒みを起こす菌・ダニ・アレルゲンなどから肌を守ることができずに、かゆみにつながるといわれています。
2-2.皮脂の過剰分泌が起こる要因とは?
皮脂の過剰分泌はなぜ起こってしまうのでしょうか。1つには不規則な生活が挙げられます。夜更かしや睡眠不足、脂っこい食べ物ばかり食べるなどの不摂生が影響してしまいます。体内リズムに合わせて規則正しい生活を送っていれば、肌本来の機能が正常に作用し、皮脂の過剰分泌は起こりません。
もう1つは皮脂の過剰分泌を気にして、過度に洗顔を行うことが挙げられます。過剰洗顔により乾燥した肌は、肌の防御機能を働かせて皮脂をたくさん分泌してしまいます。赤ニキビの原因を作り出すことがあるので注意したいところです。
2-3.痛みのない赤ニキビも存在する!
出典 | kirei-kenkou
だいたい痛みを伴わない赤ニキビは、炎症が落ちついてきた状態だと言われているんですね。痛みやかゆみがピークに達してから3~4日ほど経つと、そういった状況になるようです。
しかし、痛みはなくても、赤ニキビの炎症を落ち着かせるために、体だけではなく肌も守る血中の白血球とアクネ菌の戦いがおきて、アクネ菌だけではなく白血球も滅びることから、死骸(膿)がでてしまって、炎症が落ち着いてもプクッとした白い膿が目立つとも言います。
2-4.混合肌による赤ニキビは厄介
他にも、肌質によっては赤ニキビと白ニキビが混合するケースもあり、『混合肌(乾燥肌+脂性肌)』の方に多いと言われています。特に、Tゾーンといった皮脂が分泌されやすい部分には、皮脂をエサにするアクネ菌の増殖から「赤ニキビ」ができるといいます。
一方、乾燥しやすいTゾーン以外(Uゾーンや背中)は、潤い不足による肌機能の低下から、肌の再生のターンオーバーがうまくいかず、古い角質やちょっとした皮脂もたまりやすくなって「白ニキビ」になると言われています。
2-5.赤いニキビって正確にはどんな状態を指すのか?
お肌の毛穴内部でアクネ菌が増殖すると、リパーゼという脂肪分解酵素によって皮脂を遊離脂肪酸に分解します。遊離脂肪酸は炎症を促進する作用があるため、放っておくと赤く炎症を起こす可能性が高いと言われています。
さらに、好中球の過剰反応を誘発する好中球走化性因子、同じく免疫反応による炎症をもたらすサイトカイン、さらには、MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ)といった物質を産生します。こうした働きによって、ニキビは赤く炎症を起こし、腫れあがってしまうとのこと。この状態は、もはや重症化した皮膚炎と考えるべきでしょう。
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